今年1年は、人生の中で最も大きく変化した1年だった。周りの人に支えられて、紆余曲折ありながらも頑張ってこれた。周りに感謝して、また、謙虚に、愚直にこれからも仕事に取り組んでいきたい。そのためにも今年を振り返って、来年をいい一年にするために目標を立てようと思う。

2023年1月

ニセコ留学と受験失敗
国内留学に行った。それまでトップの数値を出してた自分が2週間仕事をしないだけで一件も契約を取れなくなってしまった。国内留学での日々は楽しかったが、あのタイミングでの意思決定はとにかくナンセンスだったな。
そして、ICUに見事落ちた。あれが自分にとって大きなターニングポイントだったんじゃないかなと今になって感じる。
人ってまだ見たことない環境に憧れを抱きがちなんだけど、しっかりとした環境で（ちゃんとした上司がいる、ついていきたいと思える仲間がいる前提だが）成果を出せないと何も変わらない。今になってはそう思えるけど、その当時は絶望してた。
慎さんに「どの大学に通うかでこれからのキャリアは大体決まる」って言われてたから落ちた時は本当に死にたかった。3日間何も食べずにドラクエだけしてたな。
ただ、自分の中で覚悟が決まった。「自分が建てた目標を達成するには自分で起業するしか道はないんだな」そう思えた。今となってはICUに落ちて本当に、本当に良かったと思ってる。

2023年3月

休学申請
休学申請をした。迷いは一つもなかった。ICUに落ちた以上、実力で黙らせないといけない世界で戦っていくためにまずはフルコミットはマストだった。親から止められると思ったから申請した後に報告した。ごめんなさい。
正直不安よりかはワクワクの方が大きかった。バスケ以外に全力で取り組める何かが見つかってワクワクしてたし、今思うと「インターンしてる自分イケてるな」と思ってためちゃくちゃイタい大学生だった。恥ずかしい。

2023年5月

同期が福岡支社長になり、強烈な劣等コンプレックスを抱く。
自分の大好きな同期であり、友達が自分より一個上のポジションに上がった。クソほど悔しかったしめちゃくちゃ泣いた。歴は自分の方が4ヶ月くらい長かったから尚更悔しかった。毎日毎日「自分はあいつには敵わないんだな」とか思ってたし、もう一人の同期と「あと1ヶ月だけ頑張ろう。」「もうちょっとだけ頑張ってみよう。」って中目黒の軒下の居酒屋で飲み会やってたのが今も忘れられない。あの時辞めなくて本当に良かった。地道に地道につづけてちょっとずつちょっとずつ（その当時は成長してるなんて微塵も感じなかったけど）自分ができることを増やしていった。

2023年8月

一個下のポジションに降格する。
大失態をやらかし、ポジションが一個下がった。絶望した。またやらかしたか、、、と自分に絶望した。その時自分は自分に慢心していたんだと思う。
同期が福岡から帰ってきて、「そんな差なんてなかったんだ」と安心し、契約もある程度取れてる。（今思うと、誰でも絶対決まるお客様しか決められてなかったけど）そんな時に気が緩んだ。自分はその当時の立ち位置を高く見積りすぎてた。そんなこと全くない。地に足がついてなかったからこそ、失態を起こしてしまったし、その時初めて「失態を起こす自分が今の現在地なんだ」と心の底から感じれるようになった。本当にしんどかったけど、あの経験がなかったら今の自分は絶対ない。
そこからもう一回信頼を取り戻して、元のポジションに戻してもらった。まあ運も良かったのは事実。

2023年9月

新しい同期との出会い
人生のターニングポイントって本当にあるんだって思った。自分が今まで来てきた中でイッチバンキラキラ輝いてて、イッチバンポジティブな同級生に出会った。本当に自分とは真逆の存在だったから、そいつと一緒にいるのが最初はちょっと嫌だった。だって自分には持ち合わせてないものを持ってたから。一種の妬みみたいなものかもしれない。その同期が飲みに誘ってくれた。神谷町駅の串特急。そこで俺に催眠術をかけてくれた。（笑）占いとかマジックとか信じない自分が実際の催眠術に引っかかった。びっくりした。手が開かなくなるマジックをされた後、同期が一言俺にアドバイスしてくレた。「催眠術って要は自己洗脳なんだよね。こうなる！！って思い込んだら脳がバグを起こして本当に開かなくなっちゃうの。面白いよね。でもこれって何にでも言えると思ってて、例えば「俺にはできる！」って毎日思い込んでたら勝手にできるようになっちゃってるし、逆に俺なんか、、、って思ってたら夢って実現する訳ないんだよね。結局マインドだよ。」
今までは強者の戯言みたいに聞こえていた言葉がスーッと心の中に入っていった。そこからちょっとずつ、同期の力も借りながら考え方を変えていった。「またマイナスになってるよ」この言葉を同期から何回ももらったことは本当に感謝したい。マインドを矯正していった時期だった。あれが、人生のターニングポイントだったな。見える世界が本当に変わった。

売上1000万円
同期の助け、上司からのフィードバックもあってやっと、2月に目標を立てた売上1000万円を達成した。達成する前は「絶対目標達成したら泣いちゃうんだろうな」と思っていたんだけど、全く泣かなかった。なんなら虚無な感情になってしまった。目標としていたものが消えて次何をすればいいか全くわからなかったから。その時「やばい世界に足を踏み込んでしまったな」と思った。常に自分の思考、目標をアップデートしないと腐る。そう思えたいい経験だった。ただ、次の月はまた、成約率は下がって1000万円を超えられない月が続いた。この2,3ヶ月も本当にしんどかったな。

2023年12月

着地、契約率30%
今まで18%をずっと突っ走っていた自分が30%で契約率を着地させた。なんとか間に合ったなって感じがした。走り切った1年だった。

2024年の目標

人生は本当に楽しい！！！！そんな1年でした。振り返ると本当に死にたかった時期が3回くらいあったし、会社をやめようって思ったことなんて数え切れないし、ブチギレられてボッコボコに言われることなんてしょっちゅう。
でもそこから逃げなかったことが自分にとっては本当に大きい。これに尽きる。同期が福岡に行った時、成果が出ない時、大失態を犯した時、成果が出たがまた振り出しに戻った時。辞める決断なんていくらでもできた。
でもそんなのダサすぎるし、大口叩いておきながらそんなことはできない。同じ朝鮮人を生きる慎泰俊さんを目指す人間として、自分の曲げたくなかった。
本当に同期には感謝しかないし、役立たずの自分をここまで引き上げてくれた上司、社長には本当に恩返しがしたい。人生を変えてくれた会社を自分が伸ばしたい。そう思えた。

だからこそ2024年は

・朝が強い人間になる。
・いい家に住む。いい時計を買って身だしなみを整える。
・目標売上2,000万円
・成約率40%、毎月数値を安定させる。
・言ったことは守る。
・何があっても絶対逃げない。
・幹部になる。
・主語が「自分」ではなく「会社」にできるようにする。

絶対に達成してみせます。
感謝と愚直さと謙虚さを忘ずに2024年も頑張ります。