先日家のポストに市の広報が入っていた。

　ゴミカレンダーや市議会の議事録などが挟まっているので普段より厚みがあっておお、新年度と感じた。

　皆さんは広報は読まれる方だろうか？

　私は地元の情報を集めるのが好きなので隅から隅まで丁寧に読み込む。

　特に新年度の予算は見どころが多いので見逃せない。
　
　ここにこれだけ税金を使いますよと言う情報が非常にわかりにくい表現で書いてある。

　う～ん、よくわからないなと思って次のページをめくると税金投入の内訳がカラーページで載っている。

　これを読むと、ええそんな事にこんなにお金をかけるのと驚くこともあれば、はっ？こんな大切なことに対してかけるお金がたったのこれっぽっちなのと逆に引くことも多い。

　それをひとしきり楽しんだら後は募集のページをめくる。

　図書館の司書助手や児童館の管理責任者といった本好きで子ども好きな私には魅力的に映る仕事の募集が出ているのだが年齢制限に引っかかって応募する事すら敵わない現実にああ若さと言うのは武器なんだなぁと当たり前の事を思ってほろ苦い気持ちになる。

　現状の生活に特に不満が無いのであくまで夢想して楽しむ時間だ。

　図書館の司書は子どもの頃かなり憧れた仕事だったのでその未練があるのかもしれない。

　つらつらと広報を読み込んでいくとコロナワクチンの接種の自己負担金額の高さに驚いたりして飽きる暇がない。

　そうやってじっくり楽しむとニ十分くらいは時間がかかる。

　裏表紙はずいぶん前から広告スペースになっており、たまにそこに自分が昔勤めていた会社の広告が載っているのを見ると、あの人は今頃どうしているかなぁと昔を懐かしんだりする。

　月に一度届く広報は税金を使って作られているのでちゃんと読まないともったいないと思うのはケチンボだろうか。

　ちなみに私がこれほど愛してやまない広報だが妻は市政に一ミクロンも興味がないので読んでいる姿を見たことは一度もない。

　まめに広報を読んでいると仕事の時に役に立つ情報も結構あるので侮れない情報源である。
　
　妻の様に興味が無くて全く読まないと言う人もいるかと思うが、パラリと流し読みでもいいからページをめくってみてほしい。

　思った以上に自分に関係のある話ってひっそり書いてあるものなので。

　ああ、来月の広報が待ち遠しい。

　そんな政治的？な話は置いておいて昨日の晩御飯の事をば。

　昨日はラム肉が半額だったのでこれをメインに。

　キャベツをざく切り。

　玉ねぎを薄切り。

　もやしを洗っておく。
　
　フライパンに油を敷いて火を点けてキャベツと玉ねぎを炒めていく。

　野菜に火が通ったらラム肉を入れる。

　しっかりと火を通す。

　味付けは塩コショウと醤油、砂糖、生姜、ニンニク、レモン果汁。
　
　最後にもやしを入れて軽く火を通したらラム肉の野菜炒めの出来上がり。

　副菜はのどぐろの平天をトースターで焼いた。

　後はカニカマならぬエビカマという珍しい商品があったのでこれを用意。

　ぬか漬けはキュウリ。

　よし、こんなものでしょうと思いつつ妻を呼ぶ。

　いただきますをして食べ始める。

　昨日は休肝日。

　まずは興味津々のエビカマからマヨネーズ醤油で食べると美味しいと書いてあったがまずはそのままパクリ。

　食感はまんまカニカマでエビの風味は言われてみればするかなぁ？という微かな感じだった。

　マヨネーズ醤油を漬けて食べると俄然食べやすくなってエビの雰囲気を味わうことが出来た。

　妻も面白いものがあるんだねぇと言いながらポクポク食べていた。

　次は野菜炒め。

　私はラム肉のちょっと癖のある獣臭が結構好きである。

　豚肉で作る普通の野菜炒めとは風味が全然違う。

　ニンニクを効かせたのでパンチのある味になっていた。

　最後に入れたもやしがシャキシャキで歯ごたえがいい。

　野菜炒めはあまり得意な料理ではないのだが昨日のは７０点くらいの出来だった。

　町中華などで食べる野菜炒めのレベルには遠く及ばない。

　火力と旨味が足りないんだなと思った。

　次にチャレンジする時はうま味調味料を入れて味の補正を測りたい。

　のどぐろの平天はシコシコプリプリでおっ、と思うくらい美味しかった。

　平天や丸天の類はバリエーションが多いのでどれを買うかいつも少し悩む。

　練り物製品は大メーカーの物はなるべく避けて地元の物を買うようにしているが味は千差万別である。

　昨日の平天はヒットだった。

　合い間にぬか漬けを齧りながら野菜炒めをメインに腹八分目でご馳走様。

　後片付けをしてお風呂に入ってお気に入りの動画を見て就寝。

　さて、そろそろ晩御飯の支度をするとしましょうか。

　献立を閃くまでが勝負で、メインさえ決まれば後は楽勝。

　今日もプランは頭の中にあるので後は作るだけ。

　いやぁ、毎日の料理は本当に楽しいなぁ。

　日々食べてくれる人がいる事に心から感謝。