いいなりになってみるものだ 4/8-4/14 |日記
4月8日(月)〜4月14日(日)の日記です。
4月8日(月) 愛みたいなものか
消化器内科の病院へ。
どこかおぼつかない医師に対して、この数週間の経過を説明する。すると、「ごめんなさいね、たくさんの患者さんをみてるものだから、顔を見ても思いだせなくて」と言われる。
ちなみに、今日の服装は、黒いマスクに、帽子を被っている。「目だけみて思い出せていたらそれはもう恋ですよ」と、内心思った。
胃カメラ検査をしたときに、偶然見つかった十二指腸潰瘍の経過観察の診察。医師はもう一度胃カメラで検査すれば患部を確認できるけど見なくても大丈夫だと言う。そう告げたあと、視線を僕からはずして「辛い思いもしなくていいしね」とため息まじりにつぶやく。本当に、胃カメラに対しての思いが強すぎる、と思った。
見えないけどそこにあるかもしれないし、もしかしたら、もうなくなっているかもしれない。愛みたいなものかと思い、診察室をでた。
「海がきこえる」を見に行く。
4月9日(火) おい、ハンサムはじまる
今年の春ドラマ「おい、ハンサム2」がはじまったので、「おい、ハンサム」のファーストシーズンを全部見た。
「無果汁なくせに、ちゃんといちごの味がする。一生本物じゃないイチゴ牛乳飲んで満足しちゃうのか」というセリフが、妙にずしりときた。
4月10日(水) いいなりになってみるものだ
新年度がはじまり、新しいことをはじめる。
レシピ本のいいなりになって、自炊をすることにしてみた。
先日、酵素玄米炊飯器を購入したので、そのおかずをつくることに。
つくるのは、だし巻きたまご。本の書いてあるとおりに忠実につくってみることに。
まず、たまご2個と、水50cc・・え、ご、ごじゅうしーしー?!
だし巻きたまごに水いれるって味が薄くならないのかな、と不安になりながらも、軽量カップにたまごと水と出汁を入れて混ぜていく。コンロに火をつけ、卵焼き器に薄く卵液をたらし重ねていく。
だし巻きたまごが完成したが、水も入れてるし薄いんじゃないかと思い、口にいれる。すると、まるでお店で食べているかのような、瑞々しさを感じた。いいなりになってみるものだ。
4月11日(木) 愛のハイエナ
今季からはじまった「愛のハイエナ」シーズン2を見る。
「山本裕典ホストになる」という企画が、去年一番面白かったコンテンツだと思っていたので、シーズン2がはじまってくれて、ほんとうに嬉しい。
店のオーナー軍神の、コミュニケーション術も見どころのひとつだが、やはり山本裕典の奮闘ぶりが魅力的。
今回は、関西編がスタート。楽しみしかない。
夜に、月に1回のパーソナル編集の打ち合わせ。
今回で4回目になる。書くことに限らず、最近あった出来事を含めてまるっと話をしたりするのだが、新しく発見することが多い。
正直、書きたいことなんてない。ライターになりたいわけでもない。
書くことを仕事にしようだなんて思ってもいない。
ただ、自由になりたい。
絵を描くように、ピアノを弾くように、歌うように、自分がもっと大切に思えるように、書いて残してみようと思った。
そうしたものを、コレクションするように、大切な箱にしまいたいね。
4月12日(金) 食事の守り神
仕事終わりに「かぼちゃのサラダ」を自炊する。
ブッフェのとき、必ず盛ってしまうのだが、自分でつくってみると意外と簡単にできてびっくりしてしまう。
食べていたときは、あまりの滑らかさに生クリームでも入っているんじゃないかと思っていたが、レシピ本をみると、マヨネーズと酢でつくれる。
一気にたくさん食べるものじゃないから、しばらくは毎食の守り神になってもらおう。
4月13日(土) どこかに差し入れしたい美味しさ
「楚々」のお団子が食べたくて、渋谷に寄る。
期間限定のさくらの団子が、甘じょっぱくて美味しい。
実は、一度、食べてもいないのに、差し入れてしまったことがあるのが、この期間限定のさくらの団子。残り一個しかなかったので、食べずに渡してしまった。
この美味しさは、またどこかへ差し入れしたい。
4月14日(日) 日記をつける三ヶ月
本が溢れている。
文字通り、棚から溢れ、作業机の上に、東京都庁のように積み上げられている。
本屋でつけてもらったカバーをはずすと、買おうと思っていた本がでてくる。どうやら既に買っていたらしい。宝探しのような新鮮な気持ちで片付けていく。
本の整理がつくと、今後は手放す本を検討しなくてはならない。本棚から溢れてしまった本は、ざっと30冊。結局、決めきれず、新たに本を置くスペースを拡張する。
1月14日からつけはじめた日記が、今日で三ヶ月を迎えた。
当初の目標である、三ヶ月を今日達成した。
気分よく寝られると思ったのだが、この日、寝ることはできなかった。
(来週の日記へつづく)
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