暑さのせいか食欲がわかず、朝ごはん替わりにポテトチップスを数枚摘んでから家を出る。

職場では、週明けなのに髭チクさんの元気が無いようだ。先週末行くと言っていた盆踊りではしゃぎ過ぎて夏バテでもしたのかと思ったが、どうやら今の職場を離れるか悩んでいるのと、恋愛面で悩んでいるらしい。

髭チクさんの彼氏は将来スペインで仕事をしたいと思っているようでスペイン語を習っているが、どうやら先日受けたスペイン語の試験が社内規定のランクに届いていなかったようだ。彼氏から、そのレベルを達成するまでは一緒に住む気もなく、かといって別れる気もないと言われた様子。

子供に関してはいた方が良いと言う返事だったらしいが、髭チクさんは妊娠出産となると年齢的にも悠長に待っている時間がないのに、関係を進められないなんて矛盾してるよねと落ち込んでいた。

繊細な問題なので同僚の身としては余り迂闊な事は言えなくて、ただ話を聞くに留めてしまった。髭チクさんがきっと欲しいだろう言葉はなんとなく慰めになるような言葉だろうと分かってはいるのだが、大丈夫という言葉で惑わせるのは本意では無かったのだ。

帰宅後から物凄い雷とスコールの様な短時間の大雨。図書館に散歩がてら本を返しに行く予定はキャンセルし、部屋でゆっくり過ごすことに。

昨夜、母から実家で飼っている愛猫の画像が送られてきていた。久しぶりの愛猫の姿に、この思慮深そうな顔、可愛いでしょう⁉︎と夫に自慢したばかりだったのだが、先ほど母から画像についての補足が入る。

あれは、ベッドに必死でしがみついて降りたくないっていってる格好だよ。

…思慮深い姿と思ってたのに、しがみついて必死な姿だったとは！

#日記 #備忘録 #猫 #しがみつく