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#344 人はどう老いるのかより、自分の正義感とまっとうな医療

こんにちは
ヤギです

今回は以前より紹介している書籍【人はどう老いるのか】より気になった部分が有りましたので記事にしています。
みなさんのご感想もいただけると幸いです。

お医者さんもこんな事があるのか
と驚きました。
それが以下の一節です。

超音波診断機器はリースですから毎月43回以上使ってもらわないと赤字になります。使用期限の切れた薬は廃棄せざるをえませんから。特に高額の抗生剤が廃棄になると大きな損失になります。クリニックの収益は先生がされる検査と治療からしか発生しないので、先生にお願いする以外ないんです。このままだと職員の給料も払えません。先生の診療に看護師さんや看護師さん、事務職員の生活が変わってるんですそこまで言われて端と気づき気づきました。自分の正義感だけで、まっとうな医療をする事は独善に過ぎないということです。

これは病院側が医者に向けて言った内容です。
これを聞いて皆さんどう思いますか?

まぁ経営だからしょうがない?
人の命は商売なのか?…などなど
さまざまな感想があると思います。
わたしなりに考えたことをまとめていきます。

○自分の正義

もし私がお医者さんなら僕は久家先生同様に無駄な薬は出したくないです。
とりあえず湿布だってどんどん出すでしょ。
ただの気休めなのに。おかしいでしょ。

ただ、患者さんの中にはとりあえず薬を出せ、湿布を出せ
というような方も多くいるのは存じております。

お医者さんも大変だよね、、

○病院(経営側からして)

どんどん薬を処方してほしいし、入院期間は伸ばしてほしいし、あるものはどんどん使ってほしい。手術もどんどんする。
だって売上になるから。

入院のベットに空きがあればそれだけ収入は減りますからね。
人によっても金額は違うのでもし満床の際に新しく入院する人が来たら、入院費が高い人を入れて、安い人を退院させる。

まぁ確かに売上のことだけを考えればそのとおりです。
僕もそう思います。

○が、しかしそれでいいのか?

売上はもちろん必要です。こうした問題は過去にもさんざん言われていますが、変わっていないということはそういうことなのでしょう

そして患者(医療を受ける側)は知識がないだけです。
サービスだから使わなきゃ損でしょ。そう思っている方も多いと思います。
もちろん病院は大事な機関です。なくてはなりません。
しかし、現状の医療制度をみても限界なのかどうかくらいわかるはずです。

人生観のところでもお話しましたが、
やはり大事なのは教育です。
この医療費はなんで1割なのか?ぜひ考えてほしいです。

別に病院に行くのが悪いというわけではありません。

安いから、暇だから、話し相手がいないからとりあえず病院に行こう

というのがおかしいです。
それは病院側も来るなと言えないのでね…

○日本が導入すべきこと

  • 患者教育

  • 病院受診の流れを変える

これらが必要だと考えます。
まず、患者教育というのは先程も書いたような、安いから、暇だから、話し相手がほしいからなどなどそんなふざけた理由で病院に行くなと言うことです。風邪を引いたらまずは市販薬で十分です

また、オーストラリアなどではGP(総合診療医)をまずは受診します。その後検査などは次の過程になるわけです。以下のブログが参考になりましたので載せておきます。

日本も同様にすべきだと考えています。
誰でも最高の質の医療が受けられるのが今の日本です。
しかし甘すぎると私は思っています。

僕の周りにもとりあえず病院に行ってくるという方が何人もいます。
不安だから…などなど理由はありますが結局のところ、
勉強が足りていないか
人生を楽しめていないか

どちらかだと思っています。

おそらく後者も大きく関わっているでしょう。

こちらの記事でも紹介していますが、大事なのは『いきがい』なんです。
最高の老後は全世代が読むべき1冊です。


いきがいや医療、介護制度についての勉強会を開催する健康寿命を伸ばすジムやっぱ経営したいね。
今後も考えたことをまとめていきます。
感想などいただけると僕の勉強にもなりますのでお待ちしております。
拡散してくれると嬉しいです!

以上です
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回もお楽しみに
ではまた

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