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「女性活躍」って言わなくなってからが本気

NHK朝の連ドラ「虎に翼」を見ています。とっても面白いです。このドラマは、日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ、一人の女性の実話に基づくオリジナルストーリー(NHK HPより)。女性を取り巻く昭和の空気を感じることができます。女性がいかに尊重されない時代だったかを知ると、心苦しくもなります。

はて、今の時代はどうでしょうね。昭和に比べれば、世の中は男女平等という空気は当たり前になったのかもしれませんが、「女性活躍」という言葉にいつももやもやしている自分がいます。

「今活躍していないから、もっと活躍してもらいましょう!」という都合のいい響きを感じますし、それはちょっと前だったら、「家を守り子供を育て、夫を立てましょう!」だったり、「もっと子どもを産みましょう」もしくは「食糧難になるので子どもは2人くらいにしましょう」だったり。

なんだか、社会の状況や男たちの都合によって、勝手に女性に対して役割を押し付けているように思いますよね。「少子高齢化と人口減少の日本社会は人手不足なので、女性にも活躍してもらいましょう!」って、また勝手なことを言っているな、と。

男性も女性も関係なく、活躍してもしなくても、みんなが出来る力を出し合って、支え合って生きていければいいのではないのでしょうか。

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