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2018年12月の日曜日。暮れの大一番。私は上司と中山競馬場にいた。
少し競馬をかじったことのある人であればわかるだろう。

有馬記念

しかも”平成最後の”有馬記念

私は学生最後の思い出にと、10万円をある馬の複勝に賭けた。
小雨の降る中、10万人を超える入場者数に圧倒され、
押競饅頭状態の観客席。
15時25分中山競馬場のG1ファンファーレが鳴る。
観客のボルテージも最高潮。


奇数番各馬のゲートインが終わり、偶数番も終わる。
最後に大外の馬のゲートインも終わる。

2分32秒2
2018年の有馬記念を1着で駆け抜けた馬の走破タイム。
ブラストワンピース、強かった。

しかし、私が注目していたのは、

8枠15番 シュヴァルグラン
レース中はこの馬しか見ていなかった。
ずーっと追いかけている馬だ。
当日は競馬場へ行くため、データ派の私は少し不安だったので、
前日までに書籍を買ったり、データべ―スから馬場の傾向や、
レースの傾向を調べた。
天候:曇、馬場:稍重
この条件だと外枠でも3着以内は少し妙味があった。
パドックもよかった。
「買おう!」そう決めた。

※前述の上司は、入社する前に懇親会等で仲良くさせてもらっていた上司で、競馬は初心者のため私が買う馬と同じものに賭けると言っていたので、
私も上司のために当てなくてはという思いもあった。



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当たった

初めての10万円という大勝負、平成最後の有馬記念で勝つことができた。
ありがとう、ヒューボウマン。ありがとう、シュヴァルグラン。


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この利益をどのように使おうか・・   ヨーロッパに卒業旅行に行こう

私は、大学の友人たちにヨーロッパに行きたい。と、日々語っていた。
これから社会人になるし、まとまった休みは取れなくなるからと
「行くか!」ということで旅行が決まった。

イギリス、フランス6泊8日の旅



ポーランドでトランジット。これだけで約12時間のフライト。
そこからイギリスへ約2時間のフライト。
これだけでもうへとへと。

イギリス

日本の街並みも十分きれいだが、ヨーロッパの街並みや風景を実際に見ると圧倒された。ただのアパートのような建物でさえも洗練されている。


初日は誰もが知るArthur Conan Doyleの推理小説の主人公である
名探偵シャーロックホームズの生家へと向かった。
地下鉄(Under Ground)の最寄り駅であるBaker Streetでは、
シャーロックホームズの銅像が出迎えてくれる。
写真は逆光だったため割愛。



上の写真はシャーロックホームズの家の横にある
SHERLOCK HOLMES MUSEUM
建物の中にはお土産や隣の生家に入るためのガイドが売られていた。
(日本語版のものもあり、様々な言語に対応していた。)


中には銃痕で作られた「VR」(ヴィクトリア女王の意)の文字や
きれいな食器類、様々な道具が置かれていました。
また、案内役の人が様々な背景、情景を説明してくれました。
どこを見ても洗練されたものたちで何時間でも見られるような
場所だった。建物自体は確か4階建てで、最上階にトイレがあったような
曖昧な記憶しかありません…


続いて、ウェストミンスター寺院とバッキンガム宮殿。
バッキンガム宮殿での有名な衛兵交代は残念ながら
見ることができなかったが、どちらの建造物も細部まで装飾が
施されており、圧巻の一言だった。


今回の海外旅行はツアーで申し込みをしていたため、
夜にロンドン市内を周遊するバスへの乗車を事前に申し込んでいた。
3月の終わりだったが、21時くらいから1時間ほどのツアーでは
オープントップバスで体の芯まで凍り付くような寒さだった。
しかし、暗闇の中から見える様々な建物はものすごく荘厳だった。


最後に大英博物館へ足を運んだ。
入場料は無料。
にも関わらずものすごく広い博物館には多くの展示物の鑑賞ができた。
時期によってはひとつの文化にフォーカスをあてた
展示会もやっているようだ。

イギリス食べ物はまずいという認識だったが、そこまで不味くはなかった。本場のパブでフィッシュ&チップスも
いただきましたが、とても美味しかった。
(本場のパブの雰囲気とてもお洒落で最高だった。)


ユーロスターで陸路移動
車体は少し汚かった。
一同、フランスへ…

フランス


つい先日火災で焼け落ちたノートルダム大聖堂。
ニュースを見たときは本当に驚いたが、この時の綺麗な
ステンドグラスは今でも鮮明に覚えている。


やはり、フランス・パリといったらエッフェル塔と凱旋門。
凱旋門は3つある。これらは一直線上にあるらしい。
・カルーゼルの凱旋門
・凱旋門
・新凱旋門(グランダルシェ)
のうちした2つを見てきた。右側下段左が新凱旋門。
右側中段が凱旋門である。新凱旋門から凱旋門を見たが、
すべてを同時に見ようとすると、少し遠すぎるかもしれない。


フランスの食事。フランスでは夕食はほぼスーパーで買ったチーズや生ハム
だったが、どれもクオリティが高く、満足だった。

しかし、せっかくのフランス、フレンチを食べに行こうということで、
パリの超庶民派レストラン「CHERTIER」-シャルティエ-でのディナー。
フレンドリーなウェイターの方がオーダーや料理の提供をしてくれた。
これからフランスへ行く人には、この店はぜひおすすめしたい。


これにて今回の旅行は終了。
あっという間の8日間だったが、とても有意義なものだった。
正直な感想としては、イギリスの物価が高い!!すべてが高かった。
しかし、学生生活の最後の思い出として最高のものであったことに違いない

競馬で勝ったことがきっかけで、こんな経験をすることができるなんて
夢にも思っていなかった。

これから、ビジネスの世界に飛び込むにあたり、
海外に目を向け、海外のビジネスにも関わっていきたい、
そんなことを感じることができた旅行だった。

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