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2021全日本パターゴルフツアー選手権!8月大会in群馬

みなさんパターゴルフしてますか??

今回も本noteでお届けしている「2021全日本パターゴルフツアー選手権大会」についてお届けしてまいります。みなさまぜひお付き合いください!


■魅力を伝え、技術の向上に励んでいます

改めてこの大会はなんですかと申し上げますと、私と私のATOK(あたおか)な友人が、今年1年間全国各地を舞台にパターゴルフの魅力を伝え、技術の向上に励みながらパターゴルフ日本一を決めていく大会となっています。

そんな大会の年間シーズン8回目の試合、8月大会が開催されましたので、その模様をお伝えしていければと思います。

ではまずは、これまでの大会の成績をおさらいです。

年間順位表 (7月大会終了時 PAR:474)
1 タンくん 勝ち点18 (スコア:514)
2 モリくん 勝ち点14 (スコア:549)
3 じょな  勝ち点11 (スコア:558)
歴代優勝者
1月in神奈川 タンくん
2月in千葉  タンくん
3月in岐阜  モリくん
4月in埼玉  タンくん
5月in山梨  タンくん
6月in茨城  じょな
7月in青森  モリくん

この大会は3名の選手の参加によって開かれておりまして、1試合ごとに1位は3点、2位は2点、3位は1点、という様に勝ち点を加算していき、その点数で年間チャンピオンを争っています。ご覧の通り、8月までくるとだいぶ差がついて参りましたが、まだまだ諦めないのが2位のモリくん、そして3位の私なのです。

争っていると言いましたが、実はまだ年間チャンピオンに輝いた際の副賞・賞品を決めておらず、どんなご褒美があるのか、私たちにも分かりません。

ひとつ言えるのは、記念すべき大会の初代王者という名誉を得る事、そしてそれがこのnoteに永遠に生き続けることです(通報されなければ)。

そんな感じで、3選手とも血走った眼でパターゴルフに興じ、自らの名を後世に残そうと必死になってこのタマコロガシに興じているという訳でございます!ぜひ応援お願いします!

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関係ないですが屋久島で売っていたパター、その名も「屋久杉パター」。お値段15万円。これを優勝賞品にするんでいいのでは??


■グンマ―帝国にもパターゴルフ場あり!

さて、8月の舞台は群馬県です!ついに当大会も日本を飛び出し、グンマ―帝国へとたどり着きました。

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舞台は渋川市にある、伊香保グリーン牧場です。

牧場のあるところにパターゴルフ場あり。ここは牧場を中心としたテーマパークで、ウシ、ヤギ、ヒツジ、ウサギなどとのふれあい、BBQ、牧場ソフト、メリーゴーランド、アーチェリーなどなど。。。様々なアトラクションで遊ぶことができる場所なのです。

また立地も高速道路からそれほど遠くない事、そして何と言っても名湯・伊香保の温泉街の目と鼻の先にあるということで、牧場で遊んでから温泉で疲れを癒す、なんていう完璧な休日コースを楽しむことができます。スバラシイ。

もちろん我々は、パターゴルフ一択なのです。ウシとかそんなもん知らないのです。

残念ながら今回もパターゴルフ場のコースマップが無く、このコースのご紹介が乏しくて申し訳無いのですが、ここは18ホール1コースという編成です。また各ホールの間隔が近く、コンパクトな設計になっています。

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1か所から全コースが見えるサイズ感!小さなお子さんがいてもなんとなく安心できそうなコースだと思います。ちなみに今回は珍しく先客がいました。

なお、料金はひとり1000円。貸パター、ボール付きとなっています。


■試合の内容~あ、マイパターあるんで。~

今回はパークゴルフではなく、純粋なパターゴルフをする回となりました。そうなるとタンくんは6月大会の際に購入した8000円のマイパターを持参してくるわけです。

パターゴルフの受付のおじさんに貸パターを出してもらうときに、タンくんはすかさず「あ、マイパターあるんで。」と申し出て自分のパターを使用する機会を死守していました。おじさんは「マイパターの人よくいますよ~」なんて気を使った一言を添えていましたが、その目は明らかにマイパターを持参し都会から来た不審な客の事を警戒する目をしていました。

そんな受付のおじさんに私とモリくんは軽く謝り、いざ試合がスタートなのです!今回のコースはどのホールも距離が短く、直線に近い線形のホールばかりだったので、パターの基本的なスキルが改めて試されるようなコースになっていました。

そして今回もだいぶ天候が怪しいのです・・・。今はなんとか曇りで耐えているので、雨が降る前に早く帰りたい。。。



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試合スタートです。このような形で、簡易的なホールが続くコースとなっており、基本的なパター能力が求められるのです。

こう言っちゃ難ですが、今回も"いつものパターン"で試合が推移していきます。そして特に私じょなは上の写真の1ホールから6打もかかり(モリくん3打、タンくん4打)で出遅れます。

冷静にこの写真見て思うが、この単純なホールに6打かかっている時点で人間失格なのです。太宰なのです。

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前半の5ホールあたりでのひとコマ。まだ3打差程度の差しかついていない1位タンくんを追う、2位モリくん。穴までの距離を慎重に測っているように見えますが、実際はカッコつけているだけなのであります。

そして注目すべきは、背景の空の重さ。そして懸念されていた通り雨が降り出し・・・。

我々は前回の豪雨の中での戦いを知っているので、今回もそのリスクを考慮しレインコートを持参して戦いをしているわけでございます。各選手ともズボンのポケットに上手く収納し、雨がいつ降り出してもいいように、万全の体制なのです。

そして例によって雨がまあまあ強めに降り出し、我々は隠し持っていたレインコートを素早く着用し、何事も無かったように試合を続ける。そんな姿を見た雨の対策が何もできていない先客たちは、ただ雨に晒されながら皆我々を2度見していくのでした。

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雨が降り出せば素早く着用!ファミリーやグループが憩う長閑なパターゴルフ場において、他の素人たちにはマネのできない職人芸なのであります。

そんなわけで前半のホールを回りきりました。

順位表 (9ホール終了時 PAR:27)
1 タンくん 26
2 モリくん 29
3 じょな  35

悲しいくらいいつもと同じ展開なのです。。。もう私のことは気にせず・・・頑張って前を追ってくれモリくん・・・。

ちなみにここのコースはPARが設定されていないのですが、コースが短いこともあったので、とりあえず全ホールPAR3としました。

降りしきる雨の中、後半戦に進みます。

13ホールでは珍事件が発生します。パターコース上になにやら動物のウンコ?と思われる物体が鎮座しており、我々の試合の邪魔をしてくるのです。

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今改めて写真で見たら普通に土の塊ですが、まあウンコと言うことにしておこう。
またちょうどカップに向かう直線上にそのウンコが位置しており、プレーの妨げになっている!

と障害物に阻まれるホールということになるかと思った矢先、1打目を放ったタンくんは、なんとこのウンコにボールをヒットさせ、弾道の変わったボールがカップに吸い込まれホールインワンを達成してしまうのです。本大会公式記録に残る初めてのホールインワンとなりました。それもウンコに当てての達成。大会関係者は皆、雨のパターゴルフ場の芝の上でしばらく笑い転げていました。

先ほどの"ウンコホールインワン"の影響で完全に戦意を削がれてしまった2位モリくん、3位じょな。幼気な少年たちには「ウンコにあたってホールインワン」というのはあまりにもパワーワード過ぎたのでしょう。

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かくして3名とも無事にホールアウト。果たして異国の地での激闘となった8月大会、覇者は誰に。


■8月大会の優勝者は・・・?

順位表 (18ホール終了時 PAR:54)
1 タンくん 53
2 モリくん 57
3 じょな  67

今回もお馴染みの結果となってしまいました。これは残念!しかしドラマ”ごくせん”も毎回必ず同じ展開で仲間由紀恵がチンピラと喧嘩してるだけなのに何故か人気を誇ったように、全日本パターも同じ展開だって良いのです!何言っているんだ!

しかしながら私とタンくんの差は今回14打差となりましたが、PAR54のコースで、最終結果で14打差もつきますかね??別のスポーツやっているのかもしれない。

こうしてタンくんに勝ち点3、モリくんに勝ち点2、じょなに勝ち点1が付与されました。


■8月大会終了時の成績

年間順位表 (8月大会終了時 PAR:528)
1 タンくん 勝ち点21 (スコア:567)
2 モリくん 勝ち点16 (スコア:606)
3 じょな  勝ち点12 (スコア:625)

さてみなさん、よく見てください。ツアーも残り4試合ですが、この順位表が本当だとすると、首位タンくんと最下位じょなの勝ち点差は9です。この大会は毎月1位に勝ち点3、3位には勝ち点1が付与されるレギュレーションですが、そうなると仮にこの後私が全勝して、タンくんが全て最下位だった場合でも、勝ち点差は8しか埋まらないことになります。

お気づきでしょうか?

この8月大会をもって、私じょなが年間王者になる可能性は0となり、私のパターゴルフ日本一への挑戦は幕を閉じてしまいました。

毎度大会の度に予定を断りスケジュール調整し、場所の選定、行程の調整、そしてこのnoteの執筆に広報活動・・・。全日本パターにすべてを捧げてきたつもりでしたが、まさか8月の段階でレースから放り出されるとは。。。非常にツライです。

今後は選手としてではなく、裏方に徹し、引き続き全日本パターを陰から支えていこうと思います。みなさん、ありがとうございました。とりあえず6月のときにタンくんと一緒にノリでマイパター買わなくてよかった。

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ふがいない試合の連続で引退を決意したじょな氏。
菅さんが総理を辞めたくなった気持ちも今ならわかる。

私の引退宣言と共に、日本に帰国した我々。これから迎える賞レース終盤に向け、タンくんは残業だらけのブラック企業に、モリくんは高学歴社会との戦いに、私は軟禁状態の完全テレワークの日々に戻るのでした。


■おまけ

自慢のパターゴルフコースでウンコウンコ言ってしまい申し訳ないので、伊香保グリーン牧場の名誉のためにも、名物のソフトクリームを紹介。

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牧場ということでやはり外せないのが、ソフトクリームです。こちらは売店MouMoubarの自家製ソフトクリーム、お値段400円。濃厚な牛乳に味わいが口全体を、いや体全体を包みます。うまい!

グリーン牧場の入り口の横、駐車場に面した場所で売っています。また名物は”MouMou焼き”という人形焼き的なものらしいので、訪れた際は是非ご賞味あれ。


■今回のパターゴルフ場
・伊香保グリーン牧場
https://www.greenbokujo.jp/

1人1000円で貸パター・ボール付き。
マイパターの持ち込みも可です。

関越自動車道「渋川伊香保IC」から車で15分
JR上越線 「渋川駅」から車で15分


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