すいません…
前回で終わりだったはずの
ラグビーとぼく
今回が本当に最終回です。

今回から読み始めた人へ
前回までのおおまかなあらすじ

ひ弱な少年だったぼくがラグビーをして強くなりたいという思いと
打算的な考えでラグビーの古豪である進学校に入学
ラグビー部に入部するも昭和スタイルの練習方法と1年は奴隷という
ヒエラレルキーに体力も気力もギリギリ…
そんな中で地獄の校内合宿が始まるも、必ず終わりはくるわけで
合宿最終日の夜。1年だけが行うルール講習会をむかえる
そして迎えたルール講習会
呼ばれて部屋に入ってみたらどう考えてもルール講習会ではない雰囲気
正面にでかいガタイのOBが3人。ひ弱な僕を取り囲む2年と3年
そして謎の布団
ラグパン一丁でV字腹筋を1万４千回やれと命令されたぼくであった
そしてやり始めたところ…

ラグパン１丁で押し入れにいたぼく
中にはぼくの前に呼ばれた同じポジションの1年がいた
くらいのでわからなかったが、そいつの顔はちょっと
涙ぐんでいたかもしれなかった
しばらくしてから押し入れから出させられて風呂場に直行させられた
風呂場の脱衣所と中には同級生達がヒイヒイいいながら自分のち◯こを
洗っていた。

そして僕は若干すーすーする自分のち○こをみた
たっぷりとついた白いクリーム。
そう打撲とか筋肉痛で使うサロメチールであった
ぼくのち○こは皮で守られていた為にダメージはかなり少なかったが
守られていない立派な大人達である同級生は死ぬ思いで洗い流していたのであった

そう！この時こそ我々30人の子羊が一致団結したことはなかった
いやこの時に初めて一致団結して同じラグビー部の仲間としてスタートしたのであった
我々は自分のナニについたサロメを洗い流しながら口々に先輩達への恨みと呪いの言葉、暴言の数々を吐いていた！！
（もちろん合宿後はかなりの数のセービング（いじめです）をやらされましたが…）笑

校内合宿の最終日の夜に行われる1年生に対してのルール講習会
それはルール講習会という名の
佐野高等学校ラグビー部に伝わる悪しき伝統
通称『ガビン』であった
1年を1人1人呼び出して、OB含めて脅してビビらせて
ち○こにたっぷりサロメチールを塗るという伝統であった…笑

ここで簡単に『ガビン』を説明しよう！！
①1年だけにルール講習会が校内合宿最終日にあると知らされる
②もちろんラグビーのルールを覚えるべく一生懸命勉強する
③そんな状況の中で当日を迎える
④だれも何も疑っていない状態で1人1人呼び出される
⑤部屋に入るとOBと2,3年の先輩がずらり
⑥謎に布団が1組しかれてその上で正座
⑦そんな中上半身を脱がされ筋肉検査&圧迫面接
⑧もちろん筋肉もついてにのでV字腹筋をラグパン１丁でやらされる
⑨３の合図で布団係が寝ている1年に布団をかぶせて、身動きできなくする
⑩ラグパン脱がせ係がラグパンを素早く脱がせる
11サロメチール係がフルチン状態のち◯こにサロメチールをたっぷり塗る

そんな悪しき笑える伝統ですが
僕らが卒業してから暫くやっていました。
もちろん僕もガタイは良くないですがOBとしてガビンに参加しました！！笑
あとサロメチールはち◯こに塗ってはいけません！！
佐藤製薬に謝って下さい！！ガビンを考えた先輩達！！