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【てるるんフェスティバル使用構築】 オオニューラニンフィア

はじめに

こんにちは、さとちんです。久しぶりに構築のメモみたいなのを残そうかなと思います。今回はオープンチームシート制のルールで開催されたてるフェスで使った構築を紹介します。あまり煮詰めたわけではないのであっさりとした内容ではありますが、どうぞご覧ください。

結果

構築経緯

オオニューラを使ってみたいと思ったことと、火力あるツツミが強そうと思ったところからスタート。
オオニューラはどくかくとうの範囲が優秀なのと、ねこフェイントがオープンシートで強いのではないかと思いました。なによりフェイタルクローが楽しそう。かるわざを能動発動してアクロバットが注目されがちですが、最初にオオニューラの特性を見たとき、かるわざはタスキ型の汎用性を高めてくれるものだと感じたため、持ち物はタスキで使うことを第一に決めました。
テツノツツミについて、ホーム解禁組は氷弱点が多く、それらを含めて相変わらずフリドラの通りの良さもおかしいと思ったので、耐久調整を崩せる火力補強アイテムを持たせたいと思いました。
さて、オオニューラの技を先に決めたので、どう活かすのがいいかと考えたとき、ねこだましとフェイントを活かせる全体技を使いたいと思いました。オオニューラとの相性や技の通りの良さなどを考慮し、メガネニンフィアを選びました。他にはガラルファイヤーやボルトロス、ハバカミなども試しました。
ここまででクレセへの明確な打点がないことや、パオカイを厚くみたいと思い、ハバタクカミを採用しました。
次に、オオニューラ以外で鋼に圧力をかけられるポケモンがほしいと思いました。オオニューラは基本初手で出すため、後発でも運用しやすく、物理技を受けられる補助ができるポケモンとしてランドロスを採用しました。
最後に6体目を適当に決めて回してみたところ、なんとガチグマクレセが重く、特にスイッチトリル展開がどうにもならないことに気づきました。加えて雨パも重く、おいかぜ展開に対しても不安定な点が課題として挙げられました。
これらに対して、後発からs操作をしたり中盤以降の展開を阻害することで戦えないかと考え、トルネロスを採用することにしました。

個体詳細

オオニューラ
特性
:かるわざ 持ち物:きあいのタスキ 性格:ようき 
テラスタイプ:ひこう
実数値(努力値):155-182(252)-80-*-101(4)-189(252)
:フェイタルクロー/インファイト/ねこだまし/フェイント

Cブーストのカミを抜けるため陽気AS。基本初手に出してねこフェイントでハイボを通すサポートをします。毒格闘の範囲がニンフィアを見て出てくるヒードランなどに圧力をかけられる点が優秀でした。
ランクバトルでは相手のゴーストテラやおんみつマントに泣かされることが多いですが、オープンシートはそういうの全部わかるので動かしやすかったです。裏を返せばこちらのフェイントも割れているのでゴリゴリの択になることもままありますが…。
物理耐久はペラいのでよくタスキまでいきましたが、特防は並みにあるのでむじゃきとかでもよかったかもしれません。
テラスタイプはどうせ切らないのでテキトーでしたが、タイプ一致の毒か格闘がよかったと思います。
サーフゴーにはまじでなにも出来ない点に注意です。
暇なときや交換読みでフェイタルクローを押すと楽しいです。不利な相手もこれでまくることができるのが強いです。僕は1発眠りと麻痺即痺れを引いて勝ちました。

ニンフィア
特性:フェアリースキン 持ち物:こだわりメガネ 性格:ひかえめ 
テラスタイプ:みず
実数値(努力値):200(236)-*-108(180)-154(76)-151(4)-82(12) 
:ハイパーボイス/テラバースト/はかいこうせん/ねごと
配分意図
無振りツツミをハイパーボイスで1発
カイリューのハチマキノーマルテラス災いしんそく耐え
A特化ウーラオスの水テラスすいりゅうれんだ耐え

調整はこの構築のパクりです。強めの耐久振りが効いていてとても動かしやすかったです。安定した火力と行動保障のある全体技持ちということで採用しましたが、めちゃくちゃ強かったです。出せない相手というのがおらず、環境にまあまあ刺さっていたと思います。
半減程度ならハイボ連打でごり押せることが多かったです。モロバレルへの耐性がないのでねごとを採用し、ワンチャンス残せるようにしました。はかいこうせんを抜くか少し迷いましたが、なしのときの2ウェポンだと圧がないなと思ったので3ウェポンでいきました。

テツノツツミ
特性
:クォークチャージ 持ち物:とけないこおり 性格:おくびょう 
テラスタイプ:ゴースト
実数値(努力値):131-*-134-176(252)-81(4)-206(252) 
:フリーズドライ/ハイドロポンプ/れいとうビーム/まもる

フリドラ耐え調整を崩せるとけないこおり&れいビ持ちにしてみました。威力がれいビ≒ドロポンなので安定択を取りやすいのがよかったです。
テラスタイプはボックスにいたやつをそのまま使ったためゴーストになっていますが、リーチの伸びる水か氷のほうがよさそうです。結局ヒードランみたいな数値高いやつにはぴったり耐えられるので。
当初の思惑とは違ってガチグマクレセが激増したので選出する機会は少なくなりましたが、トルネロス系統にはすごく刺さりがよかったです。

ハバタクカミ
特性:こだいかっせい 持ち物:ブーストエナジー 性格:おくびょう 
テラスタイプ:くさ
実数値(努力値):145(116)-*-101(204)-174(148)-156(4)-176(36) 
:ムーンフォース/シャドーボール/マジカルシャイン/まもる
配分意図
雨のいじイダイトウを抜ける
臆病カミのメガネマジシャ2耐え
陽気ウーラオスのすいりゅうれんだ耐え
陽気ウーラオスのインファイト最高乱数切り耐え

後発パオカイに対応するためSブーストは確定で、イダイトウ抜きまで振り、ウーラオスの乱数が変わるところまでBに振ってあまりをCに振るとちょうどぴったりになりました。
最初は水テラスでしたが、ランドと合わせてガチグマの地震を受けられる草に変えました。

ランドロス
特性
:いかく 持ち物:オボンのみ 性格:いじっぱり 
テラスタイプ:みず
実数値(努力値):196(252)-216(252)-110-*-100-112(4)
:じだんだ/とんぼがえり/いわなだれ/まもる

鋼タイプやガチグマクレセに対抗するために入ってきました。配分は特に思いつかなかったのでぶっぱ。ちょっと早いヒードランに抜かれることがあったので、少し伸ばすべきかもしれません。
まもるはトリルを枯らすためで、簡単に落ちないようにオボンを持たせました。
待望の単体地面技のじだんだはやはり使いやすかったです。
とんぼがえりはサイクルを単に回すだけでなく、クレセリアに対しての削りがとても偉く、対クレセリアの要の一つとなってくれました。

トルネロス
特性
:いたずらごころ 持ち物:メンタルハーブ 性格:ずぶとい 
テラスタイプ:はがね
実数値(努力値):186(252)-*-119(148)-146(4)-113(100)-132(4) 
:おいかぜ/こがらしあらし/ちょうはつ/こわいかお
配分意図
カイリューのハチマキノーマルテラス災いしんそく耐え

相手のS操作が絡む展開に無力だったため、だったらこっちも使おうということで採用。一般的なトルネロスの運用と違って、基本は後発におきます。対おいかぜでは、死に出しからおいかぜを展開したかったため、相手のちょうはつを拒否できるメンタルハーブとしました。
対トリルではニンフィアが上からハイボを通せるようにこわいかおでサポートします。ランドロスのとんぼから繰り出すことが多かったです。このポケモンの強みとして、相手のおいかぜやトリルを見た後から動くことができる点が挙げられます。いたずらごころはほんとうにずるいですね。
ちょうはつはバレルを止めたり、2回目のトリルを防ぐためにいれました。オープンシートで持ち物がわかるためうち放題です。また、あらかじめ見えているからこそ相手はちょうはつをされる前提で動いてくることも多く、それを逆手に取るというプレイもしたりしました。あらかじめ見えていても強力です。

選出例

・オオニューラニンフィア、カミツツミ
最初に考えた出し方。パオカイなどに。

・オオニューラニンフィア、トルネツツミ
雨パやおいかぜを枯らすのが難しそうなときに。ツツミが上さえ取ってたら全員しばけそうなときもこれで。

・オオニューラニンフィア、カミランド
ガチグマクレセなどに。オオニューラとランドロスでフェアリー2匹をサポートするイメージ。

・ランドニンフィア、トルネカミ
クレセでトリルしてくる相手に対してニンフィアで常に上を取る構え。こわいかおとおいかぜをうまく使い分けて最終的にカミで詰めるイメージ。

きついポケモン

・イエッサングレンアルマ
(きついというか切ってる。)
・チョッキディンルー
・サーフゴー
・めいそうクレセリア
(実際に予選でマッチングして負けを覚悟したが、フェイタルクローで破壊してしまった。)

おわりに

構築の完成度は微妙だと感じていますが、ニンフィアの感触がよかったので1つのアイデアとして残しておこうかなと思い記事にしました。
今回は最初からオープンチームシートBo3を半ば前提に組んでみました。特にオオニューラやトルネロスのちょうはつはこのフォーマットでないと微妙だと感じています。それに対してニンフィアはバレていてもいなくても強いと思いました。

ここまでお読みいただきありがとうございました!


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