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映画感想『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』

◆あらすじ◆
烏野高校バレー部に入部した日向翔陽は音駒高校との合同合宿で、因縁のライバルとなる孤爪研磨と出会う。翔陽たち烏野高校のメンバーは、音駒との練習試合で力をつけていった。そして春の高校バレー全国大会に出場した烏野高校は2回戦で優勝候補の稲荷崎高校を下し、遂に3回戦で、これまで公式戦で一度も当たったことのなかった因縁のライバルである音駒高校との対戦が実現するのだったが…。

※IMAX含め2回鑑賞


もうなんだか決戦が始まる前の何度も観た研磨と翔陽の出会いでウルウルしちゃってね。
試合始まってからは心の中でいろいろメチャ叫んで、結果・・・泣いたww。

烏vs猫の戦いだが研磨と翔陽の個人戦でもある今作、ホント彼等の心情がよ~く表わされてて「やっぱハイキュー最高だな!」って思ったよ。


スクリーンならではの迫力あるカメラワークやアングル、絵のタッチ、アニメでしかできない息遣いなどどのシーンを取っても興奮のひとコマひとコマが成立してる。
特にクライマックスの研磨目線!ボールを“見届ける”ショットの説得力は半端無かったなぁ。

空中を舞うボールの放物線
それを追う様に描かれるラリーの応酬
一打一打に込められた強靭な意思
落としたくない落とすわけにいかない緊迫感

それぞれのチームの色を惜しみ無く&もれなく描いてくれてるし彼等が切磋琢磨した合同合宿がこの試合をより高めてるんだって効果がいつもながら素晴らしい!
研磨とクロの子供時代の話も良いアクセントなんだよなぁ。

研磨の緻密な計算が烏野を苦しめるけど翔陽の成長スピードがそれを凌駕する瞬間はホントに見応えしかなかった。
今までコツコツと描かれてきた飛雄と翔陽の理屈じゃない信頼関係がここで炸裂するのホント構成として巧みだわ。
飛雄の「オープン!」には感動しかない!

『ハイキュー!!』はそういうのいつも巧いなぁって思うけど今作は更にそれの上をいく感あった。
そして研磨自身の“自分超え”も極々自然に演出されてて「頑張ったねぇ~」って頭撫でてあげたくなったわ。

バレー好き好き熱がぺしゃんってなり掛けた時の翔陽がいつもと違う感の出し方凄くゾクッとした。

もうホントこの2人にはヤラレタ。

個人的にはクロ、ツッキー、木兎の関係性が好きだから見応え更に十二分でしたン!

いやっ!ちょっと待った!!!!

挿し込みで白鳥沢のサトリとツトムがPCでこの試合を観戦してるシーンがまた好きだったのよね~。2人のお茶目会話とサトリの観戦論オモシロ~。
実は何を隠そう『ハイキュー‼』で一番好きキャラは天童覚君なのでしたぁ!
₍₍٩(ˊᗜˋ*)و⁾⁾ꕤ

ワタシは白鳥沢が烏野に負けた時、試合後コートで若利とサトリがストレッチやってるシーンがめっちゃ好きなのさ!
ひねくれ感が突き抜けててホント楽しい。

そして、烏養一繋元烏野監督がTV画面越しに孫の鵜飼コーチを通して猫又監督に手を差し出してエア握手するシーンはジーンと来たね。
2人の因縁も背景にあってこの結びはシビレたなぁ。

【新しい自分を知って成長するって楽しいね!】

とにかく『ハイキュー‼』観てるとそう思うわけです。


さぁ、次は鴎台戦だぁ!

アンタは出ないよ~!サトリちゃんww

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