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日本最古の靴クリームメーカーが手がけるシューケアボックスで靴磨きデビュー

さまざまなシューケアグッズがありますが、自分は今回初めて靴磨きするので、初心者でも使いやすそうな国産老舗メーカーのオールインワン靴磨きセットを購入しました(国産と老舗というキーワードに弱い)。

お気に入りの靴(フェイクレザー)のつま先が傷ついてからずっと靴箱に放置していて、でも捨てたくない&この靴を履いてまた外出したいと思っていたので、今回購入した<エクセレントシューケアボックス>でつま先をメインに靴全体をメンテナンスしていきます。

エクセレントシューケアボックス
https://www.taniguchikagaku-onlineshop.com/shopdetail/000000000066/

今回使用するエクセレントシューケアボックスの内容物

木箱なので特別感があります。プレゼントとしてあげても喜ばれそう。
昔から変わらないであろうこのシンプルで素朴な感じ……。うーん、イイですね!

日本最古の靴クリームメーカー<株式会社 谷口化学工業所(ライオン靴クリーム本舗)>が手がけるエクセレントシューケアボックスには、合計8点のケアグッズが入っています(下記参照)。「靴の磨き方」という三つ折の説明書も同梱されていました。

エクセレントシューケアボックスの内容物
・エクセレントクリーム(黒)
・エクセレントワックス(黒)
・エクセレントリキッドクリーナー(クロス同梱)
・馬毛ブラシ
・豚毛ペネトレイトブラシ
・白豚毛ブラシ
・グローブテレンプ
・磨き用クロス


つま先がボロボロ。完全修復は厳しそうですが目立たなくはできるはず。

ずっと靴箱に放置してしまってごめん。初心者だけど徹底的にメンテナンスするから……!

事前準備ポイント
・室内でメンテナンスする場合は新聞など敷くものが必須
・手が汚れるから汚れてもいいような服装で臨む


表面に付着しているホコリを全力で取り除く

まず、最初に馬毛ブラシで靴全体のホコリを取り除きます。ホコリが残っているとクリームがうまくのらないので、ホコリを丁寧に落としていきます。


細かい汚れをエクセレントリキッドクリーナーで落とす

ホコリを落としたら、エクセレントリキッドクリーナーをクロスに染みこませて靴全体をやさしく拭きます。ちなみにこのリキッドクリーナー、鼻にツーンとくるような刺激臭はないのでオエッ!ってならず、使いやすかったです。


エクセレントクリームを靴全体に塗る

↑こちらがエクセレントクリームです。クリームはかなりべっとりとした感じ。このクリームを豚毛ペネトレイトブラシの先端にちょいちょいと付着させます。一度に多くの量を付着させて塗るより、複数回にわけて塗るのがポイントなんだとか。

ズボッと付着させすぎてしまった……。これの半分くらいの付着量で靴全体に複数回塗るのが正解だと思います。

靴全体にエクセレントクリームを塗り終わりました。これが正解かは定かではないんですが、傷の方向とは別の方向にクリームを塗ったほうが傷が目立たなくなった気がします。例:傷が縦方向の場合は→クリームは横方向に塗る


白豚毛ブラシでエクセレントクリームを全体に伸ばす

豚毛ペネトレイトブラシで塗ったエクセレントクリームを白豚毛ブラシで靴全体にまんべんなく&やさしく伸ばしていきます。


グローブテレンプで靴全体を乾拭きする

エクセレントクリームが乾いてからグローブテレンプで空拭きするのか、乾ききっていないのに乾拭きするのかはイマイチでしたが、自分はある程度乾いてから乾拭きしてみました。現時点でも傷がかなり目立ちにくくなっていますね。


エクセレントワックスをつま先とかかと部分に塗る

磨き用クロスにエクセレントワックスを付着させて、つま先とかかと部分に塗ります。個人的にはヘアワックスみたいな柔らかいワックスを想像していましたが、実際はかなり固めでした。ワックスを塗った後に少量水を含ませながらさらに磨き上げるのがポイントなんだそうです。


メンテナンス完了+別の靴もメンテナンスしてみた

かなり近くで見ないと傷がわからないくらいに!パッと見だとまずわかりません。

初めての靴磨きというのもあって、一度で完全修復とは至らず……。しかし、傷はかなり目立ちにくくなりました。これでまたこの靴を履いて外出できます。やったぜ!

↓別の靴も同じ手順でメンテナンスしてみました。

この靴のつま先にも少し傷があります。
しっとり!ほぼ新品みたいな輝きに。

こちらの靴は傷が浅いのでかんたんに目立たなくできました。傷が深くなる前のメンテナンスが一番大事なんだなと思いました。「脱いだら傷をチェック→傷があればメンテナンス」をルーティン化すれば、深い傷ができにくくなりそうです。


さいごに

初めて靴磨きでしたが、ホコリを取り除いたり、クリームを塗ったりなど、個人的にはすべてのプロセスが楽しかったです!靴のメンテナンスを生業にしているプロの技術には到底かないませんが、意外と自分でもかんたんかつキレイにメンテナンスできるんだなと勉強になりました。

おまけ:ケアグッズのお手入れ方法
・ブラシ/クロスは水洗いできる
 ※ワックスが付着した磨き用クロスは汚れが落ちにくい
   無理に汚れを落とさなくてもOK
・ブラシ/クロスはしっかり乾かしてから木箱に戻す

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