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貴方の「結婚しなくていいや」、本音?

こんばんは、yuzukaです。
突然ですがこの度、結婚相談所、ナレソメ予備校の学年主任に就任いたしました!!

なんて、意気揚々と宣言したいところですが、実は結婚相談所で仕事をするというと、多くの人に意外がられました。

「なぜ、今、結婚相談所?そもそも、どうして今の時代に『結婚』なの?」

うん、そうなるよな。その疑問が浮かぶの、分かる。

数年前にゼクシィが「結婚しなくても幸せになれる時代」と打ち出してから、とくにネットの世界を中心に「結婚」というワードが時代遅れ感を纏うようになりました。

ディズニーのプリンセス達さえも、「王子様との結婚」という定番化された結末を古臭いと叩かれ、新たに誕生するプリンセスはもっぱら「自立型」。
なんなら、王子様さえ登場しない。

最近のプリンセスは自立型

あれよあれよと言うまに、世の中が「おひとり様至上主義」になっていく。

実際、私が結婚や出産育児についてをツイートするたびに、「結婚が全てだといいたいの?」「結婚しない人には人権がないのか」「上から目線のマウント」「今どき『結婚』を勧めるなんて遅れてる」等、半ば言いがかりのような批判が大量に届くようになり、それが単純にめんどくさかった私は、既婚者でありながら、結婚について中立な立場を貫くようになりました。

だって!めんどくさいんだもん!

だけど最近、そんな状況に少しずつ嫌気が刺してきたわけです。

私、良いものを良いと伝えることに、何をそんなにビビっているんだ?それって、読者のためにならなくない?って。

だから敢えて、ここではっきり表明することにしました。
私は「結婚」を、ばりばり推奨しています。

激寒だったウェディングフォト

私は「こんな時代」であるからこそ、大切なパートナーを見つけて「結婚」し、家族を作ることには意義があると思うし、その気持ちを伝えていくことに戸惑いたくない。

そのうえで、結婚に否定的な人の気持ちも分かる。ものすごく分かる。 

だって私も数年前までは、「結婚なんて絶対にしたくない。子どもなんてもってのほか」と、心の底から思っていたから。

だからこそ私自身、いつのまにか湧いた結婚願望に戸惑い、しばらくは受け入れられなかったという過去がある。

もちろん、「結婚をしない」という選択も素晴らしいと思う。自分自身の足で立ち、ひとりで生きていくのもまた、素敵な生き方だよね。

だけど、もしも私と同じように、世間の声に流され、なんとなく結婚願望をひた隠しにしてきた誰かがいたとしたら。その人にはぜひ、この記事を通して潜在的な結婚願望に気づいて、そしてできるなら、今すぐに行動してほしい。

同時に、そもそも世論に「結婚なんて」が溢れているのは、「パートナー選び」を間違える人が多いからだとも思っている。

特に私の読者の方は要注意。恋愛と結婚を地続きに考え、冷静さを欠いて結婚した先に地獄を見る人は、一定数存在する。

そのうえで、誠実なパートナー探しをするのなら結婚相談所という選択肢もありじゃない?もっといえば、「一緒にナレソメ予備校で頑張らない?」と、いう部分も、この記事では触れておきたい。

「結婚相談所」って、未知だよね。
モテない人しかいないんじゃない?お金をかける価値があるの?みたいなよくある疑問についても、この記事でまるっと一緒に解消するから、興味があったら読んでみて。

ということで、今更ながらに「結婚について」。
ナレソメ関係者との対談を通して今一度伝えさせてください。

記事自体激長の超大作級なんだけど、結婚したい人、結婚したくないけれど、ちょっと結婚が気になる方は、是非最後まで読んでみてね。
因みにちょっと辛口なのでお気をつけて。


辛口塾長モテコンサル勝倉×元メンヘラyuzuka、異色コンビが結婚についてを語る

勝倉さんとyuzuka

yuzuka 勝倉さんと私、「合わなくない!?」って、めっちゃ言われます。喧嘩を心配されがちです。
勝倉 なんで?(笑)そんなことなくない?
yuzuka 私もそう思います。でも、確かに発信の仕方には違いがある気がします。例えばX、勝倉さんはちょっと辛口すぎやしませんか?どうしてあんなに辛口なんでしょう?


勝倉 むずい質問やな。だけど物事の真理って、シビアなものだと思うんですよ。そういうシビアな現実の部分を、Xのように文字数制限のある中でシンプルに書こうとすると、甘くなる余地がないんですよね。シビアなものをシビアに伝えるので、そりゃあ北極になりますよね。

勝倉さんのX

yuzuka だけど相談所の人の中にも、集客のためにふわふわ優しい、お気持ちに寄り沿ったツイートをしている人も結構いるじゃないですか。勝倉さん的には、優しく集客するよりも、しっかり現実を伝えた方が良いと言う考えなんですかね?

勝倉 そもそもなんで物事が失敗するのかって、「お気持ち」が入るからだと思ってるんですよ。現実にやらないといけないこととか真実を「お気持ち」でずらしちゃうと、確かに一瞬は心地良いけれど、目的達成からは遠ざかるんですよね。私は、目的を達成できるかを重視しているので、そのふわふわはいらない、と思っています。

yuzuka 確かに、結婚相談所って普通の恋愛相談と違って、「結婚」という明確な目標がありますもんね。 
勝倉 そう。私はむしろそういうふわふわって、お客様が道を誤ってしまう害悪だと思ってるから。

yuzuka 私も耳障りがいいからと、明らかな嘘を発信する人には疑問があります。例えば「何歳になっても結婚はできるし子どもも作れる!年齢なんて関係ない!」って、確かにそうかも知れませんが、同時に「だけど高齢になる程苦労する。女は若い方が結婚しやすいし、年齢が上がると出産のリスクは高くなる」も真実じゃないですか。だけどみんなそこは隠す。なんならその事実の部分を伝えると、炎上しますからね。

勝倉 そういう都合の良いことだけを伝える婚活業者もいますけど、私は詐欺並みに悪徳だと思ってます。
yuzuka 現実を知るには、事実を受け入れるしかない。

勝倉 そうなのよ。年齢が過ぎてしまった人を慮るばかりにふわふわさせてしまうと事実に反するし、全体の利益を損なう。だから私はそれをやらないんですよね。あ、もちろん対面コミュニケーションでは伝え方やタイミングには気をつけますよ。

yuzuka そうですよね。勝倉さんはXが一番怖くて、対面が一番優しいです。それにXには攻撃的に噛み付いてくる人もいるので、私でも口調が強くなる時があります。
勝倉 いるよね。つい突っ込んでしまいたくなる。

yuzuka そう考えたら、私と勝倉さんってそこまで違うってわけじゃないんですよね。むしろ似てるところがあるかもしれない。
勝倉 そうなのよ。yuzukaも散々地獄を見たからこそ、リアルにフォーカスしてる人だと思うんだよね。そこは逆にめっちゃ合ってるなと思ってる。「私が地獄にいたからこそ、みんなにも地獄から抜け出してほしい!」という考えも、もともと私が「モテない理系男子を救いたい!」とこの事業を始めたきっかけとも重なるし、基本的な考え方は一緒だと思う。
yuzuka 納得です。

勝倉 あとは、「恋愛結婚は基本的には良いものだけど、使い方を間違えると不幸になってしまう。用法・用量を守れば幸せになれますよ」って認識も同じだと思ってるので、寧ろ「全然合わなくないですか?」っていう人たちがよく分かんない。

yuzuka ちょっと失礼ですよね(笑)でもまあ、私がモノの書き方として、共感性を重視してるってのも大きいかもしれないですね。伝えていることは同じだけど、伝え方が違うというか。
勝倉 なるほどね。

独身拗らせると、幻聴が聞こえます。

対談する勝倉さん。直接喋るとめっちゃ優しい。

yuzuka ところで勝倉さん。最近多い、「結婚なんてしなくていい!」って人、どう思いますか?
勝倉 20代の人が言ってんのかな?
yuzuka そうですね。30代でも前半とかが多いイメージです。
勝倉 そりゃあ20代は一人が楽しいと思いますよ。問題は我々みたいに30を越えてからですよね。
yuzuka 分かる。

勝倉 30も半ばを越えてくると、一人のために生きるのに限界を感じてくる。未来が自分の寿命までしかないって虚しくなるし、発展性もない。あとは枯れていくだけって、常人には耐えられないと思うんですけどね。

枯れた花

yuzuka とくに穴モテ系女子が『私は自由が好きだからずっとこれでいいの』って、軽率に結婚アンチになるのを見ると、私も『おいおい』と思います。チヤホヤされる理由となっている若さや美貌という部分が枯れていったとき、いろいろとやばいんじゃない?って。

勝倉 やばいと思うよ。若い時って「このままいける」って思うじゃん。だけど老化は絶対に来るからさ。そこを考えた方が良いよね。それに、なんだかんだ言っても彼女たちの周りだって、ほとんど結婚していくんですよね。どんどん周りが結婚していったときに、一人になって、遊ぶ人もいなくなる。その時にどうするの?とは思う。…ていうか、そもそも、生涯一人で生きていこうって思える人って、すごくない!?普通に辛いと思うんだけど。

yuzuka いや、めっちゃ分かります。だから一人で生きていける人たちのことは尊敬しています。この間勝倉さんがディズニーランドについてツイートされてて激しく共感したんですけど、昔行って楽しかったものが老いとともに楽しくなくなっていく恐ろしさみたいなもの、凄くあると思います。パートナーや子どもがいないと、どんどん繰り返しに疲れていきそうで…。

勝倉 そうなのよ。一人だと、味わい尽くして全てルーティン化してくるんよ。私みたいに新しい仕事をどんどんやるタイプだとまだ良いけど、仕事もルーティーン化している場合、枯れていく一方じゃん。歳をとるごとに閉塞感が凄くなるんじゃないかなって思う。それに、嬉しさや悲しさを一生ひとりで消化していくのって、虚しくない?

yuzuka 分かります。友人とかも社会人だとみんな忙しいし、家庭を持てば関わりは薄くなりますからね。
勝倉 そうそう。そう考えた時に結婚相手って、めちゃくちゃコミット性の高い味方じゃないですか。自分の存在を絶対に肯定してくれる相手がいると、安心できるじゃん。因みにそれがいないと、そのうち幻聴が聞こえ始めるから。

yuzuka 幻聴…?

勝倉 「あの人は独身をバカにしている」とか「お局だって言われてる」とか、35を過ぎたらそういうのが聞こえるようになってくるんですよ。だからXでも、その人のことを指していないのに、突然「独身をバカにしてる!」と攻撃してくる人がいるでしょ。

yuzuka めっちゃいますよね。怖い。

ネットで話題になっていた記事。これは本当にマウンティング?


勝倉
 私はあれ、ほとんどが嫉妬だと思ってる。そもそもパートナーがいたら、変な考えを持った時にも、「そんなことないよ」って言ってくれるんですよ。そしたら、幻聴は聞こえてこない。私も、もしも結婚していなかったら、結婚して幸せそうな人に嫉妬すると思う。それって自分の性格が悪くなっていくじゃん。それも嫌だなって思うのよ。

yuzuka 実は私も、昔は「結婚なんてよくない!」「結婚なんてしない!」って言ってたんですよ。
勝倉 そうなんだ!?

yuzuka はい。だけど結婚した今となって思いますが、「結婚なんて悪いものだ」って、あれはできないことを正当化しているだけでした。勿論そうじゃない人もいますが、私と同じような人って、実は少なくないんじゃないかなって、今は思います。あのまま独身でいたらどんな文章書いてたんだろうって恐ろしくなりますよ。

勝倉 そういうさ、本当はしたいんだけど自分の本音を強がりで隠して…。というのを続けると、どこかで自分の言ってることに整合性が取れなくなってきて、幻聴が聞こえたり、変なことを言い出すと思うの。

yuzuka 分かります。いますよね。「何を言ってんだ……?」って人……。私も結婚は幸せだよーって発信すると、「結婚しない人に人権はないんですか?」って突然絡まれたりします。言ってないってば!
勝倉 ……なぜそうなる?

yuzuka 本当にわからないんですよ。毎回、貴方のことを話してない!って思います。
勝倉 それも幻聴だよね。「結婚良いよ」って言うと、「結婚が全てだと言いたいのか!」って人もいるよね。
yuzuka いすぎる。

勝倉 こちらは「全て」なんて言ってないのよ。それも幻聴です。「大丈夫?結婚が全てって思ってるのはあなたじゃないの?だったらしたら?」って思っちゃう。
yuzuka 結婚=社会や男性からの押し付けみたいな価値観の人も増えた気がします。

勝倉 え?どこが?結婚なんて女にめちゃくちゃ有利じゃない?今の時代結婚しても働けるし家事も外注すれば良いし、子どもも産みたくないなら産まなけりゃいいわけで。押し付けられる!とか、そういう思い込みも全部妄想じゃん。話し合って結婚すればいいだけで。

yuzuka たしかに。

勝倉 今の時代、一馬力で生きていくのって結構しんどいと思うんだよね。私は変な意地で、経済的にも精神的にも理解してくれるパートナーを作ることを諦めるのって、めちゃくちゃもったいないなって思うのよ。

yuzuka ネットにはちょっと極端な歪んだ価値観も多いので、あまり惑わされないでほしいですね。「ありのままで!ひとりでも楽しい!」って、ふわふわ甘い言葉で共感するのは楽だけど、そういう人たちって未来の責任はとってくれないので。そういう意見を鵜呑みにして年齢を重ねた先で「やっぱりしたかったんだ!」ってなったとき、手遅れだったりするから。

後から気づくのがいちばんこわい

勝倉 間違いない。あとは「結婚はしなくて良い!子どもはいらない!」とか大声で言ってる人って、勝手にすれば良いと思うんだよね。見るものを選択できる中で、どうしてわざわざ私のツイートを見にきて噛みついたり、攻撃してきたりするのか。「一人で生きていく!」と言う割に、年収も低かったりして、そもそも一人で生きられるの?大丈夫そ?とも思う。

yuzuka 攻撃的に噛み付いて来る人に限定すると、やっぱり病んでいる人が多いな、とは思います。私の周りには本当に結婚しなくて良いと思っていて尚且つ生活が充実している友人もたくさんいますけど、別に彼女たち、結婚している人に噛みつかないんですよ。
勝倉 そうだよね。

yuzuka 噛み付く人はやっぱり、コンプレックスがあるんだと思う。それに、いつも誰かを攻撃してます。そう言う人たちって、ベースに「自分は不幸」があって、結局満たされていないから他人が気になのかな、と。私なんて子どもの寝顔を載せただけである界隈で大炎上しましたから。
勝倉 怖すぎん!?

結婚して変わったこと。〜勝倉さん「変わらない」〜

勝倉さんと勝倉さんの夫、ポメさん

yuzuka ではそんな勝倉さん、結婚されてなにが変わりましたか?
勝倉 なんにも変わってない。
yuzuka おっと!?
勝倉 逆になんにも変わらないでいさせてくれたのが良かった所だと思ってる。
yuzuka なるほど……!

勝倉 自分であることを後押ししてくれて、むしろパワーアップしたんだよね。
絶対的な味方がいてくれる、肯定してくれる人がいる安心感があるのって強いよ。

パワーアップした勝倉さん

yuzuka 分かります。この間宇波さんもおっしゃっていましたが、私の場合、「老けることが怖くなくなった」という部分も大きいです。生きやすくなりました。

勝倉 めっちゃ分かる!結婚すると、それ以上外の世界で女として見られる必要はないからね。自分としてどうありたいかは勿論あるけど、老化に対する気持ちは変わるよね。
yuzuka 戦いから降りた気がしますね。恋愛という戦いから。逆に結婚にデメリットってあると思いますか?

勝倉 デメリット!?なくない?あるとしたら、相手選びを間違えると地獄になるってところかな。だからこそ相手選びが大切って話であって。そこさえ気をつければ、デメリットなんてないと思いますよ。あとは、結婚してたって何かあれば離婚すれば良いですからね。一回くらいは経験しといて損はないんじゃない?と思います。

若い頃の穴モテ・チヤホヤ=違法薬物

やくぶつの写真。こわいね

yuzuka では勝倉さんはずばり、婚活するにはどの方法が一番だと思いますか?

勝倉 結婚相談所一択ですね。

yuzuka 今だと手軽なアプリとかもありますけど、どうですかね?
勝倉 アプリで婚活なんて、私は絶対にしたくない。あそこは騙し合いじゃん。

yuzuka 確かに、相談所の良いところには「嘘がない」というのがありますね。
勝倉 そうそう。情報も開示されてて正確だし。あとは、目的意識が同じってのがでかいと思う。結婚したい人しかいないから。

yuzuka それはめっちゃ思います。アプリ使って婚活してる人って、みんな同じことで悩んでるんですよ。「彼には結婚する気があるのかな…聞けない…」って。

勝倉 それってまさに、相手が何を目的にしてるとか、何をゴールにしてるのかが分からないから悩むわけじゃん。最初からそれがハッキリしてるところに行けば悩まなくて良いところを、どうしてわざわざアプリしてんの?って思う。

yuzuka 効率悪いですよね。なんで結婚願望がなさそうな人しかいないところで婚活してるの?とは思います。アプリで探すくらいなら、そのへんの道で探した方がマシかも?まで思う。

勝倉 そうなんだよね。いないところで釣りしてんのよ。
yuzuka 分かる。魚がいないところに投げ続けている。
勝倉 逆に聞きたい。なんで魚影がないところで釣りしてんの?

釣れない フリー素材 で検索しました

yuzuka (笑)まあ、マッチングアプリの広告って「魚影ありまっせ!」って宣伝してますもんね……。
勝倉 たしかに(笑)
yuzuka 「結婚相談所には結婚願望がある人しかいない」って、当たり前だけど滅茶苦茶メリットじゃない?って、私も最初に聞いた時に思ったんですよね。変な探り合いもいらないし。

勝倉 結婚に対して真摯な人と出会えるのはメリットだよね。ちゃんと向き合ってくれる人しかいないから。良い結婚をするためには結婚に対する将来像が同じかを見極めなきゃいけないんだけどさ。戸建が良いなとか、子どもは欲しいな、とか具体的な話って絶対に必要じゃん。アプリの最も悪いところは、それが出来ないところ。相手に結婚願望がなかったときに、そもそもそういうことに一切向き合ってくれない。

yuzuka そうですよね。相談とか周りの恋愛を見ていると、結婚願望がなかった時には話し合いにすらならないケースが多いと思います。「重い…」ってそのままフェードアウトされたり、誤魔化されたり。結婚の話をするだけでキレられる、とかもよく聞きますね。

勝倉 そう。アイツらは向き合うどころか、「結婚したい」って言われたら別れちゃうから。
yuzuka そこが怖いですよね。

勝倉 あとはもしも結婚するとしてもさ、アプリとか他の恋愛って、基本的には「勢い」でいくのよ。自分の問題も相手の問題も二人の問題も、全てごまかして勢いで結婚する。だから旦那デスノートに書く羽目になるんですよ。言いたいこと言えないとか、相手に性格的な問題があるとか、そんなことがあっても「でも顔が好み」とかで結婚しちゃう人がいくらでもいて。そんなんじゃサステナブルな結婚にはならないですよね。
yuzuka 確かに。

勝倉 相談所だと、自分も相手もある程度冷静な中で、最初に話さなきゃいけないことを全部話せる。そのうえでこの人って決めたら、そこからいくらでもラブラブすれば良いわけだから。その方が安全です。

yuzuka 順番が重要な気がしますね。ときめく前に大事な話が全部できているって、結婚相談所ならではな気がします
勝倉 そうそう。好きになっちゃったら全てよく見えちゃうし、合わないところは見ないようにしちゃうからね。

yuzuka こういう話から、相談所って恋愛できないんでしょ?ドキドキできないんでしょ?みたいにいう人もいますよね。

勝倉 いる。でも、相談所でも恋愛はできるのよ。ただし最初から恋愛するのは怖いから、ある程度相手を知ってからドキドキしなってことですね。当たり前の話やん。

yuzuka 確かにナレソメの在校生と話していると、みんな普通に恋愛してますよね。これは私も入って意外だったんですけど、みんな超恋してる。聞いててこっちまでキュンキュンします。
勝倉 そりゃそうじゃん?男と女なんだから。相談所でドキドキできないって偏見なんなの?って感じ。

ドキドキできるよ

yuzuka もしかしたら、相談所にはモテない男女しかいない…。私が好きになれるような素敵な人なんていない……。みたいな偏見がそうさせている可能性もあります。

勝倉 なるほどね。そんな悠長なこと言ってる奴は一回ぶちこみたいですけどね。こんなに可愛い子達がこんなに頑張ってるのかって思うと思う。イケメンで高年収な人は沢山いるけどすぐに可愛い子に刈り取られていくし。相談所の中にいたとしても現実と同じように結婚するハードルは高いから、あなた達が結婚できるかは別。

yuzuka ていうか、そういうことを言う人たちって、外の世界でもハイスペイケメン達にプロポーズはされていないわけですよね。外でもそういう人たちと釣りあう女性は、当然結婚相談所でもハイスペイケメンをゲットすると思いますが、そうでない場合は……。
勝倉 そうなんよ。穴モテしてるだけだと、一回くらいヤられたとしても、ちゃんと付き合ってはくれてないわけじゃん。そこを勘違いしてるよね。

yuzuka 若い頃に一度穴モテ的なモテ方をしちゃうと、その頃の自分のモテ方を自分自身の価値として勘違いしたまま年齢を重ねてしまうから、それをリセットするのってすごく難しいのかも。私もそのふしがあったので分かりますよ……。

勝倉 アプリで穴モテしたとか、チヤホヤされたとかいう子はね、例えていうなら一回クスリ打っちゃったのと同じ
yuzuka 確かに。脳内物質出まくりの刺激的な恋愛ですからね。

勝倉 一度療養してクスリを抜いても、その時の快感ってなかなか忘れられないんだよね。それでまたつい打っちゃうわけ。
yuzuka はあ……。耳が痛い。それを思うと、結婚願望があるなら変に穴モテしてないで、若いうちからちゃんとした恋愛をこなすべきだって思いますね。

勝倉 クスリを打ったことのない人は普通の恋愛にも幸せを感じられるし、ストレートに結婚できますからね。クスリは使わないで欲しい。アプリには売人がいっぱいいるからね。
yuzuka こわいこわい。

勝倉 あとはクスリを打っちゃったって人は、ナレソメで「クスリを使わないでですむ相手選び」を学んでほしいですね。YouTubeを見るでも良いし。
yuzuka あの動画は、クスリを打った人のためのケアとして存在したわけですね。
勝倉 ケアです。ナレソメはクスリを打った人たちの更生施設でもあるんです。

yuzuka  とんでもないインタビューの字面になってしまいましたがこのまま使います。


結婚相談所って、どんな人がいるの?

勝倉さん

yuzuka ところで、結婚相談所ってどんな人が多いですか?
勝倉 まずは一年以内に結婚したい人。
年齢は様々だけど、最近では20代〜35歳くらいで検索しても数千人出てくるレベルで、めちゃくちゃ若年化がすすんでます。あとは、ある程度経済力がある人が多いのも特徴かな。相談所はお金を払って婚活する場所なので、それが払える人しかいない。だからハイスペ層も多い。結婚相談所にいる人をバカにしてくる人もいますけど、そいつらよりも年収ある人ばっかりだと思いますね。

yuzuka たしかに卒業生にも、ハイスペと呼ばれる男性が多いイメージですね。女性も経済力があるバリキャリタイプの人が多い気がします。

勝倉 あとはね、計画性がある。結婚に対しても現実を見て、「今婚活しよう」とちゃんと計画して具体的に行動できてるわけだから。「計画性がある」って、パートナーとしても大切な資質じゃん。だから、一言で言うと出会いの質が高いのよ。結婚相談所には、お金があってちゃんと考えられる結婚願望のある計画性の高い人がいます。

yuzuka 待って!?「お金があってちゃんと考えられる結婚願望のある計画性の高い人」……マジでアプリで出会ったことがない。

勝倉 そうですよ。お金がなくて計画性のない人たちの巣窟がアプリです。
yuzuka マジでそれが真理な気がしてきました。
勝倉 だからアプリと比べてバカにされる意味が分かんない。

yuzuka というか、用途が違うんですよね。遊びたい!イケメンとわちゃわちゃしたい!友達が欲しい!だったらアプリ一択だと思いますけど、「婚活」となると場が違いすぎる。それでもいまだに多いですよね。マジレス相談でもしょっちゅう「アプリで婚活してて……」って来ますし。

勝倉 なんでそうなるんだろうね。末期はティ○ダーで婚活してるんだもん。そんなの、公文で東大入ろうとしてんのと一緒よ。ECC Jr.とかね。
yuzuka ECC Jr.はあまりにも懐かしすぎる。

勝倉 なんでティン○ーで結婚できると思っちゃうのかが分からない。

yuzuka たまにいるからでしょうね、テ⚪︎ンダーで結婚する人が。私の周りにもいますもん。だけど実際にアプリで結婚までいく人たちって、1%未満だと聞きました。そうなると○ィンダーなんて、その中でもかなりレアケースでしょうね。因みに私の友達はめっちゃ美女なので、そもそもアプリじゃなくても結婚できてたと思います。

勝倉 割合ってものを計算してほしいよね。あと、アプリは最悪刺されることもあるから怖い。
yuzuka いや、それはありますよ。なんの情報もないまま二人きりで会うわけで、実際に事件もありますからね。そこは気をつけてほしい。

勝倉 結婚相談所は職場も含めて全部握られてるから、さすがによっぽどヤバい奴以外はそんなこともないし、よっぽどヤバいやつって金がないことの方が多いから、そもそも相談所に入れないと思うんだよね。アプリは本当に無理すぎるな…ちょっと…無理すぎる……地獄すぎる……。
yuzuka 勝倉さんに拒否反応が出ている。

勝倉 あとは、ある程度若くて市場価値も高い人であれば、紹介とか合コンとかも勿体無いなとは思う。だって数が少ないじゃん。紹介なんて何人来るの?合コンだって、4人とかでしょ?その少ない母数の中で生涯の大事なパートナーを無理矢理決め込もうとする意味が分からない。それなら相談所でたくさんの中から選んだ方が良いじゃん。

yuzuka お金とかプライドの面で、「私がわざわざお金を払って相談所になんて」って人は多いと思います。
勝倉 でもさ、結婚ってめちゃくちゃ重要なことじゃん。そこにはお金払ったら?と思わん?
yuzuka たしかに。そう考えると、相談所の費用対効果は決して悪くないんですよね。

「1人で生きていく」という貴方へ。本当に大丈夫そ?

パワー系のナレソメメンバー。個性豊かで心強すぎる

yuzuka 勝倉さん、最後に、相談所に来るか悩んでいる方にメッセージをいただけますか?

勝倉 結婚したいなら相談所一択なので、来てください。
本気で結婚したいなら、アプリや紹介よりも、「大きな母数がいて、その全員が結婚と向き合っている人たち」という環境であなたに合ってる人を探すのが一番コスパが良いと思います。

あとはナレソメは、「相手探しよりも自分探し」だと思っていて、そこもサポートしています。とくに若い人だと自分自身をちゃんと分かっていないから、結果適切な相手を選べないってことがよくあって。結婚の経験がある人たちがその辺をアドバイスしたりサポートしたりしながら婚活できるというのも、大きな利点だと思います。

yuzuka ナレソメはサポートが充実していますからね。

勝倉 そうなの。あとは、「一人で生きていく」という貴方、相当な覚悟を問うた方がいいですよ。

yuzuka そうですね。本当に結婚したくないという人は全然良いと思うんですけど、「本当はしたかった」場合、気づいたときには遅いケースもありますから。

勝倉 周りの友達がみんな結婚して子ども産んで、男からは誘われなくなって、職場の若い子達がどんどん産休に入って自分はひたすら働いて……。病気になっても一人で誰も助けてくれない、高齢者になって意思決定するときもボロボロになりながら自分でやらなくちゃいけない、本当にそれでいいなら一人でいたら?と思います。
yuzuka 重い決断だ…。

勝倉さん

勝倉さんならではの辛口コメントもありつつ、結婚相談所の解像度が上がった今回の対談。

次に話を聞きに行ったのが、ナレソメ予備校を成婚退会したりーちゃん。実は彼女、もともとはyuzukaの読者で、イベントに来てくれたことも。
そんな彼女、以前は結婚願望が持てず、将来の確約のない関係性の方が安心だったという地獄出身者。それ故当時は勝倉さんのことはミュートしていたという徹底ぶり。そんな彼女がナレソメに入会し、成婚した経緯を聞きました。

元yuzukaファン。勝倉さんをブロックしていた彼女が、ナレソメ卒業生になるまで。

りーちゃんにオンライン取材しました


家庭を持つのは恐ろしい。結婚願望皆無の状態から、結婚相談所に入所したワケ

yuzuka りーちゃんは昔、結婚願望がなかったんですよね? 

りーちゃん はい。寧ろ家庭を持つことは「恐れ多いこと」だと思っていました。こんな自分が結婚したり、子どもを産んだりできるわけがないって。
自分自身が生きづらいと感じることが多かったから、こんな思いを再生産するわけにはいかない、という思いもありました。自分のこともままならない人間が、誰か別の存在の世話なんてできない、と考えていたり。

yuzuka 分かります。

りーちゃん 今思えば、本当は欲しいけれど自分には到底手に入らないから、認知の歪みで酸っぱい葡萄と思い込もうとしていたのかもしれません
結婚ラッシュで結婚していく友達をみたり結婚式に呼ばれると、幸せそうな姿が嬉しい一方で、辛く感じてしまう拒否反応もありました。その頃は自分の生活も安定していなくて、不安があったのも大きいかもしれません。

yuzuka 自分の生活がしっかりしていないと、誰かと幸せになる未来は想像しづらいですよね。

りーちゃん そうなんです。それに、世の中の流れもあったと思います。環境も悪くなっていくし、日本も少子化になっていく。このままでは子どもたちが多くの年配の人を支えなければいけなくなってしまう……とか、悪いところにばかり目がいき、ディストピアのように感じて。やっぱり当時もツイッターにはそういう思想の人たちが多くて、そういうものを読んでいくうちに、もっと深みにはまっていく、みたいなところもありました。

yuzuka さすが私の読者だっただけあって、私と思考が似ていますね……。因みにその頃はどんな恋愛をしていたんですか?

りーちゃん 実は20代半ばまで、自分の好意をうまく伝えられずたいした恋愛の経験もありませんでした。その反動で、上京を決めてからは好奇心のまま経営者の人達と会ってみたり、夜中に「おいで」とだけ連絡が来て、タクシーでその人の住んでいるタワマンに行く、みたいな時期もありました……。
yuzuka 典型的な地獄だ……。

地獄だよ。火がメラメラしてるね

りーちゃん その時は「活動的なメンヘラ」でしたね。恋愛メディアを読み漁り、ノートに自分の感情を書き殴ってみて客観視したり、書籍を読んで内省したり。ちょうどその頃、yuzukaさんのツイッターも見て共感していました。今から思えば、その頃は異性というのを完全に敵だと思っていた気がします。
yuzuka それはまたどうしてでしょう?

りーちゃん 学生の頃の経験から「女の人には清楚であってほしい」など、勝手な自分の理想を押し付けられるイメージがあったんです。それに、「守ってあげる」と言われたら、「何から?ダンプが突っ込んできたら全員死ぬやん」とムカついたり。とにかく常に評価に晒されているように感じて。だけど変な承認欲求はあって、敵だと思うくせに、その人たちに認められたい……と、釣れるかどうか試すような行為をすることもありました。

yuzuka そういう矛盾、私も抱えていたから分かります。そんな状態から、どのような経緯で結婚願望が出てきたのか気になります。

りーちゃん 実は相談所に入る前、1年間お付き合いした彼がいたんです。私はもともと顔から入る片想いばかりだったのですが、彼はのび太くんのような見た目で、当初は全然タイプじゃなかった。だけど一緒に過ごしていく中で友達みたいにすごく居心地がよくて、「こんな風に二人でずっと一緒にいるっていう約束が結婚なのだとしたら、アリなのかもしれない」と、はじめてそう思えたんです。同時に、彼との子どもなら見てみたい、という気持ちも芽生えました。異性が敵ではなく、パートナーとして存在した感覚でした。

yuzuka 彼にはそう思える何か特別なものがあったのでしょうか?

りーちゃん 彼との出会い、というのもありますが、自分の生活や価値観が整い始めていたのも大きいと思います。その頃から仕事も安定してきていたり。
yuzuka 自分が整えば出会う人も変わりますよね。良いタイミングに良い人と出会えたんですね。だけど彼とはその後お別れすることになるんですよね。理由を聞いても良いですか?

りーちゃん それが、彼の海外異動が急に決まり、そのタイミングで将来の話をすると、彼の結婚願望がまったくなかったんです。過去には「将来はどこに住みたい?」「子どもは欲しいの?」等と聞かれたりもしていたので、アレは何だったんだ!と思いましたね。
お別れすることになった一方、その時には結婚願望も生まれていたこともあって、改めて「次は将来の確約のある関係を作ろう」と思いました。作って、壊して、みたいな恋愛はもうしたくない。きちんと基盤を固めたいって。

yuzuka そこで本格的に婚活を開始するわけですね。

りーちゃん そうです。それで、どこで探すのが良いんだろうと考えました。アプリで結婚願望が読めない人をゴールまで持っていく腕力はないし、自然恋愛にも自信が無くなっていましたから。それでもっと安定して関係構築ができる場所はどこだろうと考えた時に、結婚相談所の選択肢が思い浮かびました。もう、結婚の意思のある人の中から選びたいって。少し前からミュートしていた勝倉さんのツイッターを再度見に行ったのもそのあたりでした。

yuzuka その前は、勝倉さんをミュートしていたんですよね。

りーちゃん はい。もう、耳が痛くて(笑)聞きたくない!って、蓋をしていた感覚でしたね。だけどナレソメのことをちゃんと知っていくにつれて、勝倉さんの言葉には本当は深い愛があるんだってことに気づいて、今はもちろんミュートを解除しています。実際にお会いした勝倉さんは、とても綺麗で大局観があり優しい方でした。

yuzuka 分かります。私も今は大好きですが、最初は「なんでTwitterでこんなキツイことを言うの!」って思ってましたから(笑)とは言え、当時はミュートする程に苦手だった勝倉さんがいるナレソメに入会することになるわけですが、どのような経緯でそうなったのでしょう。

りーちゃん お別れが決まった翌日に、号泣する合間で予約を取って大手相談所に無料面談に行ったんですが、とてもコンサバな、私が苦手としていた「世間的に正しい」結婚相談所のイメージを受けました。成婚のお写真を見ても、自分がそこにいるイメージがあまり湧かなかったというか。あとはイケメンが本当にいるかが心配で……。

結婚相談所に、イケメンはいるの?

ナレソメ活動中のりーちゃん

yuzuka やっぱり相談所以外の出会いの方が、イケメンは多いですか?

りーちゃん いろんなアプリを一通り経験した後、結婚相談所も経て思うのは、めちゃくちゃイケメン!っていうのは、確かにアプリの方が多かったと思います。ただ、内面は整っていなかったですね。顔が良ければ良いほど、中身に難があるというか……。

yuzuka 分かる気がします……。そこから、ナレソメの面談を受けたわけですね。どうでしたか?

りーちゃん ナレソメの無料面談で成婚のお写真やインタビュー、仲人さんのプロフィールを見た時に、他の相談所と全然イメージが違うことに驚きました。勿論IBJ*を使っているので、社会の縮図というか、いろんな人たちがいるんですけど、特に若い世代が多いなと感じました。その中でも成婚した方の露出が多いことが参考になりましたね。

*IBJとは、「IT Bridal network of Japan」の略で、日本結婚相談所連盟のことを指し、 加盟している結婚相談所や、直営店で活動中の婚活者同士を繋ぐ組織のこと。ナレソメも加盟しているよ。

yuzuka 因みにそのあと相談所では、イケメンとマッチングしましたか?

りーちゃん ありがたいことに、実は4人くらいイケメンとお見合いが続いたこともありました。一覧に並んだプロフィールを見て「年収もあって結婚願望もあってイケメン…!?こんな人がこんなにいるの!?」ってびっくりしました。
そこで気づいたのが、相談所のイケメンってちゃんと誠実、もしくは色々遊び終わって誠実になっているんだと思います。素材が良いけれど奥手で穏やかだったり、中には「アプリで遊び終えた」みたいなイケメンもいましたね。

yuzuka 彼らも遊ぶ場所と婚活する場所を使い分けているということですよね。
りーちゃん はい。だからアプリで「婚活」をしてるという人をみるとどうしても心配になります……。
yuzuka 恐ろしい……。

ナレソメ入会後、数ヶ月で即成婚。決め手は?

成婚のお祝い

yuzuka そんなりーちゃんですが、ナレソメに入学後は数ヶ月でスピード成婚退会されてますよね。今の旦那さんに決めた決め手はなんだったのでしょう?

りーちゃん 実は……ほぼ一目惚れなんです。思いやりと気遣いが心地よくて、一緒にいると、自分のことが好きになれるんです。あと....顔も好きでしたね。
yuzuka なんと!?

りーちゃん 有難いことに二人目のお見合いで彼と出会って、他の方とお見合いを重ねるごとに確信が増していき...仮交際のデートも、彼以外とはほとんどしていないんですよ。めちゃくちゃ運がよかったのと、散々スワイプしていた時に身につけた経験が功を奏している気がします。

yuzuka 地獄で経験したテクニックを活かせるのは、他の地獄出身者の希望になりますね。それにしても一目惚れって、世間の結婚相談所のイメージとはかけ離れていますよね。どうしても「妥協して結婚」「恋愛できない」というイメージを持っている人が多い気がします。

りーちゃん そうなんです。私も相談所は恋ができないっていうイメージを持っていたんですが、周りを見ても、みんなめちゃくちゃ恋してるんですよね。女子会でもいつも恋バナしていますし。短期間で出会う数を増やすだけで、人との出会いであることに変わりはないのかなと思いました。

yuzuka 相談所ならではの良かった点ってありますか?

りーちゃん 何よりも期限やルールが決まっていて、情報が開示されているところですね。私みたいに推し進める力が弱くても、それに沿って進むことができる。そこを更に仲人さんがサポートしてくれるので、心強いです。
yuzuka 仲人さんは強力な恋のキューピッドですよね。

りーちゃん 担当のみづき先生がいつも暖かく愛を持って背中を押してくださったので、相手に好意を伝えるのが苦手で自滅してきた私でも1人で不安になることがなかったです。内省も大事ですが、考えすぎてネガティブになりがちだったので、明るく活動できたのがありがたかった。そのおかげで、彼とは楽しく過ごしながら愛を伝えられた気がします。それに、仲人さんを通して向こうのお気持ちを聞けるのはすごく良かったです。

成婚モンスターの異名を持つみづき先生

yuzuka 逆に、相談所を使う上で感じたデメリットってありましたか?

りーちゃん え……なんにもないかもしれないです。それなりに貯蓄もあったからお金もデメリットには入らないし……。強いて言えば、ハイヒールで歩き回るのが痛かったくらい……?あとはナレソメで「相手探しではなく自分探し」と言うように、結婚相談所の婚活ではとくに深く内省して自分の嫌なところや癖にも向き合うことになると思うので、そこは腹づもりが必要かもしれません。うまくいかない時にも行動と内省をし続けることが必要になります。

yuzuka では、数ある相談所の中でもナレソメを選んで良かった点はありますか?

りーちゃん とにかく、女子会の存在がめちゃくちゃ大きかったです。
ナレソメで婚活することで、旦那さんひとりと、まさかの友達ができました。LINEにこんなに女の子が増えることってあるの?ってくらい。アプリではブロックする人しか増えなかったけど、ナレソメではたくさんの素敵な人たちと出会えました。

女子会の様子。真ん中右上に女子以外がいるね

yuzuka 他の会員さんとの交流って、他の相談所ではあまりないものなんですか?

りーちゃん あまり聞いたことはないです。寧ろ、ナレソメのみなのでは。初回面談に行った相談所はプライバシーの配慮から面談ブースがパーテーションで区切られていて、声が少し聞こえる感じで、逆に気になりました。むしろ隣の方と話したい、仲良くなりたい!と思ったけどできなくて。

婚活中って孤独なんですよね。普通の友達に「仮交際が…」と言っても、馴染みがなかったり、好奇の目で見られたりもするので。ナレソメでは同じ志を持つ友達がたくさんできて、「次の顔合わせのとき、服装どうしよう」とか「親御さんへの手土産にメッセージカードをつけたよ」など、小さなことでも相談や報告がしあえるのは、すごく嬉しかったです。励まし合えました。

yuzuka 同じ時期に婚活していた仲間って、これから先も同じ道を歩むことが多いですしね。

りーちゃん そうなんです。退会しても仲が良いので、そのまま妊活の相談ができたり、子どもができればママ友になって、ベビーカーの話なんかをしたりもできますよね。

それに加えてナレソメは、科目を選ぶみたいに担当の先生を選んでゼミを受講できるので、学校に通っているみたいに楽しく婚活できました。特に山崎先生のセミナーは、yuzukaさんの読者には刺さる人が多いのではと思います。

yuzuka 分かる。宇波さんのゼミもアットホームで楽しいし、しゅくろーゼミは全員友達みたいに仲良いし。コミュニケーションを教えているジョンさんに至っては、私が人生でお会いした中でもトップクラスのコミュ力の化け物ですからね。どの先生を担当にしても、個性豊かで心強い。

ナレソメの塾長、学年主任

退会後の生活。「こんなはずじゃなかった」は、ない?

りーちゃんは笑顔がかわいい

yuzuka 一目惚れから成婚退会となったりーちゃん。現在の生活はどうでしょう?

りーちゃん 春にお別れしてから短期間でこんなに人生が変わるか、というくらい幸せに過ごしてます。
yuzuka 素晴らしい。

りーちゃん 実は私はもともとだらしなくて、独身時代の休日といえばネトフリ見ながらチューハイ飲んでダラダラ寝てる…みたいなのが定番だったので、それを「結婚したら絶対に辞めなきゃいけないよね」って内心怯えてたんですけど、そこもなにも変える必要なく、そのままでいられて驚いています。今日もお昼寝して起きて、リビングで会ったらハグして「解散!」みたいな。一緒にいることと個人が両立できていて、居心地が良いですね。あとは一緒に食べる人ができて、料理がすごく楽しいです。

yuzuka 相談所って結婚までのスピードが早いですけど、「こんなはずじゃなかった」って部分は出てきていませんか?

りーちゃん こんなに早く進むの!?後から何か出てこない!?と思っていたんですが、今のところないんですよね。すれ違いも「こんなはずじゃなかった」もなくて。最初に開示していることと、活動の中ですり合わせをすることが当たり前になっていたので、あらかじめ伝え合えているのかも。

yuzuka もともと私の読者だったりーちゃんが、こうして幸せそうにキラキラ輝いているのを見ると私まで嬉しくなります。最後に、そんなりーちゃんから、結婚相談所に来ようか悩んでいる方にメッセージはありますか?

りーちゃん 私も結婚に対して否定的な気持ちをずっと持っていました。自分の願望に気が付くきっかけがあってから今思うのは、自分の力で相手や周りを幸せにできる実感は、人生後半の生きる喜びになるのでは、ということ。私のように、幸せと縁遠い日々を過ごした利点は、大事にしあえる人の尊さを噛み締められることだとも思います。もしも少しの可能性があれば、一歩踏み出してほしいです。


※このままだとめっちゃくちゃ長い胡散臭いPR記事になってしまいそうで、本当はナレソメの代表である宇波さんのインタビューも載せようと思っていたのですが、別の機会にすることにしました。ごめんちゃい。
当初この記事自体、「結婚相談所のメリットもデメリットも、言われたことは包み隠さず書くぞ!」と意気込んでいたのに、話を聞く人全員から「デメリットはない」と断言されるというのは驚きです。因みに、ヤラセではありません。


あなたの「結婚したくない」は、本音ですか?

さて、この対談たちを通して私が皆さんに問いたかったのは、あなたのその「結婚したくない」は、本音ですか?という部分です。

本音ならいいんです。
私のことなんて無視して、自分自身が思う幸せに向けて、突き進んでほしい。

だけど、もしそこに迷いがある人がいたら、ちょっと立ち止まって考えてみませんか?

「本当は結婚したい」
私自身、ずっとその気持ちを胸の奥に押し込めていました。
そこには「私になんて結婚する資格はない」という自己肯定感の低さや、歪んだ男性嫌悪を含んだジェンダーバイアス、それから、長年Twitterに居座り続けたことで生まれた、「結婚願望を認めるのは恥ずかしいこと」と言うよないびつな価値観なんかが、その原因として複雑に絡み合っていた気がします。

それらが少しずつほどけて自分の心に素直になって結婚した今、私はシンプルに幸せです。そしてこの先もしも上手くいかなくなったとしても、この選択をとったことに後悔はしないと思います。

yuzukaの夫と息子

叩かれる覚悟でここまで結婚を推奨する記事をあえて書いたのは、それだけ後悔する人たちを見てきたからです。

結婚では、自分で選んだ「家族」を得られます。
「親ガチャ」という言葉が存在する通り、生まれた時の家族は選べない。
だけど結婚で得る家族は、自分で選ぶことができる。

ナレソメ代表である、宇波さんが言ってくれた言葉で、大きく頷いたものがあります。

何枚も撮ったのに一枚しか使える写真がなかった宇波さん

「人生が2回あったら、1回は独身のままチャラい社長をやってみても良いなって思う。だってそれも絶対に楽しいじゃん。だけど、人生は1回しかないんだよ。1回しかないのなら、僕は何度だって今と同じ結婚して家族を作る選択をとる」

「結婚しない」という選択も、尊重されるべきだと思います。それで幸せな人は、たくさんいるんだから。

ただ、あなたは本当にそっち側の人間ですか?と、改めて問い掛けたい。

歳を重ねて、本当にひとりぼっちになった先で後悔しないか、若さを失った先の人生設計はあるのか。突き進んだ先に本心に気付いてしまったら、その時にはもう取り返しがつかないかもしれないから。

一人で生きていくことも、カッコいい。
だけど一人で生きていくことだけが、カッコいい生き方ではない。

この記事を読んで、「結婚してもいいかもな」って自分に気づいちゃった人へ。
最後は宣伝で締めさせてください。

私と一緒に婚活、やりませんか?
ナレソメでは、「相手ではなく自分を変える」をモットーに、自分自身のことを見つめ、学んでもらいながら、私たちが「結婚」というひとつのゴールに導きます。もちろん私も学年主任として、あなたを最後までサポートします。

結婚しなくても幸せになれる時代に、もっと幸せになるために、私と一緒に一歩踏み出しませんか?

ということで、今度こそ意気揚々と宣言します。
この度、結婚相談所「ナレソメ予備校」の学年主任に就任いたしました。よろぴくね。

yuzukaゼミでTENGA LAND


因みに私を学年主任に指名すると、オープンチャットで相談ができたり、毎月私のゼミを受けられたり、オフ会で夜中まで語り合えたりします。ゼミのテーマは…「メンヘラの取説」と「イトナミ学」。詳しくはHPを見てね


yuzuka


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