無意識に性別を当てはめている

今まで無意識だったけれど、人に出会った瞬間に性別を当てはめているな、と気づいた経験について書いてみたいと思います。

僕はシスジェンダー(生まれた時に割り当てられた性と、性自認が一致している)の同性愛者で、LGBTQのG(ゲイ)の部分に当たります。

世の中で出会う人の多くはシスジェンダーの異性愛者なので、時々、セクシャルマイノリティの方に出会えると嬉しくなります。勝手に、同じような苦難を乗り越えて来た同志のように感じるのでしょうか。

先日セクシャルマイノリティの団体で出会った(見た感じでシスジェンダーの)男性にも、例の如く親近感を抱き、同じゲイで、(話の中で)お互いパートナーがいるという認識でお話をしていました。

しかし、後日、その方はトランスジェンダーだったことを知り、勝手に自分が、無意識に性別やセクシャリティを当てはめていたんだということに気づきました。

自分はトランス男性やトランス女性ならば見分けがつく、となぜか過信していて、シスジェンダーの男性だとジャッジした人は、必然的に(セクシャルマイノリティのグループの中だと)ゲイであろう、そのパートナーは同じくゲイの男性だろう、と思い込んでいたのです。

セクシャルマイノリティだからといって、全てが分かるわけではもちろんなく、人をジャッジすることの危うさを感じました。

また、自分の中で、まずシスかトランスかのジャッジをして、その後に男性か女性という判断をしているんだという思考の癖に気づけたのは良かったなと思います。

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