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⑤【歌手別➊】"back number編~①ささえる人の歌~"

"ずっと、不変であってほしいものの1つ。"

back number編、1曲目は『ささえる人の歌』。
大事な初投稿で緊張しますが、その歌を一言でまとめた一文を最初に書く、っていうのをしてみますね、とりあえず。

「元気で毎日暮らしてますか?」から始まるものすごく優しいこの曲。
わが子を思う親の愛情の歌であることは言わずもなが。大学やバイトの帰り道なんかにシャッフル再生で流れてきた日には、グッときてしまうback numberきっての泣き曲の1つ。同じようなテイストの「手紙」も圧巻の1曲で迷ったものの、僅差でこっちを持ってきました。ちなみに手紙は、なぜかアラームとして俺の生活を支えています。手紙で起きる朝、すごいしんみりして布団から出れないです。

多分、離れて暮らしている子どもへ宛てたような歌詞構成ですね。
地方出身で一人暮らしをしている身にとってはものすごく刺さります。
上京して今年の4月で早2年。ホームシックになることは今のところほぼないですが、この歌を聞きながら「疑似ホームシック」には頻繁になっています。

この歌の刺さりポイントは「マジで無償の愛」、これに尽きます。
頑張れ、とか期待してる感じを出しながら、笑顔でいてくれればそれでいい、それだけでいいとタイトル通り、「支える」ことに特化したこの歌詞達は最大の魅力ですね。子どもの1人として感じることは、こう思ってくれる存在が1人でもいることは、ありがたいことだってことです。どんなにつらい思いをしても、孤独感を感じても、うまくいかないことばかりでもそんな存在がいるだけで嘘みたいなくらい幸せなことなんだなと思わせてくれます。まあほんとにしんどい時には気づけないものでしょうが。

調子よく頑張れているとき、楽しんでいるときには思い出さなくていい。もし何かつまらないことや悲しいことがあって倒れそうなとき、そんな時にふっと聞いて大切な存在に気づかせてくれるこの曲の「徹底的に支える姿勢」は圧巻だと思います。

家族と離れて1人で暮らすようになってから、感じたことの1つですが、通信技術がこれだけ発展して、ほぼラグのない会話をしていても、物理的距離は未だ人間にとって重い壁であることです。帰省するたびにほんとに遠いな、と物理的距離を実感します。俺の出身がド田舎なだけかもしれませんが…。

そして、この20年間、目まぐるしく変化してきた価値観や考え方がたくさんある中で、おそらく古代からずっと変わらないであろう「子への愛情」の偉大さに感銘を受けます。見返りを求めず、ただただ幸せを願う。そんな素敵すぎる感情は、きっとこれからも不変だし、変わってほしくないものの1つです。

たった20年しか生きていない中で何が言えるのか、って感じですが、やはり地元を離れてみて初めて抱く感情、気づくことってたくさんあるみたいですね。この歌のように、元気なことだけを願う人の存在が関わる人の影にあると思うだけで、少しだけやさしくなれる気がします。

なんか長くなりそうなので、この辺で。聞いてみたい人のためにリンクも載せておきますね。

ご覧いただきありがとうございました。
次は、おそらく~②光の街編~になると思われます。
よろしければ、次も読んでね。

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