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オオニューラニンフィア雨 ver.2.0De


はじめに

こんにちは、さとちんです。ランクバトルシーズン10でレート1952まで行った構築を紹介します。
構築の形としてはミササギさんのオオニューラニンフィア雨をもとにアレンジを加えていったものとなっています。

構築経緯

7月のてるフェスからオオニューラとニンフィアを使いだした。最初はオオニューラを使いたくて、相性のいい相方としてニンフィアを採用したのが始まり。また、8月のてるチャレオンラインにて、ミササギさんが7月のランクバトルで結果を残した構築を少しアレンジして参加。構築の手ごたえは感じていたものの、どちらの大会も予選抜けできず煮え切らなかったので9月のランクで使い倒すことにした。

【てるるんフェスティバル使用構築】 オオニューラニンフィア

オオニューラニンフィアのコンセプトととしては、ねこだましとフェイントによってメガネハイパーボイスを通していくというもの。
まずはこの2体からもう一度組み直そうと思い、まずはサーフゴーの対策を厚くしようと考えた。理由は単純で、オオニューラとニンフィアの天敵だったから。そこで炎テラスねっぷうサンダーと悪ウーラオスを採用した。
しかし、サーフゴーには勝てるようになったが、それ以外に勝てなくなったので没。特にガチグマがきつすぎた。

そこで、ミササギさんの構築を使っていたときにガチグマに強く出られていたイダイトウを試しに適応力で採用したみた。また、いかくがほしいと思い、ウーラオスに代わってヒスイウインディも合わせて採用した。

少しは対応力が上がりはしたが、まだまだ課題が多く弱かった。
具体的には、
・ヒードランが重い。
 ・オオニューラのインファイトを当てる必要があるが、当てさせてもらえない&耐えられる。
 ・イダイトウで処理したいが草テラ択がある。そもそもガチグマ以外にイトウを選出しづらい。
・トルネウーラが重い。
 ・場を整えられると止まらない。裏から出てくるやつ。
・グレンアルマ無理すぎ。
 ・ワイドフォースが止まらない。
・サンダーが技を外しすぎる。
・どうにもパワー負けする。
 ・対スタンパが不安定。
 ・ニンフィアが倒れたあとの後発の展開が強くない。
結局これらを解決できそうな案が1つしか思い浮かばなかった。

サンダーを解雇してペリッパーを採用し、雨イダイに戻した。
・ドランには水技と必中ぼうふう、てだすけおはかまいりでにらむ。
・イダイの選出しやすさを向上させ、火力と素早さを確保し動かしやすくすることで後発の展開を強くする。
 ・上を取る&ゴツメにより水ウーラオスに強い。
・ワイガと雨でグレンアルマを黙らせる。

結局オオニューラニンフィアペリイダイトウの4体に戻ってきた。あとの2枠でサーフゴー、特においかぜ構築に入っているものを対策しようと考えた。ここまでが9/13の前日のことであった。13日、、、、、???

シーズン途中になぜかヤバソチャ、ともっこ、オーガポン、新技が解禁されてしまった。
悪い癖が出てしまい、せっかくの新しい要素を使いたくなってしまったので、オーガポンを構築に入れてみることに。前述の通りもともと残りの2枠でおいかぜサーフゴーを対策しようと考えていたので、オーガポンは炎タイプで採用し、最後の1枠はおいかぜとこわいかお、にほんばれでオーガポンをサポートできるトルネロスを採用した。

これでランクを回していると、イダイトウがグラススライダーに苦しむことが多かったので、テラスタイプを草半減のものに変更。
細かいところでは、雪パとトドロクツキ+サーフゴーの並びが厳しかったため、それぞれペリッパーとオーガポンの細部を調整して今の形に至った。

個体紹介

ニンフィア
特性:フェアリースキン
性格:ひかえめ
持ち物:こだわりメガネ
テラス:みず
実数値:200(236)-76-108(180)-154(76+)-151(4)-82(12)
技:ハイパーボイス / テラバースト / はかいこうせん / サイコキネシス
配分
カイリューの災いノーマルテラスハチマキしんそく耐え
特化水ウーラオスの水テラすいりゅうれんだ耐え

配分はずっとニンフィアを使い続けている方の調整2)を僕も使い続けている。たまに火力が足りないときもあるが、それ以上に相手の攻撃を耐えて勝つことが圧倒的に多かった。
技はメガネ型としての基本技3つに、モロバレル意識のサイコキネシス。9割ハイボしか撃たないので正直なんでもいい。一時は遊びとしてウェザーボールを入れてたりした。余談だが、サイコキネシスはSVに入ってからの新規習得技だったりする。

オオニューラ
特性:かるわざ
性格:ようき
持ち物:オボンのみ
テラス:どく
実数値:155-178(220)-85(36)-54-100-189(252+)
技:フェイタルクロー / インファイト / フェイント / ねこだまし
配分
陽気パオジアンのつららおとし耐え
Cに振っていないトルネロスのこがらしあらしも耐える

テラスタイプは一致の毒テラス。ハバカミやトルネロスの前で落とされたくないときや、毒テラフェイタルクローで押し切りたいときに切る。このたまに切る毒テラフェイタルクローがかなり強く、攻撃性能を伸ばしたかったので配分は耐久を必要最小限にしASにがっつり割いた。
持ち物は原案通りオボンで、かるわざが発動しやすくなっている。特にハバタクカミやトルネロス対面で活きることが多く、相手のおいかぜの上から動いて盤面を破壊してくれることも多かった。

トルネロス(けしん)
特性:いたずらごころ
性格:ずぶとい
持ち物:メンタルハーブ
テラス:はがね
実数値:186(252)-121-119(148+)-146(4)-113(100)-132(4)
技:こがらしあらし / おいかぜ / にほんばれ / こわいかお
配分
カイリューの災いノーマルテラスハチマキしんそく耐え

基本のこがらしあらしとおいかぜに加え、オーガポンを水ウーラオスからまもるためのにほんばれ、おいかぜミラーで活きるこわいかおにした。

オーガポン(かまど)
特性:かたやぶり
性格:ようき
持ち物:かまどのめん
テラス:ほのお
実数値:156(4)-172(252)-104-72-116-178(252+)
技:ツタこんぼう / じゃれつく / ウッドホーン / ニードルガード

サーフゴー入りに対してオオニューラの代わりに選出するのを目的に採用。草技にはウッドホーンを選んだ。ウッドハンマーは反動がかなり痛く、耐久もぎりぎりだったので場持ちがよくなるウッドホーンにした。じゃれつくは主にトドロクツキを破壊するために採用したが、この技を持たせてからトドロクツキにマッチングしなくなってしまったため、ほんとうに有用かは確認できていない。

ペリッパー
特性:あめふらし
性格:ひかえめ
持ち物:きあいのタスキ
テラス:はがね
実数値:165(236)-63-121(4)-155(204+)-94(28)-90(36)
技:ぼうふう / ハイドロポンプ / てだすけ / ワイドガード
配分
雨下で特化グレンアルマの+2アーマーキャノンを2耐え
おいかぜ時最速オーガポン+2

配分は火力を伸ばしたかったためHCとした。ぼうふうやハイドロポンプで相手を仕留め切ってほしい場面がそれなりにあるため。
持ち物について、最初はぼうじんゴーグルだったが、全くモロバレルとマッチングしなくなったため余っていたタスキに変えた。耐久振りタスキに少し違和感があるかもしれないが、まもるを切った代わりの行動保証のほか、このポケモンは最後に残ることが多く、その際にタスキがあることで詰めやすくなったり、グレンアルマやガチグマなどにワンパンされずワイガを押し続けられるなどメリットが多い。受け出しで天候を変えた際にタスキが削られても耐久振りのおかげでやられにくくもなっている。
テラスタイプは鋼。テツノツツミが重かったため、フリドラを受けられる鋼にした3)。

イダイトウ(オス)
特性:すいすい
性格:いじっぱり
持ち物:ゴツゴツメット
テラス:どく
実数値:207(92)-168(164+)-104(148)-90-97(12)-110(92)
技:ウェーブタックル / アクアジェット / おはかまいり / まもる
配分
手助けおはかまいり(150)で無振りウーラオス確定1発
ゴツメ+手助けおはかまいり(150)でパオジアン意識のゴリランダーがほぼ落ちる
陽気パオジアンのふいうち耐え
臆病カミのシャドボ耐え
すいすいでS実数値146までのスカーフ持ちを抜ける

原案よりSを落として火力と耐久に配分した。
テラスタイプの変遷は、フェアリー→草→毒。ゴリラオーガのグラススライダーがきつく、パオジアンのふいうちよりもそっちを意識せざるを得なくなってしまった。草はトルネロスに対してたまに困ることがあったため毒にした。

選出と立ち回り

オオニューラ ニンフィア
ペリッパー イダイトウ

ぶっちゃけ基本選出が強すぎてほとんどこの出し方。
サーフゴーが見えたり、あまりにもニンフィアの通りが悪いときにオーガポントルネロスで出すことを検討する。(絶対に出すというわけでもない)

オオニューラの立ち回りについて注意点があり、トルネロスにはねこだましを撃たないほうがいいことと、ねこだましをやり過ごすためのまもるは積極的に読んでもいいことが挙げられる。

苦手なポケモン

おんみつマント合体ヘイラッシャ
初手のせいしんりょくカイリュー+パオジアン

チオンジェン戻したら解決しそう。

おわりに

自分なりに構築を作ろうと思って試行錯誤した結果、既存の形に戻ってきました。素晴らしいアイデアを形にして残せる人はすごいです。
最終日2日前から外せない用事があってポケモンの時間が取れず、最終日の環境で通用するか試せななかったのが少し残念でした。
ここまでお読みいただきありがとうございました!

参考文献

1) ミササギ、シャングリラ:ダブルバトル シーズン8 最終43位(2007pt)&80位(1973pt) オオニューラニンフ雨
2) ルート:ダブル最終51位
3) Noface:登雨竜門


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