過去制作作品のスコアを公開しました。

過去制作作品のスコアをネットにアップロードした。

家の書類を整理していると古いUSBが出てきた。
過去に制作した楽譜のデータが何作品か保存してあった。

「現代音楽」というジャンルで楽譜をいっぱい書いていた。
オーケストラ作品は武満徹作曲賞、吹奏楽作品は全日本吹奏楽連盟作曲コンクールに応募したものだ。

おそらく2015年から2019年にかけて制作したもの。
おそらくというのは、自分がこの作品を見返すとは思わずに制作年を記録していなかった杜撰さの表れである。

「現代音楽」、どこにも需要がない、いや、人様の需要のためになんて書いてない、自身の内側、精神の表現、哲学の創作。
人様の需要のためになんて書いてないなんて思いながら誰にも気づかれないのが辛くて死んでいく心。

気づかれたくて、賞に作品を送っていた。

毎年、「これで賞獲れなかったら死のう」と思っていた。

全然獲れなかった。

現在2024年である。生きている。


生きている私が、この楽譜たちを見て思ったこと。
「若さスゴ」。「細か」。「これ実際演奏できんのかよ」。
そして
「もったいな」。

「もったいな」である。

賞は獲れなかったが、ある人間が作品を作ったという事実には変わりない。でも自分だけで持ってたってしょうがない。発信しなければ全て無かったことになる。

有料で公開することも考えたが、公開したとて手に取るのは「現代音楽」を勉強する音楽家のみだろう。しかも賞を獲ったこともない自称作曲家の楽譜を見るために金を出してくれる人がいるなんて考えられないし。

じゃあもう、とりあえず見てもらった方が良い。

楽譜が読めなくてもいい。「こんなん読めるかあ」でも「きも」でも良い。

感想が欲しいです。

こちらから閲覧できますのでよろしくお願いいたします。

また、改めて自身の作品に向き合い反省し今後の創作にいかすべく、解説記事もアップする予定です。そして、現在シンセ音源を使用したデジタルリリースの音楽作品を制作中なので、それまでの繋ぎとして何かしら(決めとけ)の記事を更新していく予定です。


生きてます。

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