ガブリアス&ギラティナGX20190510

5月5日彩々杯で使用したガブリアス&ギラティナGXデッキについてまとめました。
4月に新弾が3種類発売。新カードだらけの中の大会となり前回の記事から1ヶ月ほどですが環境の変化の速さは凄まじいものでした。発売してから注目していたレシラム&リザードンGXデッキは環境を支配するトップメタ代表となり、ほとんどのGXを軸にして戦ってきたデッキの大半が姿を消すことになりました。

そのレシラム&リザードンGXの影響により一番姿を変えたのがゾロアークGXを軸に戦うゾロアークGXコントロールデッキで相方として有名だったルガルガンGXからレシラム&リザードンGXの弱点を叩けるとしてあたりちらすギャラドスなどにシフトしその後ジージーエンドが発売されガブリアス&ギラティナGXなど強力なTAGGXがまた登場、カラマネロの進化前のマーイーカなどを先行2ターン目で排除できるなどで徐々に注目されだしていたデュアルブリザードジュゴンや強力な特性持ちのキャットウォークペルシアンGXなどを混ぜたゾロペルジュゴンなどが環境に登場しました。

ジージーエンドは発売前から注目を浴びていたリセットスタンプの登場。スカイレジェンド発売後はファイヤー&サンダー&フリーザーGX、モクロー&アローラナッシーGX、ケルディオGXの登場により水バレットの復権、TAGバレットと呼ばれる高火力かつ高耐久を活かしたデッキの本格的環境へ参戦、モクロー&アローラナッシーGXを軸ににがにがかふんラフレシアやみつりんのぬしフシギバナなど混沌とした環境の状態で彩々杯が開催されました。

今回もばるくんと相談しながらデッキを構成してましたがこの1ヶ月の環境の変化はポケモンカードだけでなく大学生だったばるくんが社会人になるとともに鹿児島から福岡へ引っ越しされ一緒に調整する日程は2日程でした。その影響で大会前までよくいろんなデッキで遊ぶ自分ですが使う予定の候補デッキをちょいちょい回しておかないといけなかったりして全然遊べなかったのが残念でした。

ガブリアス&ギラティナGXを使う決めてなどが特になく候補は3つありました。前回と同じレシラム&リザードンGXデッキとすみともさんからもらった水バレットでした。水バレットは多くのデッキを見るのに不向きなためすぐ諦めましたが、レシラム&リザードンGXも好きなデッキだったためギリギリまで悩みましたがガブリアス&ギラティナGXデッキの安定度の高さが魅力的だったのと自分がガブリアスとギラティナ両方好きだったためこのデッキにしました。

4月9日の公認大会で使用したガブリアス&ギラティナGXを元に構築してのろいのおふだの強さがいまいち理解出来ないとこの写真の形ではダメですか?と送ってきました(ビーストエネルギーはトキワの森の代用)

見た感じから強さを感じたので自分はこの形に以前レシラム&リザードンGXを使ったときにばるくんが使ってたマタドガスデッキに入ってたミミッキュに苦戦してたの思い出して入れました。
久しぶりに再会してフリーしたら以前自分が使ってた型にしてあってなんだかんだいいながらのろいのおふだも試してるのかと少し笑いました。
本番までに数回カード入れ換えながら59枚決まり最後の1枚は特にどちらが正解とかもなく使いやすさで入れた為60枚同じにはなりませんでした。

1枚違うカードは自分はジャッジマンを採用してばるくんはまんたんのくすりでした。大会中もジャッジマンのままの方が良かったとかまんたんのくすりのおかげで拾えた試合とかあったため正直どちらでもいいです。

では各カードについて解説していきたいと思います。

・ガブリアス&ギラティナGX 2枚

今回のメインポケモンです。ちょくげきだん、カラミティエッジ、ジージーエンドGXの3つの技を持っておりHPはレシラム&リザードンGXと同じ270でTAGGXに似合ったパワーを持ったカードです。ちょくげきだんは無色1エネルギーで40ダメージを好きなところに与えることが出来ます。バトル場に逃げるエネルギー多いサポートポケモンをベンチからグズマ等で引っ張ってちょくげきだんをベンチ側にひたすら与えてギラティナのやぶれたとびらでサイドを取る動きなども出来ます。カラミティエッジはダメカンが乗っていれば240とフレアストライクより火力の高い技です。フレアストライクなどと違いデメリットもなく使いやすい技なのですが闘1エネルギー超1エネルギー無色1エネルギーと色違いの技なので構築でここをカバーしていく方針にしました。ジージーエンドGXはたね1スタート事故などにはイージーWINが出来ます。願いのバトンがついたポケモンなどバトンリレーなどを防止したりと使い方は結構ありました。採用枚数2枚はギラティナで攻めるプランもありギラティナ2枚の計4枚で充分と感じました。

・ジラーチ(ねがいぼし) 2枚

デッキを回す軸として採用しました。ウルトラネクロズマGXやレシラム&リザードンGXのようにバトル場とベンチを入れ替える必要が特にないこのデッキでは必要ない場面も多かったですがリセットスタンプ登場からこのカードでドローサポートに繋げる、グズマでゲームを終わらせるなど現環境では必須になりつつあるポケモンカードだと思ってます。

・カプ・テテフGX 1枚

環境の高速化によりリーリエ打てない試合はほとんど負けてしまうようになりレシラム&リザードンGXの先攻カキマーシャドなどにもリカバリーできるようジラーチだけでは足りなかったため採用しました。超エネルギーを軸に構築しているためカプキュアーGXも使用することが出来ます。

・カラマネロ(サイコリチャージ) マーイーカ 3ー3枚

超エネルギーをトラッシュから1枚毎ターンつけることが出来ます。説明不要の超系のサポートポケモンです。今回にがにがかふんラフレシアとあたった場合このカードで殴るプランで隠密フードは不採用にしました。

・ギラティナ(やぶれたとびら) 2枚

トラッシュから特性やぶれたとびらでベンチに戻ってくる事ができます。更にベンチにいる2匹のポケモンにダメカンを1つ乗せることが出来ます。ガブリアス&ギラティナGXのカラミティエッジの条件を満たしやすくしてくれる上にこのポケモンカード自体も130と非常に強力な技を持っています。基本この技によるデメリットのダメカン4つ乗せるのはこのカードに乗せます。

・マーシャドー(やぶれかぶれ) 1枚

リセットスタンプ後から序盤の妨害まで現環境だとジラーチと同じくらい入れておきたいカードです。

・ミミッキュ 1枚

このカードはTAGGX環境になってから評価がどんどん上がりました。まねっこによりフレアストライクやミラーのカラミティエッジを使うことが出来るため奇襲性の高さが凄まじいです。カラマネロが1体用意できればいいためガブリアス&ギラティナGXが気絶したあと素早くリカバリーが出来ます。後攻1ターン目に場の状況を優先する場合などにくすねるも非常に優秀でした。

・トキワのもり 4枚

2色デッキなので必須な為4枚採用。強力なプリズムスタースタジアムの登場により4枚採用でも困ることは特に無く1枚もこない試合の方が苦労するくらいです。

・リーリエ 4枚

手札をトラッシュして発動するカードがたくさん採用されているので間違いなく4枚です。最初の番に使えないと早さについていけない試合も多数ありました。

・グズマ 3枚

説明不要の互いのバトル場をコントロールする強カードです。このデッキだと4枚入れたいくらい強いのですが枠が厳しかった為今回は3枚でした。

・エリカのおもてなし 2枚

第2のドローサポート枠で候補はたくさんありました。コーチトレーナーやシロナなども安定した強さがあり議論がよく出ましたが最終的にエリカのおもてなしで決まりました。ミラーしかしてなかったせいもありますね。

・ジャッジマン 1枚

大会前日にばるくんはまんたんのくすりに変えたカードです。自分は採用したままでした。ドローサポート枠としても妨害としても使える為やはり抜くことは出来ませんでした。

・アセロラ 1枚

最初不採用でまんたんのくすり2枚だったのですが、まんたんのくすりで闘エネルギーが剥がれてしまうのがツラい場面もあり特にサポートでゲームメイクするデッキではないのでアセロラも使いやすく結果採用しました。

・ハイパーボール ネストボール ミステリトレジャー レスキュータンカ 4ー4ー4ー1枚

素早くカラマネロ カラマネロ ジラーチ ギラティナ ガブリアス&ギラティナGXを並べられるよう計13枚の採用です。カプ・テテフGXやマーシャドーなどもいつでも呼べるようにしたいので多すぎってことはありませんでした。レスキュータンカは使い方が2種類ありますがカラマネロを2匹倒された場合は3枚戻す方を1匹だけならそのまま手札に戻す方を選択していました。

・あなぬけのひも 3枚

相手のバトル場のポケモンにやぶれたとびらでダメカンをのせるときに使ったりします。そのままグズマで戻すことでタイムラグも発生しません。ゲーム開始にバトル場にギラティナやガブリアス&ギラティナGXが出ると逃げるエネルギーが3つと非常に難しいのですぐに使ったりと4枚でも困ることのないカードでしたが枠がないため3枚採用となりました。

・こだわりハチマキ 2枚

ギラティナにつけることでデデンネGX、やぶれたとびら込みでカプ・テテフGXを見ることが出来ます。ガブリアス&ギラティナGXもカラミティエッジ190で大体のたねGXを見ることができ、条件を満たしていれば270出すことでTAGGXも2種類のカード以外一回で倒すことが出来ます。非常に使いやすいカードでした。

・エスケープボード 2枚

説明不要のジラーチとセットのカードですね。ジラーチ以外ならスカイレジェンドから登場したUターンボードなども候補になると思います。

・リセットスタンプ 1枚

グッズ枠からも相手の手札に干渉するカードで今回このカードを含め3種類のカードで相手のサーチを妨害していくと決めてました。グッズによりサポートと同時に使うことができるため今後このカードは必ず入ってくると思います。

今回はたくさん候補もあり最後まで決めきらなかったカード達も一緒に紹介していこうと思います。

・まんたんのくすり

ばるくんは最終的にジャッジマンを抜いて採用しました。ちょくげきだんだけでゲームを決めるプランをよくするので1エネルギーあればいいことも多く再採用していました。自分はあまりこの動きだけでゲームを進めるのが好きじゃ無かった為今回は諦めました。

・ウツロイド

サイド2枚のときに相手の場のポケモンの技を全て使うことが出来ます。強力なカードですがTAGGXもGXも採用しているためサイド管理が難しいのとミミッキュと役割が重なっていたため不採用にしました。

・バリヤード(かいしゅうふうじ)

相手のアセロラやスーパーポケモン回収などを封じるポケモンです。アセロラの採用率はTAGGX環境では高いため迷いましたが今回は枠確保のために不採用しました。

・ミュウ(ベンチバリア)

技も特性も優秀で最後まで残っていたカードです。バラマキ系のデッキに弱いこのデッキの弱点をカバーしていました。今回は枠確保とともにバラマキ系はレシラム&リザードンGXが苦手で環境にいないと読み今回は不採用にしました。

・コーチトレーナー

4枚ドローは魅力ですが必ずガブリアス&ギラティナGXがバトル場に出ていると限らない試合が多かったため不採用にしました。

・シロナ

使いやすいカードで最後まで悩みましたがデッキに戻すのが好きじゃなかったため今回はエリカのおもてなしを優先しました。

ばるくんとともに予選を勝ち上がり決勝トーナメントに進みましたがすぐばるくんと対戦となってしまい今回自分はばるくんに負けてベスト8。ばるくんはそのまま優勝しました。51人の参加者から8人のみ決勝トーナメントに進める大会でともに勝ち上がればるくんは優勝することが出来たので結果には満足しています。対戦後にたくさんの方にガブリアス&ギラティナGXに興味があるので今度教えてくださいと聞かれたので今回もまとめることにしました。使用回数が彩々杯のみのため躊躇っていましたが参考になれば幸いです。

デッキの回し方などはそこそこ複雑な場面も多いためまたの機会に

ありがとうございました。

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