水田の畦畔管理112 ~草刈りの未来~
今日はものすごい強風。作業は一時見合わせである。
この時間をいただいて、少し報告などnoteしておこう。
ここ最近、「草刈り」ってものを、いろんな人に話す機会に恵まれている。
農家さんはもとより、街の住民、古い友人、クルマ屋さん、公的機関の方々・・それに連動するように、相談や見積書作成の依頼も増えている。
田んぼだけじゃなく、お庭や空き地、登山道までなんでもある。
改めて「草刈り」であるが・・・
これは、お金持ちも庶民も、企業も個人も、そして老若男女問わずに発生する問題だ。このことを最近とみに思う。
ちょっとしたことをきっかけに、「ウチもやってもらえないか?」ということになるのであるが、話を聞くと、皆さん一様に困っているのである。
刈っても刈ってもキリがない・・という問題は、僕たちに関して言えば、手法でカバーする。
仕事がなくなっては困るのだけど(笑)、少しずつ、管理のしやすい植生に改変する。このことで作業時間を縮め、受託面積を拡大していく。
収入に関しては、もともと農業自体がそれほど利益の多い産業ではないから、そこから収入を得る僕たちもその域を出ない。
でも僕たちがいなかったら、大規模農家は経営規模の拡大がストップし、結果として、委託を行う農家さんが途方に暮れてしまうのだ。
だから、
草刈りを通じて、農業という産業を救う
これが僕たちの企業理念となる。
儲からない部分は・・・徳を積むとしようか。(笑)
起業して2年になるが、実績はもとより、明らかに仕事の「流れ」に変化が起きている。そこに「未来」を感じる。
世の中「人が足りない」ことになっているけど、現場に出れば、人と離れて黙々作業をする草刈りは、例えば、引きこもりさんとか、人と接するのが苦手な方にも案外いい仕事なのではないかと思う。・・楽ではないけどね。
うまく言えないが、「草刈り」が、単に「草刈り」の域を超える時代がやって来る。
そんな予感がする。
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