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【祝烙印ストーリー完結】サイバーストーム•アクセスの烙印ストーリーを考察する

烙印ストーリーついに完結!

 皆さんこんにちは。先日「開かれし大地」が公開されてましたね!まさにハッピーエンドという感じのカードイラストで、烙印ストーリーも恐らくサイバーストームアクセスにて一区切りとなることが濃厚となりました。
 一方で「開かれし大地」が公開される2日ほど前に烙印ストーリー関連のカードが6枚ほど登場した際には、過去編突入だとか言われてたこともありかなり唐突に終わった感が強いです。
 そこで今回はサイバーストームアクセスに収録されるカードを振り返り、「開かれし大地」に至るまでの過程を追っていきたいと思います。
 ちなみにカード公開の順番はストーリーを追ううえで重要と考え基本的には公開された順に考察していきます。

フォトンハイパーノヴァからの流れ

 前弾ではキットが操縦する《撃鉄竜リンドブルム》が《深淵竜ルベリオン》を攻撃。

なんでも開発するキットちゃん
思ったより大きいルベリオン

 リンドブルムの攻撃をルベリオンから庇ったカルテシアが堕ちていくところをリンドブルムに乗っていたアルバスが手を差し伸ばすシーンで終わっていました。


胸が大きい

《深淵の神獣ディス•パテル》

キモい
シンクロ・効果モンスター
星10/闇属性/ドラゴン族/攻3500/守3500
チューナー+チューナー以外のドラゴン族モンスター1体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):除外されている自分または相手の光・闇属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。
(2):相手がモンスターの効果を発動した時、除外されている自分または相手のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主のデッキに戻す。
さらに、対象のカードの持ち主が自分の場合、そのモンスターを破壊する。
相手の場合、その発動した効果を無効にする。

 《凶導の白き天底》と共通している部分が多く恐らくはアルバゾアが変化した姿だと思います。
 「ビーステッド」の名を冠している事やシンクロ素材にドラゴン族が指定されており、「ビーステッド」との関連性が窺えます。ビーステッドがレベル6であることからチューナー側はレベル4のモンスターであると考えられます。カルテシアの聖痕(チューナー)の力をルベリオンが使い、下記の通りアルベルが裏で操っていたドラグマの最終兵器であるアルバゾアを竜化させたというところでしょうか?
 このモンスターが烙印ストーリーのラスボスとなります。

《真炎竜アルビオン》

エモンスター
融合・効果モンスター
星8/光属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
「アルバスの落胤」+魔法使い族・光属性モンスター
このカードは融合素材にできない。
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは相手の効果の対象にならない。
(2):相手ターンに、自分・相手の墓地のモンスターを合計2体対象として発動できる。
そのモンスターをお互いのフィールドに1体ずつ特殊召喚する。
(3):このカードが墓地に存在する場合に発動できる。
EXモンスターゾーン及びお互いの中央のメインモンスターゾーンに存在するモンスター4体をリリースし、
このカードを特殊召喚する。

 融合素材に魔法使い族•光属性という聖女(エクレシア•フルルドリス•クエム)を要求することからついにアルバスとエクレシアが融合(意味深)したと思われるモンスター。アルバスは烙印(竜化)の力をアルバルに奪われたはずですが、カルテシアの中に残っていた力で竜化したと思われます。
 ディスパテルをラスボスとするならこちらは融合素材にできない効果にもある通り主人公の最終形態といったところでしょうか。
 アルバスの名前の通り白竜、角が《灰燼のアルバス》で武器にしていた氷水の力であるミラジェイドの破片、2の効果であるモンスターゾーンを線で繋ぐと烙印のマークになるなどエモさが詰め込まれています。

《赫聖の妖騎士》

姉さん生きていたのか
シンクロ・効果モンスター
星12/光属性/魔法使い族/攻2500/守2500
レベル4チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):1ターンに1度、自分・相手のカードがEXデッキから離れた場合に発動できる。
自分フィールドの全てのモンスターの攻撃力は500アップする。
その後、フィールドの表側表示のカード1枚を選んでその効果をターン終了時まで無効にできる。
(2):このカードが墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。
手札・デッキから攻撃力と守備力の数値が同じ魔法使い族・光属性モンスター1体を特殊召喚する。

 死んでしまったと思っていた姉さんがまさかの生存。エクレシア+フルルドリス+クエム+《デスピアン•クエリティス》が合体し《赫の聖女カルテシア》と《赫炎竜グラン•ギニョル》になっていたので、そこからクエムとルベリオン(アルベル)でディスパテルになり、アルバスとエクレシアがアルビオンになったことで、クエリティスとフルルドリスが残った形でしょうか。「赫聖」「妖」「騎士」という字や「デスピア」「ルルワリス」の名前からそれが読み取れます。
 レベル4チューナー側は「カルテシア」、レベル8モンスターは「クエリティス」と思われます。
 このカード発表時点では敵か味方かわかりませんでしたが、後のカードから見るとデスピアの力に蝕ばまれながらもフルルドリスの意識が残っている味方かと思われます。

《赫聖の相剣》《鉄獣の咆哮》《赫ける王の烙印》

通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドにSモンスターが存在する場合、
自分または相手の、フィールド・墓地のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
(2):相手フィールドに儀式・融合・S・X・リンクモンスターのいずれかが存在する場合、
自分の墓地からSモンスター1体を除外して発動できる。
墓地のこのカードを手札に加える。
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドにリンクモンスターが存在する場合、
デッキ・EXデッキから「トライブリゲード」カード1枚を墓地へ送り、
フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
墓地へ送ったカードの種類によって以下の効果を適用する。
●モンスター:対象のモンスターの攻撃力はターン終了時まで0になる。
●魔法:対象のモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
●罠:対象のモンスターを持ち主の手札に戻す。



通常罠
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):「アルバスの落胤」を融合素材とする自分フィールドの融合モンスター1体を選び、
そのモンスター以外のフィールドの全ての表側表示のカードの効果をターン終了時まで無効にする。
(2):このターンに融合モンスターが自分の墓地へ送られている場合、エンドフェイズに発動できる。
墓地のこのカードを手札に加える。

 発表時点ではルルワリスがディスパテルを操っているだのシュライグ対ルルワリスだの言われてましたが、3枚とも除去•無効効果を持っていることや後の展開から考えるに3者による一斉攻撃でディスパテルを倒すシーンであると思われます。

《深淵の獣アルベル》

チューナー・効果モンスター
星4/闇属性/ドラゴン族/攻1800/守   0
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「アルバスの落胤」として扱う。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、手札を1枚捨て、
相手のフィールド・墓地のドラゴン族モンスター1体を対象とし、
以下の効果から1つを選択して発動できる。
●このカードを墓地へ送り、対象のフィールドのモンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る。
●このカードを墓地へ送り、対象の墓地のモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。

 問題のおかた。アルバスとして扱う効果やアルバスと同じく竜化するような効果から登場時点では烙印世界にアルバスが落ちてくる前のアルバスとアルベルが1人だった姿と思われていましたが、開かれし大地にてアルバスから額の烙印マークが、エクレシアから額の聖痕マークが無くなってアルベルがチューナー化しているのを見ると融合とシンクロの竜化の力を得て「ホール」の上の世界に帰還したアルベルということになるでしょうか?

《烙印の即凶劇》

永続罠
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手ターンに発動できる。
ドラゴン族モンスターを含む自分フィールドのモンスターを素材としてS召喚する。
(2):自分フィールドに「ビーステッド」モンスターが存在する限り、
相手の儀式召喚のためにリリースされ相手の墓地へ送られるモンスター及び、
相手の融合・S・リンク召喚の素材となり相手の墓地へ送られるモンスターは、墓地へは行かず除外される。

 今回最も意味わからんカード。凶劇という字や服装•爪状の武器から《デスピアの凶劇》がアルベルに跪いていることはわかりますが、時系列が全くわかりません。
 個人的にはアルベルの片脚が浮いていることから烙印世界にアルベルが降り立った時のシーンであり、デスピアの凶劇(教導の神徒)が元々通じていたことを示すシーンだと予想します。

《導きの聖女クエム》

チューナー・効果モンスター
星4/光属性/魔法使い族/攻1500/守1500
このカード名はルール上「ドラグマ」カード、「デスピア」カードとしても扱う。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
「アルバスの落胤」1体またはそのカード名が記されたカード1枚をデッキから墓地へ送る。
(2):自分・相手のカードがEXデッキから離れた場合、「導きの聖女クエム」を除く自分の墓地の、
「アルバスの落胤」1体またはそのカード名が記されたモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。

 アルベル同様こちらも過去の初代聖女の姿ではないかとも言われていましたが、後述するように《烙印の命数》にも描かれている目のようなものが歴代の聖女そのものだということが判明しましたので、肉体を得て蘇り「ホール」の世界に行った初代聖女と思われます。

《氷水帝エジル•ラーン》

チューナー・効果モンスター
星7/水属性/水族/攻1500/守2500
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札からこのカード以外の、「氷水」カード1枚または水属性モンスター1体を捨てて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
その後、自分フィールドに「氷水トークン」(水族・水・星3・攻/守0)1体を特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したトークンが存在する限り、自分は水属性モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(2):このカードは装備カードを装備している限り、カード名を「氷水底イニオン・クレイドル」として扱う。

 氷水帝となり七星竜淵を倒したエジル。エジルは仲の良かった相剣や氷水の仲間が倒されてしまうなど辛い立場になってしまいました。

《アルギロスの落胤》

効果モンスター
星2/闇属性/雷族/攻 700/守 700
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、
(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドにレベル2・ランク2・リンク2のモンスターのいずれかが存在する場合、
このカードは手札から自分または相手フィールドに特殊召喚できる。
(2):このカードをリンク先とするリンクモンスターは効果を発動できない。
(3):相手ターンに、フィールドのXモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのX素材を2つまで取り除く。

 キットによって集められていたスプライトとセリオンズの力がルベリオンの亡骸を鎧として纏っていると思われる姿。開かれし大地と同じ場面のようです(左上に飛行船らしきものが飛んでいる)。ただ、先述の通りルベリオンは倒されていない(リンドブルムからの攻撃をカルテシアが庇った)はずなのでどうやって拾ったのかはわからないですね。やはり進撃の巨人のように竜化の解除をしても抜け殻は残るのでしょうか。
 また名前も意味深です。落胤というとアルバスを連想しますし、アルバスと似たような格好をしていると言えなくもないので、アルバスの意志を継いでる的なものと思ってしまいます。
 しかし、アルバスは別に闘おうと思って闘っていたわけではない(自分を助けてくれたエクレシアを守るため)ですし、そもそもスプライト•セリオンズ陣営はキットが連れてきた助っ人的な戦力で恐らくアルバスとの面識もないと思われますのでそれも違うでしょうか。
 むしろ本来的な意味の「落胤」(アルバスの場合は誤用で本来はアルバスという人物の私生児•認知されていない子ども)でアルギロシステムの子どもと考えるべきでしょうか。

《開かれし大地》

フィールド魔法
(1):相手が儀式・融合・S・X・リンクモンスターの特殊召喚に成功した場合、
以下の効果から1つを選択して発動できる。
「開かれし大地」の以下の効果はそれぞれ1ターンに1度しか選択できない。
●デッキから「アルバスの落胤」1体またはそのカード名が記されたモンスター1体を手札に加える。
●手札から「アルバスの落胤」1体またはそのカード名が記されたモンスター1体を特殊召喚する。

 ようやくこの《開かれた大地の場面》に戻ってきました。上のような経緯で大円団となったわけですね。
 またこのカードの設定画も公開されています。

 エクレシアの額の聖痕のマーク、アルバスの額の烙印が無くなっており、2人は力を失ったと思われます。
 注目すべきは2点で1つは「三つ編みはして貰うまでまだなし」という文。エクレシアは髪の三つ編みをフルルドリスに結ってもらっている設定があります。
 2点目は拾った(そんなもん拾うな)目玉の形をした317番目の聖女です。画像の通りいつもどこかを見ていて(その割にはアルバスとエクレシアの結婚式で流れるムービーみたいなのを見てる)船の羅針盤代わりだそうです。
 ここから弾き出される結論は普通に考えたら戦いのあと行方不明になったフルルドリスを探しに317番目の聖女を羅針盤として旅立ったように思いますが、《導きの聖女クエム》のイラストを見る限り、聖女達はクエムを常に見ているようにも思いますし、アルベルが連れ帰ったと思われる聖女を追っているのかもしれません。

めでたく大円団だけど…残る謎

 今までの背景ストーリーは光の中に完結したり主人公が消滅したりしていましたが、今回はめでたく大円団となりました。
 元々戦う気がなかったアルバス•エクレシア側にも初代聖女と烙印の力が目的だったと思われるアルベル側にもこれ以上戦う理由はないため、一区切りとなると思われます。
一方で
•アルバスの正体
•アルバスとアルベルの関係性
•アルベルの目的(力を奪ってどうしたかったのか)

など謎も残っています。
 私はレギュラーパックでの烙印ストーリーはこれで終わりだと思いますが(烙印ストーリーは好きだけどさすがに長い)、上の謎が解かれたりエクレシアとフルルドリスが最下位する場面の新規が出てくることを機体しいですね!

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