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横浜国立大学 留学体験記 エジンバラ大学

今回は、今年6月にイギリスから帰国されたばかりの、経済学部のR.Kさんにインタビューさせていただきました!


【概要】

・留学期間:大学3年生の9月~大学4年生の6月

・留学時期:2021年9月~2022年6月

・滞在先:イギリス(スコットランド)のエジンバラ大学

・留学形態:交換留学

・就活経験:あり

・単位互換制度:申請中


【目次】

  • 留学のきっかけ

  • 留学中の生活

    • 授業

    • 現地学生との交流

  • 留学と就職活動の両立

  • 留学に持って行った方がいいもの


Q1.最初に留学をしようと思ったきっかけは何ですか?

 小さいころから留学にあこがれていました。実際に、高校でアメリカに姉妹校訪問・大学で1か月間のエジンバラサマースクールに参加するなど、短期間留学に行く機会を利用してきました。しかし、長期間しっかりと海外で生活してみたいという想いと、英語を上達させたいという想いから交換留学に応募しました。

Q.2世界大学ランキング上位のエジンバラ大学ですが、授業の様子に特徴はありましたか?

 1つの授業に対して、講義を聞く時間とディスカッションをする時間が設けられていました。ディスカッションに備えて20~30ページのテキストや論文を読むこともありました。すべてを読み込むと何時間もかかるのですが、ディスカッションが出来る程度まで読み込むのであれば、2/3くらいをしっかり読み込んでキーワードを抜き出せば対応出来ました。

Q.3テストの形式について教えてください

 report課題とexamの2種類ありました。reportは日本同様のレポート課題です。examは制限時間内にレポートを書き上げる形式のテストです。例えば、3時間で2000語や24時間で数千語というような具合です。どの授業も盗作には厳しかったので、参考文献の記述など論文の書き方には非常に気を配りました。

Q4.留学中はどのように現地の学生と交流されていましたか?

 現地の学生とは、主に①Japan society日本語学科の2つのコミュニティで交流していました。
 Japan societyとは、日本に興味がある学生が集う場所です。日本人留学生や現地の学生が集まっていました。季節ごとにハロウィンパーティやクリスマスパティなどのイベントが開催されていました。毎週水曜日には大学のそばのパブで飲み会をしていて、そこで友達を作ることが出来ました。また、パブで飲み会をしている他の団体の方とも交流することが出来ました。
 日本語学科では、現地学生のメンターをしていました。エジンバラ大学からメンターのお願いをされ、提出物の相談・添削をしていました。また、お見合いや学園祭の手伝いもしていたので、知り合いを作ることが出来ました。他にも、部活や学生団体がたくさんあるので参加すると知り合いが増えるかと思います。私はモータースポーツクラブにも参加していました。

Q.5留学と就職活動は両立できましたか?

 留学と就職活動を両立することは不可能ではありません。現地の生活も時間的余裕はあります。しかし、時差が8時間~9時間あるため、特に企業説明会など日本時間の昼間に行われるイベントは夜中に参加することになり大変でした。

Q.6就職活動の具体的な流れを教えてください

 業界によっても時期変わるかと思いますが、私は12月~1月現地の冬休みに就職活動を始めました。志望業界はコンサルと物流で、日本企業で就職活動をしていました。本選考のエントリーは3月からだったので、それまでに説明会に参加していました。ESは10社弱出して、海外展開が出来るような企業を選択していました。1次面接などはオンラインで参加できましたが、最終面接は対面である企業も多く、帰国後も就職活動を続けていました。帰国後の6月が最も忙しく、対面の面接が詰まっていました。

Q.7これから留学中に就職活動をする方にアドバイスをお願いします!

 留学中は日本人の同級生とかかわる機会がないので周りの進捗状況がつかめず、積極的に情報を集めないと遅れてしまがちです。24卒としてSNSに登録して周囲の状況を確認したり、横浜国立大学が主催している合同説明会に参加するなどして、日本の学生が今どんな活動をしているのか把握する必要があると思います。また、留学先に学生証をもっていくことを勧めます。現地で新しく就活情報サイトに登録するときに、必要になることがあります。

Q.8留学生活を通して、現地に持参した方がいいと感じたものはありましたか?

①コンセントプラグの変換機(何か国も対応できるもの)
②筆記用具
③有線のLANケーブル
④フォーマルな洋服
⑤SIMカード

以上のものは持参した方がよいと思います。1つずつ説明し定期ます。

まず①コンセントプラグの変換機については、現地でも日本の家電や充電器などを使うために必要です。コンセントの形が違うからです。ポイントはイギリス以外のヨーロッパ諸国にも対応できるプラグを一つ持っていくことです。留学前後でヨーロッパ旅行をされる方も多いと思いますが、その際に役立ちます。
②筆記用具については、日本製のものが優秀で書きやすいと思います。
③有線のLANケーブルについては、就活で役立ちます。寮によってはwifiが弱い場合があります。選考などの際に接続に不安を抱えなくてもいいように、お手持ちのものを持参することを勧めます。
④フォーマルな洋服については、現地のパーティで役に立ちます。クリスマスパーティなどではドレスコードがありました。現地調達も出来ますが、出費を抑えたい場合などは持参するといいかと思います。
⑤SIMカードについては、現地ですぐにスマートフォンを利用するために日本で買っておくことを勧めます。有名なのはThreeという会社のもので、ヨーロッパ全域をカバーしているので、ヨーロッパ旅行中でもデータを使用できます。

Q.9最後に、留学を考えている方・留学にあこがれている方に一言お願いします!

もし、行ける機会があるなら行った方がいいと思います。迷っているなら是非、勇気を出して踏み出して欲しいです。現地ではいろんな方に出会えて、世界が広がります!

R.Kさん、インタビューにご協力いただき、ありがとうございました!多くの学生が不安を抱える留学生活や就職活動などについての体験をお聞きできたことで、留学を踏み出すきっかけになるのではないかと思います!

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