名刺代わりのごあいさつ
はじめまして。
僕の note を読んでくださってありがとうございます。
「山野靖博」という人間に1ミリでも興味を持ってくださったあなたに向けて、自己紹介のかわりにこの記事を書いてみたいと思います。
だいたい全部で9000文字ぐらい。
気になったところだけ飛ばし読みしていただいてもOKです!
下が、この記事の目次です。
1、どんなことをしているのか
僕は「いつも愉快な気持ちで生きていきたい」という思いを、とても強く持っています。
どんなシチュエーションでそのような思いに至ったのかははっきりと覚えていませんが、小学校中学年ぐらいのときには「僕はサラリーマンにはならない」と決めていました。
その後、紆余曲折を経て、いまではいろんなことをしながら生きています。
僕の生活を、一般的に「肩書き」と呼べそうなものに落とし込むと、こんな感じになります。
メインの活動フィールドは「俳優」と「歌手」ですが、一年を通してそればっかりをやっているわけではなく、ワークショップを企画したり、そういった場に歌唱指導として関わったり、個人的に歌を教えたり、新しい舞台の企画を立ち上げたり、こうして note に文章を書いたりしています。
「優先順位はどうなってるんですか?」「いちばんやりたいこと、本当はどれなんですか?」とか、たまに聞かれたりすることもあるんですが、僕の中ではこれらのことに特に優先順位はありません。
優先するとしたら、「その瞬間に楽しいこと」を常に選択し続けること、でしょうか。
それぞれの活動を、ちょっとだけ丁寧に説明してみます。
●俳優
現在、大きなところでは、ミュージカルの舞台で活動をしています。いわゆる、商業ミュージカルと呼ばれるジャンル。
これまでに「ジャージーボーイズ」「ビューティフル」「ナターシャ・ピエール・アンド・ザ・グレート・コメット・1812」「天保十二年のシェイクスピア」「SPY×FAMILY」「ラグタイム」「スウィーニー・トッド」などの作品に出演しました。
こういった仕事の仕方だと「ミュージカル俳優」と呼ばれることが多いのですが、僕自身は会話劇(いわゆるストレート)の芝居にも出ているので、シンプルに自分のことを「俳優」と思っています。
映像系の仕事はやったことがありませんが、とっても興味があります!
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ちなみに、僕が好きな俳優は(挙げたらキリがないんだけど)アル・パチーノ、ロバート・デ・ニーロ、マーク・ストロング、アラン・リックマン、近藤正臣さん、菅田俊さん、田中泯さん。すごく影響を受けています。
●歌手
小さい頃から歌うことが大好きでした。好きが高じて、東京藝術大学というところで声楽の勉強をしました。オペラをメインに勉強していました。
在学中からクラシック音楽の現場で仕事をしていましたが、じつは小学生の頃からギターを弾くのが好きで、よくフォークソングなんかを歌っていました。
さいきんは、クラシックの仕事は少なくなりましたが、自分で弾き語りのライブを企画したり、ジャズトリオと一緒にライブを開催したりしています。他の方のライブのゲストシンガーとして呼ばれることもあります。
また、ミュージカルの現場では、「歌声」を自分自身の最大の武器として、いつもガシガシ戦っています。
僕が好きな歌手は、山下達郎と高田渡。日本でいちばん歌が上手いと思う男性シンガーは玉置浩二さん。女性なら松任谷由実さんか山本潤子さん。
オペラのフィールドなら、チェーザレ・シエピみたいなバス歌手になりたい。ジャズならジョニー・ハートマンのような声が憧れです。
●歌を教える教師
●ワークショップコーディネーター
どこかの教室に所属して、定期的に教えているというわけではありませんが、要望があれば個人的に歌のレッスンを開講しています。
また、芝居をずっと一緒にやっている中原和樹という演出家と組んで、ミュージカルのワークショップなどを定期的に開催し、歌唱指導として関わっています。
「5時間でワンシーン作る」とか「2日間で作品を1本上演する」とかいう、けっこうスピード感あるタイプのワークショップですが、いつも素敵な出会いがあって本当に心動かされます。
昨年山梨で開催したワークショップでは、その参加者が「こんな素敵な時間、1度きりだなんて悲しい!」と、劇団を立ち上げるということまで起きました。山梨で活動する演劇サークル「Life」といいます。
これからもたくさんの人に出会って、音楽の素敵さを伝えていけたらいいなと思っています。
●企画立案者
これは「肩書き」になるのかどうかわからないですが。
さまざまな企画を立ち上げるのが好きです。
山梨を中心に、これまでもたくさん企画を立ち上げました。
レストランでさまざまな音楽ジャンルのコンサートが聴ける「音楽超詰」や、山梨の若手演奏家の横のつながりを作ることを主眼とした「勉強会」という名前の演奏会。
歌とピアノとフルートでモーツァルトの作品ばかりを扱ったコンサート。イタリア古典声楽曲ばかりを集めたリサイタルなどなど。
さいきんでは、山梨大学の学生たちが自主制作したミュージカルを県でいちばん大きなホールに持ち込んで、山梨にゆかりのある演奏家や人材、地場産業とコラボして県産ミュージカル「シンデレラ」として上演したり。
あるいは、山梨県甲府市の小瀬町に伝わる「天津司の舞」という人形神楽をモチーフに、俳優、ダンサー、和楽器、洋楽器、ミュージックコンクレートなどと融合させた新作の音楽劇「ヤマガヒ」を作ったりしました。
「シンデレラ」は800人のホールが2回公演で満席となり、また、僕が関われなくなってからも再演が続いたりました。
「ヤマガヒ」は超満員、とは行きませんでしたが、ご覧いただいたお客様からは「初めての体験をした」「たくさんのことが自分の中でグルグル回ってる」といったような感想をいただきました。
思いついたら行動しないと気が済まないタイプなので、これからもいろんな企画を立ち上げていくんだと思います。
●文章を書く人
子供の頃から、本を読んだり、物を考えたりすることが好きでした。
自分が「モノを考えるのが好きなんだ」と自覚したのは、小学校4年生ぐらいのとき。母の愛読書だった漫画、榛野なな恵さんの「Papa told me」を読み始めた頃でしょうか。
父子家庭と聡明でチャーミングな少女を扱った物語なんだけど、そこに現れてくるさまざまな登場人物たちの「思考」に、僕は強く惹かれたんです。
中学生になってからは「ソフィーの世界」からスタートして、池田晶子さんをはじめとした、図書館にある「ちょっとソフトな哲学的読み物」の棚を制覇したし、プラトンを軸にして哲学書なんかも読みました。
けっこう偏屈な若者だったっていう自覚はあるんだけど、さまざまな経験をして、いまでは柔軟に生きられるようになってきたと思っています。
でも、相変わらず考えることが好きです。どうやら「物事の本質を見抜く」ことに、魅力を感じるみたい。
考えること好きに付随して、文章を書くことも大好き。小学校の頃から自分でホームページを作ってブログを書いたり、高校時代にはmixiに長文の日記を書いたりしていました。
いまではこうして note に、日々考えたことを書くことが僕にとって非常に重要な精神安定の儀式になっています。
いつかは本を出したりしたいし、あるいはこの note の収入だけでご飯が食べられるぐらいにまでいきたいけれど、まあ、いまはのんびり、自分の書きたいことを書いています。
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世間的に「肩書き」と呼べるようなカテゴライズはこんな感じ。
さらに僕のことを知りたい方は、こんな記事も読んでみてください。
自分のヒューマニティを説明するのに、「好きなもの」を列挙することがありますが、僕としてはその人の「嫌いなもの」こそ、その人らしさを表すんじゃないかなと思っています。
というわけで、僕の「嫌いなもの」についての記事。
さらに一歩踏み込んで、僕が受けた「ストレングス・ファインダー」の結果をシェアしています。
僕自身が持っている「強み」がなんなのかを、5つの資質に絞って紹介〜。
2、山野靖博の簡易年表
生まれてから、どんな経歴を辿ってきたのか。簡単に年表にしてみました。未来の予定も書いてあります。笑
3、オススメの記事
名刺代わりに読んでいただきたい記事をまとめました。
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芸術を信じて疑わない人たちへ
僕の note の中で、もっとも多く読まれ、もっとも多くシェアされた記事。
もっとも多くサポートをいただいた記事でもあります。
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「芸大卒のオペラ歌手は使いづらい」という現場の声
これもかなり読まれて、かつ、かなりシェアされました。
主に、芸大関係者からは叩かれ、他の音大関係者からは共感されました笑
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歌いたい心を殺された人たちへ
僕自身が歌や音楽が大好きだからこそ、ひとりでも多くの人に伝えたいことを書きました。
僕が歌うとき、あるいは歌を教えるとき、ここに書いたような気持ちが常に根幹にあります。
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芝居関連の記事を2本
僕のいまの主な収入源である舞台作品のなかで「アンサンブル」と呼ばれる役割を担う俳優としての価値観について。
こっちは、「ヤマガヒ」という不条理演劇的要素を持った作品を作ったときに、「不条理演劇」に馴染みのない人にでも「不条理演劇」に抵抗感を持って欲しくないなと思って書いた記事。
どちらの記事からも、僕の演劇愛が伝わると思う。
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音楽と歌関連の記事もご紹介。
「歌を教えたり、歌手をやったりしてる」というとよく聞かれる質問について、僕なりの考えをけっこうシビアに真剣に書いています。
これはちょっとしたハウツー的な記事。
音楽に密接に関わる表現のフィールドで活動しているのに、音楽に対して苦手意識を持っている人たちに向けての、助けになればいいなと思って書いたものです。
僕のなかでの音楽の定義、について書いた記事。
「音楽とは、宇宙にある音に秩序をもたらそうとする営みのこと」という考えと、その説明です。
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あとはノンジャンルというか、日々、僕が考えていることのアウトプットたち。
「好きなこと、楽しいことをして生きていきたい」と思っている僕ですが、この記事ではそんな僕の人生観がかなり率直に書かれている。
楽しく生きていきたいからこそ、自分にとっての「楽しくないこと」に敏感でいるということ、とても大切だと思っています。
この記事では僕にとっての「楽しくないからやめた」ことをたくさん紹介しています。
たぶんもう、うすうすお気づきかとは思いますが、僕はできるだけ「楽に」生きたいと思っています。
ゆえに、「高すぎるハードル」を目の前にしても、頑張って飛び越えるんじゃなくって、「どうにかしてくぐって進んじゃえ」って方に頭が働きます。
ちなみに、この記事を書いたときよりも、筋トレに対する自分に最適な方法論は進化してます。笑
これも、「楽しく生きる」ための僕なりのノウハウ的な。
これを読んだ大学の後輩が「僕は自分に厳しすぎるみたいです」ってリアクションをくれたのがほんっとに嬉しかったなあ。
生きていくって、とっても大変なことだと思うんです。
僕は、その「大変さ」を乗り越えるために、哲学を愛したり、音楽を愛したり、お芝居を愛したりしているわけ。
そんなところからスタートして書き始めた記事。
芝居関連の話からスタートしてますが、これも僕の人生観を如実に表している。
すべての人がこうなるべき、とは一切思わないけれど、「ちゃんとすることが苦しい」っていう人はかならず一定数いるし、
その人たちが親や社会からの教育を疑わずに、それに応えようとただただ「ちゃんと」生きようとして苦しんでいるだけになってしまうのは切ないと思っています。
「ちゃんと生きられる」ことも才能。
「ちゃんと生きない」ことも才能。
僕のなかには、「人間は誰しもがその人固有の個性を持っていて、だからみんな素敵なんだ」っていう思いがあるのですが。
世の中にはそうじゃなくって、「自分じゃない誰か」に過剰に憧れてしまう心の動きを持った人がいるみたい。
でもそれって、苦しいよなあ、って思うのです。
これだけの文章を書いていることからお分かりの通り、僕は書くことが、とりわけ「論理的な文章を書くこと」が好きなのです。そして、自分の考えを言語化することが得意だとも自覚している。
けれど、だからこそ、「言語化してしまったら失われてしまうものたち」の存在も理解しています。
僕自身が言葉を大好きだと思っているからこそ、「論理的な言葉」も「感覚的な言葉」も、どちらも大切にしたい。
「世の中には、いろんな人がいる」っていうこと。
とっても基本的で当たり前なことなんだけど、社会の中ではないがしろにされがちなことだと思う。
この記事では「HSP」という状態について書くことを通して、「いろんな人がいて、それぞれに最適な居場所が見つかればいいのに」って思いを共有しています。
ちょっと番外編。
人前に出る仕事をしているから、ファンの方たちから「差し入れ」をいただく機会が多くて。
で、たまに「今度の差し入れ何がいいですか?」とか「好き嫌いとかありますか?」みたいな質問を受けるので、それだったら「貰って嬉しいもの」をまとめて公開しちゃったらいいかなーと思って書いた記事。
何気にアクセスが多め。笑
4、有料マガジン「やまののパトロンズ」について
現状、ひとつだけ有料の継続購読型マガジンを運営しています。
「やまののパトロンズ」という名前です。
その名の通り、「やまののパトロン」になりたいという方に入っていただくコミュニティです。
だから、他の有名なインフルエンサーさんたちのような「月額800円でこんなに役に立つ情報が手に入るのか!!!!」みたいな記事はありません。笑
むしろ、役に立つ系の記事は無料で公開しています。
「やまののパトロンズ」に投稿する記事は
・日々のとりとめもない日記
・稽古場や本番期間中に考えたこと
・自主企画ライブの先行情報や予約案内
みたいな感じです。
一種の「パトロンサロン的な機能」を果たしているマガジンだと理解してください。
無料記事ではぜったいに書かないような、「今日はこれを食べました」みたいなどうでもいい日常系の記事をむしろ読みたい、と思ってくださるほどに僕のことを好いてくださる方ならば楽しめるマガジンだと思います。
もちろん、僕のライブや自主企画を応援したい!という方であれば、さまざまな先行案内もいたしますので、お得だと思います。
金額は月額500円です。
目指すは300人の購読者、なのですが、現在は34名ぐらいです。
購読者が300人を超えると、このマガジンからの売り上げだけで、僕の生活が成り立つので、お金の使い道がかなり自由になります。
その分、「パトロンさん限定の無料ライブ」を開催とか、自主製作のCDや本なんかを作っちゃうとか、面白いことがどんどんできるようになっていくっていう計算です。
「山野が面白いことするためのサポートをしたい」と思ってくださる方、ぜひご購読くだされば嬉しく思います。よろしくお願いいたします。
5、ファンクラブ「pretzclub」について
事務所公式のファンクラブを開設しています。
その名も「pretzclub」。読み方は「プリッツクラブ」です!
僕のあだ名が「プリッツ」ゆえのネーミング。ぜひ親しんでいただければと思います。
「pretzclub」にご加入いただいた際に受けていただけるサービスは
です。
会費等はこちらとなります。
入会ご希望の方はこちらのページにアクセスいただき、申し込みフォームにてご連絡ください。
入会の手続きについての詳細や、会員規約等をご案内いたします。
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自己紹介の記事は以上です!!!!
ここまでの長文、読んでくださって本当にありがとうございました。
少しでも興味を持っていただければそれだけで本当に嬉しいし、
あなたの日々の生活の中で、本当に時たまでも、僕のことを思い出してくださったのなら、それだけで幸せです。
またどこかでお会いできますように。
山野靖博
読んでくださってありがとうございました!サポートいただいたお金は、表現者として僕がパワーアップするためのいろいろに使わせていただきます。パフォーマンスで恩返しができますように。