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誰かの太陽になれたなら

こんにちは。夕霧です。

この前、会社でとても嬉しいことがあって。
私は社会人2年目のエンジニア(の卵)なんですが、基本的に会社と会社の人達が好きです。

以前にも弊社への𝑳‌𝑶‌𝑽‌𝑬を語っている記事があるので、よろしければ覗いてみてください。

私が所属している部署には、直属の上司であるマネージャーAさんと、別課のマネージャーであるMさんの、二人のマネージャーがいます。
私、このおふたりのことが大好きすぎる。

Mさんは、普段外に出ているのでたまにしかお会いできないのですが、その日は社用で1日オフィスにいらっしゃっていました。
私と、私の先輩でありMさんの直属の部下であるEさんのいるフロアに来て、3人で喋っていたときのこと。

E先輩は、今季から新しい案件にアサインされ、かなりしんどそうでした。
そんなE先輩の話を聞きつつ、Mさんはアドバイスや共感の言葉を投げかけていたのですが、そのやりとりがあまりにも理想の上司すぎて。

先輩がしんどいと思っていることや、それに伴って発生している体調や精神の変化に対して、自らの意見をきちんと言いつつも、絶対に無下にせず、共感もする。

「でもな、しんどくなったら逃げてもいいから。その前に一言貰えると尚有難い!」

ちゃんと、「逃げてもいいよ」って道を提示してくれてるところが、本当に先輩のことを心配しているんだな、と思いました。
その上で、しんどい現状がどんな風に変われば良くなるのかをヒアリング・提案してるのも非常に良い。

「Eさんはこっちの方が働きやすいやんね?それなら、俺からそうできるように部長に言っておくから」

具体的かつ実現可能な方法を提示して、上長に上げてくれる。非常に良すぎる。
話の聞き方も上手いし、必要以上に深刻な感じにならないようにしてくれるのも、本当にすごい。

先輩も心なしか元気になったような気がして、少し安心しました。
休日にも連絡が来るくらいにはやつれていたので、本当に心配していて……

しんどそうなE先輩を励ましつつ、ケロッとした顔で元気に仕事をしている私には、

「夕霧さんは楽しそうに仕事してるな。今の案件楽しいやろ?」

とMさんが聞いてきたので、「はい、楽しいです!」と即答しました。笑
だって本当に楽しいんだもんな。

4月は、直属の上司や先輩方、他部署の先輩と面談をする機会が多かったのですが、ほぼ全員から「夕霧さんは楽しそうに仕事するね」と言われました。
他人の目にも自分がそう映っているのなら、とても良かった。

私自身が、周囲にいる人間からの影響をめちゃめちゃ受けるタイプです。
しんどそう、怠そう、つらそうで暗い人が多ければ自分もそうなっていくし、逆に楽しそうで明るくていつでもニコニコしている人がいれば、勝手に楽しい気持ちになれる。私は後者になりたい。

実際に仕事にやりがいとか、楽しさとかって感じているわけなので、本当に毎日会社に行くのが楽しみになってるんです。
それをMさんに言うと、「マジで!?すげぇなぁ」と驚かれました。

基本楽観主義の人間でもあるし、周りには頼れる先輩や上司が沢山いるから、失敗もあまり怖くありません。大学時代とは大分良い方に変わったな、と自分でも思います。
性格がより明るくなった、と言うべきか。

さらに「夕霧さんって、苦手な人とかおらんの?」とMさんに聞かれたので、少し考えて、「いないですね……」と返すと、「それって才能よな」と。

確かに、才能かもしれん。いや、本当か?
でも、苦手な人がいないって、基本的に誰とでも同じように関係性が築ける可能性があったり、人間関係に悩むことが少ない、っていうメリットがある。

私も人間なので苦手な部類の人はいますが、うちの会社ではそういう人と出会ったことがない。
まだ2年目で社内の人との関わりが薄いから気付いていないだけかもしれませんが、それでもうちの部署の人達は皆大好きです。

配属決めの際、新入社員はそれぞれ第3希望まで配属希望先を提出するのですが、各部署でも新入社員のドラフトが行われていた、とMさんから聞きました。
そして昨年のうちの部署のドラフトで1位になったのが、私だったとのことで。

私は今の部署を第3希望までに入れていなかったのですが、Mさん曰く、「社内報の新入社員紹介見て、この中だったら夕霧さんがいいな〜って言ってたら本当に来たからびっくりしたわ」と。

上長や配属担当の方も、「夕霧はうちの部署に合っていると思う」と言ってくださっていたようで、とても嬉しかったです。
会ったこともない新人から一人選ぶなんて、めちゃくちゃ難しい。
それでも、研修の様子や私が書いた自己紹介文から、私を選んでくださったのがすごく嬉しかった。

以前の記事でも書いたのですが、うちの部署では、「技術力」よりも「人間力」を大事に見ているらしいです。
お客様と直接やりとりしたり、話をする機会が多いうちの部署では、「会話できる」「楽しくやってくれる」人を採りたかったそう。
そこで私にご指名が入った、と。

「技術力なんて、後から着いてくるから。楽しく仕事してくれる子ならいいな〜と思って夕霧さん採ったんよ」

Mさんはじめ、うちの部署の皆様、大正解ですよ〜!!!!!
実際に仕事は楽しいし、私も自分にこの部署が合っていると思うから。
部署を挙げて全力で新人フォローに回ってくださるので、安心感が半端ない。𝑳‌𝑶‌𝑽‌𝑬だよ……

「石橋を叩いて叩いて、それでも渡らんような人っているやん?でも、夕霧さんは石橋叩かず渡るタイプやろ?俺、そういうのも大事だと思うんよな〜」

Mさんが言ったこの言葉は本当にその通りで、私は比較的石橋を叩かず渡るタイプです。
これはどういうことかと言うと、何に対しても興味が湧いたらとりあえず飛び込んでみて、失敗したらしたで、まあ何とかなるやろ!と楽観的に考えられる、ってことだと思います。

慎重に慎重に進んでいくのも大事だとは思いますが、割と好奇心の赴くままに走ってみたい私と、多少の失敗をしても、それを糧にして成長する努力をすれば許されるうちの部署の相性は、かなり良いのでは?と我ながら思いました。

なんでもとにかくやってみる、失敗してもしんどくてもめげない、なんかいつも楽しそう、という私の様子を、Mさんは評価してくださっているのかな。

今年も新入社員の配属ドラフトが行われる時期とのことなので、定時後にMさん、E先輩、打ち合わせから戻ってきたAさん、私の4人で勝手にドラフトをしていました。
去年と同じく、社内報の新入社員紹介を眺めながら。

この子は新しい風吹かせてくれそうやな〜、この子は語彙力高いからいいかもしれんな、この子はきちんと挨拶してくれる子だ、などと、顔写真、本人の意気込み、好きなことや得意なことの紹介などから、あーでもないこーでもないと話していました。

E先輩が、「あんまりにも陽すぎると私がその陽の気に当てられて耐えられないかも……」とか言うので、「じゃあちょっと落ち着いた感じの子がいいか〜」とAさん。

Mさんが「うちの部署で陰っぽい人って誰がいる?」と言ったので、私がスッ……と挙手すると、笑いながらこう言われました。

「いやいや。太陽やん」

……ギャ~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
うれしい、うれしい……!!!!!!!!!

私は基本的にド陰キャであり、外面だけは良くできるという自負(?)があるのですが、「太陽」だなんて、生まれて初めて言われたかもしれない。
こんなクソ陰キャなのに……!!!!!

少なくとも、Mさんの目には、私は明るい良い子に映っているようです。
ありがてぇ……そして、良かった……

私がなりたいのは、その場の空気を明るくできる人。
前述した通り、周囲の人間の影響をバチクソ受ける私のような人間からすれば、近くに「太陽」のような存在がいてほしいと願うものです。

だから、Mさんが私にくれた言葉は、その自分の努力や意識を全肯定してくれました。
あまりにも嬉しかった。

誰かにとっての太陽になれたのなら、そんな嬉しいことはない。
それをサラッとした言葉で言ってくれるMさん、好き。ありがとうございます。

その言葉に恥じないように、仕事と姿勢で還元していきたい。
新人が配属されたら、否が応でも「先輩」という立場に立つわけで。

後輩達にとって、どんな先輩が良いのかはそれぞれだと思いますが、私はいつでも楽しく仕事をすることで、「この部署に配属されて良かった」と思ってもらえるようにしたい。
あわよくば、「夕霧が先輩にいて良かった」と思ってもらえるような、気軽に頼って貰えるような存在でいたい。

うちの部署は面倒見の良い方が多いので、新人にとっては割と有難い環境ではあると思います。
大好きな上司、先輩の皆さんが作る雰囲気を、私も一緒に作っていけたらいいなと思う。

それと、Mさんのように、「褒める」「励ます」を上手に言葉に出せるようになりたい。
会話が上手な人って、その場その場で最適な言葉を選ぶのが上手なんです。Mさんは、それに加えて共感能力が鬼ほど高いし、最善策を一緒に考えてくれる。すごい。こんな上司いるんやね。

社会人としても、一人の人間としても、大尊敬。
いつかこんな人になれたらな、と憧れます。
私も、他人の自己肯定感爆上がりさせられるようになりてぇ〜〜〜!!!!!

MさんやE先輩と久々に話したことで、また仕事へのモチベが上がりました。
やはり、持つべきは良い上司。私は幸せな人間です。

皆さんの期待に応えられるように、良いところは変わらず、そしてちょびっとでも成長しながら、頑張っていこう。
それでは、今回はこのへんで。

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