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POG2023-2024のここまでと、これから POG2023-2024 #1


はじめに


 今週、アスクワンタイムが京王杯2歳に、再来週には、ガイアメンテが東スポ杯2歳に、そして暮れには、アスコリピチェーノが控えている。先週のアルテミスから始まった次々と続く2歳重賞。今シーズンのPOGも、いよいよ、前半戦の山場。僕の指名馬の秋の2歳重賞出走の前に、過去最高の順位の76位(JRA-VAN POG)を記録した今シーズンのここまでの仲間とのPOGについて、振り返る。
誰がどの馬を指名したかは、下のリンクを見て欲しい。


開幕週、3レース3勝という衝撃

主役は僕ではなかった。その記事でも触れたが、Nが3レースに4頭出走し、ボンドガールやシュトラウスなどで、3勝を挙げるという衝撃の幕開けだった。今シーズン初参加のNが3レースで3勝。正直言って、萎えた。今シーズンは、始まる前に終わったのでは?とさえ、冗談抜きに思った。6月1週を終えて、毎シーズン参加してくれているS(過去にダノンザキッド、サトノレイナス、ソングラインを全て指名しての優勝)との通話の時に、彼が戦意喪失して、「俺だって最初に3勝する馬分かってるなら、選ぶよ」と言わしめたのが、印象的だった。その通話で僕自身から出た「救いなのは、中距離馬がまだいないこと」と言った直後、Sと「救いなのは」って言葉が6月1週で出てきたことに驚き、「ヤバくね?」と画面越しに顔を見合わせた。それ程までに、当時のNの勢いは、凄まじかった。

着々と勝ち上がっていく6,7月

6月最終週、僕の指名馬の1頭目の出走で、アスコリピチェーノが勝ち上がると、翌週アスクワンタイムがデビュー戦で2着となり、2週後に勝ち上がり、そして、7月4週目には、インビジブルセルフが勝ち上がり、僕は、3頭目の勝ち上がりとなった。着々とptを重ねるも、Nもマテンロウゴールドが新馬勝ちなどで、Nとの差は、まだ1000ptあった。ただ、7月の獲得ptでは、僕がNを、620pt上回っていた。

伝説を見るため、札幌へ

POG指名馬のガイアメンテが、札幌でデビューを迎える。予算的にギリギリだったが、ガイアメンテの追い切り映像を見て、思った。もし、札幌に行かず、ガイアメンテが良い勝ち方をして、来年ダービー馬になったら、一生後悔する、と。そう思える、調教だった。結果はご存知の通り。伝説の物語は、確かに始まった。札幌に行って、本当に良かったと思う。


独壇場

8月はOのラケダイモーンが未勝利を、 ガルサブランカが新馬戦を制し、Nのファーヴェントとウールデュボヌールが新馬戦を制した。が、夏の2歳戦の主役は、彼らではなかった。それは、ここまで着実に勝ち上がり、Nの背後まで迫っていた僕だった。8月最終週、アスコリピチェーノで新潟2歳を制すと、翌週には、アスクワンタイムで小倉2歳を制した。Nを逆転し、更には突き放した。2位のNとの差は、4260ptまで広がった。そして、JRA-VAN POGでは、過去最高順位の76位になった。ただ、ガイアメンテが、「レース前に終わってしまった」と武豊がコメントする様な結果になったのは、残念だった。

サウジアラビアロイヤルとアルテミス

9月末には、Oのサフィラが勝ち上がった。10月2週目のサウジアラビアロイヤルカップでは、Nがボンドガールとシュトラウスの2頭出し。Nと僕との差は、レース前に、3560ptまで縮まっていた。逆転されるだろう。そう思っていた。然し、結果は、ボンドガール2着、シュトラウス3着。差は縮まったが、逆転はされなかった。そして、先週のアルテミスステークスでは、サフィラが2着になった。

Sについて

現状と、今後について書く前に、ここまで殆ど話に出てこなかったSについて。参加していない訳ではない。今シーズンも参加してくれている。然し、残念乍ら、今シーズンは未だ未勝利。というか、出走したレースが僅か3レース。彼曰く、一番成功したダノンザキッド、ソングライン、サトノレイナスを指名した年と同じ様に指名したつもりだったが、ディープがいないので、似て非なるものになってしまったそうだ。続々と彼の指名馬も入厩やゲート試験突破の知らせもあり、良い時計を出している馬もいる。彼なら未だ、今シーズンの重賞勝利もあると、僕は思う。

現状と今後について

サフィラの出走はまだ分からないが、もし出走するとなると、過去3シーズンやってきた中で、3人の指名者が同じGⅠに出るのは初。POGの通話でも度々話題に上がったが、今シーズンはレベルが高い。過去3シーズン最下位だった僕としては、3年間の試行錯誤が形となり、結果として表れ始めてくれたこと、そして、それによって、過去最高のPOGを楽しめていることは、言葉では言い表せない程、途轍もなく嬉しい。ただ、ここで終わって欲しくない。POGは、これから。ここからも快進撃を続けていきたい。まずは、1195pt差まで迫ってきたNを、今週、アスクワンタイムで突き放したい。

夢を見る

アスクワンタイムが京王杯2歳を勝ち、ガイアメンテが鞍上武豊で、東スポ杯2歳制覇を。そして、アスコリピチェーノで、阪神JF勝利を。全てが実現するのは、難しい。今まで競馬を見てきて、POGをやってきて、1勝の難しさというのは、誰よりも解っているつもり。だけども、だからこそ、知っていることが、ある。理想を言えるのは、レースが始まる前まで。そして、どんなに受け入れ難い内容でも、着順という現実は受け入れなければならない。例え、受け止められなくとも。だから、本当に叶って欲しい理想を、最後に記そうと思う。アスクワンタイムのGⅠ勝利と、ガイアメンテの鞍上武豊でのダービー制覇。これが見たい。
ファンタジストの成し得なかった僕の夢。新馬から追っかけた馬が武豊でのダービー制覇という夢。この途轍なく難しい、途方もなくスケールの大きい夢を、叶えて欲しい。彼らなら、やれる。きっと。いや、必ず。


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