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試される大地の果てでの出会い

知床に旅行した際に泊まったホテルに偶然併設されていたチョコレート屋さん。

PETER BEIER

世界的ショコラトリー「ピーターバイヤー」は、"fra Jord til Bord(農園からテーブルへ)"を理念に、自社農園で栽培したカカオや自家栽培のフルーツを使用し、全て手作りでチョコレートを製造しています。 湖、森、野原、デンマークの豊かな自然から生まれるピーターバイヤーのチョコレートの味は、サスティナビリティを感じさせるとともに私たちに幸せを与えてくれます。
公式HPから引用

公式HPを見ていただけるとわかるのですが、WORLD OF CHOCOLATEという世界各地のカカオから作られたシリーズがたくさんありました。
しかもそれぞれの特徴(カカオ感、甘味など)がランク付けされてるので自分の好みのチョコを選びやすい親切設計でした。
あまり見ない国がたくさんだったのですごい迷いましたが、選んだのはSAO TOME。

WORLD OF CHOCOLATE
SAO TOME

SAO TOMEってどこだよ、って皆さんなりますよね。
僕もそう思いながら買いました。

正式には「サントメ・プリンシペ共和国(São Tomé and Príncipe)」と言い、アフリカの西側、ギニア湾に浮かぶ2つの島で構成された小さな元ポルトガル領の国です。
鳥や植物などの固有種も多数生息する自然豊かな国で、ヨーロッパから多くの観光客が訪れるようです。

サントメ・プリンシペは、ポルトガル人によって発見され、ポルトガル人の流刑地や植民地、そして奴隷貿易の拠点として据えられました。
そのような背景から、アフリカの周辺各国とポルトガルが入り混じった文化が形成されているそうです。
また、アフリカで初めてカカオの栽培が行われたため「チョコレート島」と言われていたそうです。
チョコを買ったときはここまで知らなかったですが、これはチョコ好きは買うしかないですね。

SAO TOMEのデータ

ビターの項目が高めだけど苦味はそんなに感じない。コク、味の厚みをしっかりと感じるのでそれをカカオ感、ビター感と表現してるのかな。
初めての感覚としてはカカオのコク、旨味とか甘味を感じた。砂糖ではない甘味。これもカカオ感として表すのかな。


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