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2023年アナハイム・ディズニーランドへの旅(ユナイテッド航空・抜き打ちのセキュリティチェック編)

みなさんこんにちは。我ながらタイトル詐欺のこのシリーズ、ようやく日本を出国します。行きはユナイテッド航空876便、そして今回タイトルの「抜き打ちのセキュリティチェック」はすでにこの写真の中にヒントが含まれているのです…

羽田空港第三ターミナルの出発ロビーには9月19日午前中に到着。午後3時45出発の便ですから余裕たっぷりでした(と言うかアナハイムとの時差ボケ防止のために数日前から21時就寝、午前5時起床を目標に動いていたので出発当日も早起きをして何もすることがないので早く羽田空港に着いてしまっただけです)

実は前日ユナイテッド航空のアプリでチェックインしようとしましたが、全部の入力が終わったところで「お前のパスポートを空港で直接確認するからチェックインはできないよ」と言われます。数十ページの英語入力と全ページのキャプチャ&翻訳アプリへの確認の時間を返してくれ!って思いましたが、当日のユナイテッド航空の自動チェックインカウンターでパスポートをかざして予約番号を入れると、昨日入力した項目が全部反映されているじゃないですか!無駄ではなかった!

そして出てきたのが冒頭の写真と以下の搭乗券(合計2枚)です。

何かが違う…

ちなみに上の写真はサンフランシスコからロサンゼルス行きの搭乗券。で、再掲載しますが下の写真が羽田からサンフランシスコ行きの搭乗券です。

冒頭の写真

こちらの搭乗券には「SSSS」って表示がありますよね。これが抜き打ちのセキュリティチェックの合図なのです(スタッフが教えてくれたので書いても問題ないと思われます。もしこの記事が消えたら察してください)

この「抜き打ちのセキュリティチェック」は通常の保安検査とは全く異なります。

飛行機に乗る直前のゲートがありますよね。あの「前の方の座席の方から順に」ご案内されるゲート。そこにいるスタッフにパスポートと搭乗券を見せてゲートが開いて通過した次の瞬間、ゲートの向こう側のスタッフに「こちらのお客様お願いします」的なやり取りがスタッフ間であって、「こちらにお並びください」と小さな小部屋の前で待機するように指示されます。

私以外も数人小部屋の前で待機させられてます。「これ何?ひょっとして昨日のアプリの最後の表示が伏線?」とあからさまに不安そうな表情を悟ったのか、スタッフの方が「これ、初めてですか?安心してください。アメリカ本国からランダムで割り当てられるんです」と教えてくれました。

で、冒頭掲出した搭乗券の「SSSS」マークが「無作為抽出された乗客」の意味で、小部屋のセキュリティチェックを受けさせられます。当然写真撮影は禁止でした。何をやったかの口外は禁じられてませんが、なんとなーく書かない方が良い気がしますので書きません。でも「アメリカ本気だな」ってよくわかる検査でした。

「SSSS」マークは言っちゃっていいのか?アメリカから目をつけられるんじゃないか?って思う方もいるかもしれません。でもこのマークは空港でのパスポート記載の氏名確認後に発行される搭乗券に印字されるので、事前の予測は困難です。スタッフに「これって子供でもSSSSマーク印字されるんですか?」って聞いたら笑いながら「はい。保護者の方と一緒に待機してもらいます」って教えてくれたのでガチの無作為抽出なのでしょう。

そしてこの記事を読んで「チェックイン後のSSSSマークを見たら搭乗を辞めよう」と思う人がいたとしたら、本当にアメリカのCIAと日本の公安調査庁に追いかけられると思う次第です。色んな意味で犯罪の抑止につながる凄いシステムです。

と言うわけで無事セキュリティチェックを済ませ、離陸をすると上空から舞浜が見えました。座席指定時に「舞浜を空の上から見たいなぁ」と思っても、離陸時の滑走路と上空のルートは離陸時の風向きでコロコロ変わります。なので実は舞浜の見える窓側というのは完全に「運」なのです。今回のSSSSの件も含め、色んな意味で「俺、持ってるなぁ」と思いながら写真を撮っていました。

中央が舞浜。その向こうにはゲートブリッジも見えます。

そしてこの「持っている」はサンフランシスコの乗り継ぎで悪夢の結果として襲いかかってきます。

次回「2023年アナハイム・ディズニーランドへの旅(サンフランシスコのトランジットは80分では足りません編)」です。まだアナハイムには到着できません。でもマジで大ピンチだったので書かせてください…それでは次回!

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