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ブルースワット ♯16 激突!! 暗殺カー


8月16日より16話「激突!! 暗殺カー」の配信がニコニコ動画さんでスタートしています💜💙🖤

この話は!!!
過去を乗り越えたサラさんが縦横無尽に活躍するまさにロンリーバトル!!!
ショウとシグのが抱く彼女への信頼の高さとともに、彼女が内包している弱さもちょっぴり出てるそんなお話(ღ*ˇ ˇ*)。o♡
(当時ブルースワットを特集してくださった宇宙船94年夏号の対談で、サラを演じた白鳥夕香さんが自分の主役回の中で「すっぴんでのアクションが多かった印象的なお話」だったとピックされておりました) 

では早速行ってみよう・*・:≡( ε:)

宇宙人への侵略CM対決が繰り広げられた15話のおさらいはこちらから👇👇👇

(ニコニコ動画リンク)

(noteリンク)


主要ゲスト

・原田徹  演:小山力也
警察にマークされている詐欺師。自分の気の弱さをツッパることで誤魔化し(本人談)生きてきたが、サラを誘拐し、エイリアンと戦う彼女を間近に見て改心。彼女を帝都ホテル近くまで送り届けた。
(小山さんは声優としてご活躍。海外ドラマ「24」のジャック・バウアー吹き替え・「名探偵コナン」の毛利小五郎役など出演作多数。特撮ファンの間では「仮面ライダーBLACK RX」の霞のジョーとしてお馴染み)

・山下啓一  演:岡野耕作
帝都ホテル総支配人。エイリアンにインヴェードされ、和平条約破棄のため暗躍。ふとしたことからそのための爆弾を積んだ車に乗って逃走するサラと原田を追うこととなる。
(岡野さんは俳優として様々な作品にご出演。特撮作品へのゲスト出演も多数)

・老人(名前クレジット無)  演:岩城力也
原田が詐欺を働こうとした男性。物腰穏やかに対応していたが詐欺であることを刑事にバラされてしまう。
(岩城さんは「非情のライセンス」全話、「特捜最前線」など多くの東映作品にご出演。1999年に84歳で逝去されている)

・刑事(名前クレジット無)  演:町田幸夫・濱近高徳
原田をマークしていた。あと一歩のところでサラを人質にして逃げる彼を追う。

あらすじ

戦いの合間にショッピングを楽しんでいたサラとスミレ。しかし、銃を持った男がいきなりサラを拉致し車で逃走。その車には、帝都ホテルで行われるある国々の和解交渉を潰そうと暗躍するエイリアンが準備していた爆弾が詰んであった。
逃げるサラと原田。追うエイリアン・刑事。そしてブルースワット。三つ巴のカーチェイスの先にある結末とは……

感想ツイートその他雑感

サラがさらわれた!

TTFC(東映特撮ファンクラブ)をはじめとしたサムネに必ずくっついてる冒頭の紹介文(笑)。今回はサラさんが誘拐されたことから物語がスタート。が、数々の修羅場をくぐってきた彼女ですもの。肝っ玉座ってます。原田は本当に「誘拐する人物間違えた」ねぇ〜😏💜

動じないショウ・シグ

サラさんが誘拐されて心配するスミレちゃんを他所に、シグは読書。ショウに至ってはスプーン曲げに勤しみまったく意に介した様子なし。これだけで彼女に対するふたりの信頼の高さが伺えますよね(ღ*ˇ ˇ*)。o💙🖤  彼らの態度にも当時の私は胸きゅん☺️💕(←死語)でした🥰

必見! 小山力也さんの熱演

ニコニコ動画のコメントが沸きました!
それはもちろん原田を演じた小山力也さんの熱演。(霞のジョー大喜利始まってたけど😂)
最初の気弱な詐欺師はコミカルで笑わせてもらったけれども。何より!!!
サラさんの戦いを見て覚悟を決めた後の彼の表情・言葉の力強さは本っ当に必見!!!
彼のお芝居の懐の深さがあったからこそ、サラさん(白鳥夕香さん)が輝いたと言っても過言ではありません。
他社配信などで見れる方。彼の演技に大注目ですぞ!🙌🫶

この話の思ひ出

前回の「思ひ出」で書きました。
「来週仕事なのに沙羅さん主役回」事件(笑)。
同期の女の子に録画を快諾してもらい、早速当夜見せてもらいに行ったんですよね。
とってもとっても楽しくて、本当にお願いしてよかったなぁ、と思ったんだけど……。
ラストシーン間際……それこそ、原田が改心した名場面で彼女がこう言いました。
みんな演技下手だよね」と。

一番いいところでそれ言うか……?( ˘•ω•˘ )モヤモヤ……

彼女は普段特撮作品を見ない。で、実は某テーマパークに来る前に女優として活動していた過去があるから、今なら言わんとしてることはわかります。
わかりやすい演技を求められる作品群ですし、オールアフレコですからね。彼女の嗜好には合わないってことも。
当時の私は「録画してくれた。見せてくれた」ことの感謝が強かったし、結構原田みたいな性格だったんで(苦笑)、気持ちを押し込めてしまいましたが今の私ならはっきり言います。
録画してくれて、見せてくれたことには感謝してるけど、好きだと言ってる私に向かって言うのは失礼じゃない?  言うなら私のいないところでやってくれ」と。
それで喧嘩になったとしても後悔はしないな。
私にとってサラさんは……白鳥夕香さんは当時も今もとても大切な人だから。
前回の記事では「今でも(彼女を)許してない」ってニュアンスで書いたけど、一番許せないのは気持ちを押し込めた当時の私、かもしれません🥺
(あまり景気の良くない話ですみません。でも、これは正直に記しておきたかった🙇‍♀️)

今週のベストなやり取り

さて、気を取り直して行ってみよう!
今回は今後のコーナーで色々語りたいの!
(そのために雑感抑えてたきらいがある😂😂😂)
ベストなやり取りまずここ! サラさんが誘拐された直後の場面。

✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼

スミレ「どうしてそんなに落ち着いてるんですか? 今頃サラさん酷い目に遭ってるかもしれないのに」
ショウ「(スプーン曲げに興じながら)相手はあのサラだぜ。酷い目に遭ってるとしたら犯人の方だろ」
スミレ「冷たい……心配じゃないんだ」
ショウ「(スミレを振り返り)心配なのはむしろ警察」
スミレ「警察? どうして?」
シグ「スミレさん。──サラが犯人から逃げる前に警察に保護されれば、当然身元を聞かれます」
ショウ「おまけにマスコミの取材」
シグ「ブルーリサーチ。そして我々ブルースワット存在を世間に知られる危険があります」
スミレ「そっか……(納得顔)」
ショウ「だから今セイジに警察の動きチェックさせてんの。どっちにしろサラの居場所がわからなきゃ動きようないんだからさ」
シグ「無駄な心配はしない。それがプロです」
スミレ「(少し苦い顔でうなずく)」

✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼

すっごいでしょう!!! ふたりの信頼感!!!
スミレちゃんは我々視聴者に近い立場だと個人的には思ってるから、サラさんの心配をするのはよぉくわかるのです( ˇωˇ )
でも、彼らは一歩先を読んでいた。それは、彼女に対する信頼が確固たるものである証!!!
サラさんが逃げないことを指摘するコメントか何かをニコ動配信前にどこかで読んだんですけど、逃げ出そうとすれば出来るんです。出来たんですよ。
でも、それやるとシグの懸念が現実化するし、何よりセイジとスミレちゃんに迷惑かかってしまう。
それをサラさんは回避したんだと思う。爆弾さえなければ、絶対彼女はどこかで車停めて原田から逃げてたよ!!!(となぴ氏思うのね🤔)

そしてここ!
エイリアンが残した爆弾を発見。セイジに報告した後のこの場面!

✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼

原田「(わめきながら)おい! 早く車出せ! さっきのやつが来たらどうするんだ?!」
サラ「すぐに私の仲間がここへ来るわ」
原田「そんなの当てになるかよ! 早く出せ!」
サラ「(突きつけられた銃を華麗に奪い)あのねぇ。もう人質ごっこしてるヒマはないの」
原田「(驚いて腰を抜かす)」
サラ「もしかして……腰抜けちゃったの?」
原田「う、ううるせぇ!」

✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼

🤣🤣🤣🤣🤣
最初は大人しくしてたサラさんだけど、事態はまさに風雲急を告げ始めました。もう彼につきあってる必要ないですもんね😂😂😂(成り行き上エイリアンの襲撃から彼をかっさらったけど笑)
この力関係の逆転が心地いい! ニコニコ動画のコメントでも「くぐってきた修羅場が違う」「肝が座っている」のコメントが散見されました🤣

今週の名ゼリフ

は、なんと言ってもサラさんのこれ!
支配人にインヴェードしたエイリアンとの戦闘が始まったけど、エイリアンの触手で動きを封じられたショウとシグ。大ピンチの彼らを正確無比な射撃で救った後のここ!

「私がいなきゃダメね、ふたりとも」

😍😍😍😍😍😍😍😍😍😍😍😍😍😍😍😍😍
ショウじゃないけど「言ってくれるじゃない!

そうなんです!! 
ショウとシグももちろん強いし戦えるけど!!!
サラさんが!!!
貴女がいなきゃブルースワット駄目なの〜(*/ω\*)キャー!!💜💙🖤
(
なぴ氏ぶっ壊れたのでさっさと次😅)

今週の美杉沙羅さん

はもうここしかない!!!
爆弾をエイリアンに奪われ、彼女も腕に深い傷を負った。それでも奴を追うために車に乗り込もうとします。その時原田が問うんですね。
「怖くねぇのか?! 殺されるかもしれないってのによ!」
と。
その彼にサラさんはこう返します。
「怖いわ……泣きだしたいくらい」

このセリフ……見る度に私が泣きそうになる😭
6話と11話で描かれたサラさんの過去。数々の恐怖と心の傷を彼女はショウ・シグと共に乗り越えてきました。
それでも怖い、という言葉が出てしまう。
もしかしたら、ショウとシグには言えない本音なのかもしれない、と思ってたんですよ。
で、今回ニコ動の配信見てふと頭をよぎった事があって。
これは超絶個人的な感覚なんだけど、
今回、独りで戦ってきたことの恐怖が彼女に言わせたセリフなのかもしれない
って。
第13話の「デス・トラップ」でもバトルフィールドで独りで戦っていたけど、あの時とは状況が違いすぎて。
装備も無い。守んなきゃいけない詐欺師もいる中で、頼れる仲間であるショウとシグがいない。
その中で独り戦うってプレッシャーを思うと……😢
このセリフ、すごく深いなぁと思うんです😌

Another Story

「……サラさん!」
スクーターの後ろにサラさんのメットとプロテクターを積んで帝都ホテルの裏口近く着いた私に近づく影を見て、とっさに私は叫んだ。
「スミレ、ちゃん……?」
倒れ込んだ彼女を支える私を見上げたサラさんの顔も腕も傷だらけだ。
「ひどい傷!」
「ショウとシグ、は……」
「今こっちに……って、それよりも!」
腕に巻いてあるハンカチから血が滲み出ている。
「サラさん待って!」
立ち上がり、スクーターに積んだコンテナの荷解きを始めたサラさんを呼び止める。
「大丈夫よスミレちゃん。一刻も早く爆弾を奪い返さないと」
「いいから! 少し時間ちょうだい!」
ほぼ強引にサラさんの腕からハンカチを解いてトップスを脱がせ、念のため持ってきたガーゼを当て、包帯をきつく巻いて手早く傷を保護する。
私が巻いた包帯に目を落としてるサラさんが、小さく笑った。
「サラさん?」
「ありがとうスミレちゃん……貴女は強いひとね」
「そんな……サラさんの方が私なんかよりずっと」
「そういう意味じゃないわ」
「え?」
私の問いに応えることなく、サラさんは素早くメットとプロテクターを装着して、ディクテイターの弾丸を確認する。
「これ、お願いね」
汚れと血がついた黄色のトップスを受け取ってうなずく私に目だけで微笑んで、サラさんがゴーグルを下ろして走り出す。
その後ろ姿を見る私の胸によぎる、ある思い。

「もっとみんなの役に立ちたい──」

サラさんはもちろん、ショウさんシグさんのように戦えるわけでも、セイジのように戦況を分析出来るわけでもない。
エイリアンの存在を知ったから共に行動させてもらってるだけで。足でまといになってるんじゃないかって思いは拭えない。

何か私に出来ることはないのか───。

自分を見下ろした私の脳裏に、あることが浮かぶ。
この事件が解決したら早速実行だ!
サラさんのトップスを握りしめて、私は決意した。

To be continued……


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