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ブルースワット ♯34 極悪!! にせBS(ブルースワット)

昨年の12月20日から、ニコニコ動画さんで第34話が配信されています💜💙🖤
(現在は有料配信となっています)


この話は!!!
第6話「ワンチャンス!!」
第11話「イエスタデイ⋯」
に続く美杉沙羅の3度目の過去編にして最終章!!
ロス市警を辞職し、アメリカを放浪していた時の彼女の葛藤を知る人物が現れますが……。

では行ってみよう・*・:≡( ε:)

森みつえさん再登場!
ショウの想いとサラさん・シグの考えがすれ違う33話のおさらいはこちらから👇👇👇

(ニコ動リンク)

(noteリンク)


主要ゲスト

・ケン石神  演:嵯峨周平
ロス市警を辞め、放浪していたサラがアメリカの砂漠で倒れていたところを助けてくれた、アメリカ特殊部隊グリーンベレーの兵士。サラを助けた後の戦いで重傷を負い除隊となってからは日本へ帰国。
今は幼稚園バスの運転手をしている。
(嵯峨周平さんは「特捜エクシードラフト」の光の戦士、デビット秋葉役で特撮ファンにはお馴染み。翌年の「特捜ロボジャンパーソン」2008年の「大決戦! 超ウルトラ8兄弟」などドラマ・映画出演作多数)

あらすじ

自分らの名を名乗り、同じメットとプロテクターをつけた正体不明の3人組が各所で強盗を働いてるどころか、幼稚園バスまでジャックしたのを知ったショウらの元に挑戦状が。一計を案じ誘われたポイントへ向かった彼らの前にいたひとりの男性───かつて、ロス市警を辞職し、アメリカを放浪していたサラがアリゾナの砂漠で倒れたところを助けてくれたケン石神だった。サラがまだ戦場にいることを知ったケンは、自分も仲間に入れて欲しいと懇願してくるが……。

感想ツイートその他雑感

美杉沙羅、三度目の過去との邂逅

サラさんの過去編は前述の通り、1クール目に2本ありました。
ですがその後はショウの強化と、シグがインヴェードしている地球人広瀬剛の父子の物語に話のベクトルがグッと行ってしまって、なかなかサラさんにスポットが当たるということが無くなってしまっていました。
そこにいきなり降って湧いた(笑)、過去編。
今度は彼女の放浪時代にスポットが当たっています。
銃を捨てた女と戦場でしか生きられない男の葛藤が描かれているこの話は、独自の世界観を保ちつつも従来のヒーロー路線へ舵を切っていたこの時期の作風とは一線を画す、思い切り前期テイスト。
6話も11話もだけど、サラさんの主役回ってマジで重いよね本当に……(大好物ですけどね💕😋😍💕)

ケン石神 vs ショウ・シグ

直接やり取りしたのはほんのわずかなのですが。
戦いへの向かい方において、この3人バッチバチでしたよね。
戦う場所を求めてブルースワットへの参加を懇願するケンに、敢然とNO!を突きつけたのがシグ!
ショウもそれに同調します!!! 

カッコよすぎんか!!!😍😍😍

突然現れた過去の自分に飲み込まれかけたのか、答えられなかったサラさんの前にふたりが立つ幻覚が私には見えた!!!(*/ω\*)キャー!!←久しぶりでもアホ全開だななぴ氏よ……🤦‍♀️

サラさんの孤独な戦い

さて。そのケン。ショウとシグにNOを突きつけられて逆上したのか、セイジと共に武器を持ってきたスミレちゃんをいきなり拉致! おまけにブルースワットに化けていたデスキーラ兄弟と共闘。奴らを見張っていたジスプの配下に武器装備を全部奪われ、罠にかかったショウとシグも崖下へ転落。独りになったサラさんに銃口を向けます。
今まで過去に翻弄されるたびに救い上げてくれたショウも、背中を強く押してくれたシグもいない。
スミレちゃんを逃がし敢然と立ち向かうサラさんの眼光の鋭さと力強い言葉は「今週の美杉沙羅さん」で!!!😭😭😭

この話の思ひ出

33話観終わったあとの予告でケン石神を見た途端寮の部屋で叫んだよね……🤦‍♀️

「デビット秋葉ぁぁぁぁ!!!😳😳😳」
(
2話続けてレスキューポリス出演者ゲスト回かいという心の声もちゃっかり発動笑)

お前さんなにやってんの?!
え? サラさんといわくつきなの?
おまけになんじゃぁぁぁぁ!!!(💢'ω')

と、まぁね。
それよりも😇😇😇←オイ🤦‍♀️

「サラさん単独主役回超久しぶりじゃね?
ヾ(*´∀`*)ノキャッキャッ💜💜💜」

そっちの方に大喜びしてた🤣🤣🤣
だってさ!!!!!
サラさんの前の単独主役回何話か覚えてます?!
16話だぜ!!!👇👇👇

以前の記事にも書きましたけども、20話くらいからずっとモヤモヤしてたなぴ氏。
その鬱憤を晴らしてくれる……話ではなかったけど(泣)、それだけでも嬉しかった記憶あるなぁ🥹

今週のプラチナム君降臨理由

はもう! 自分らの名を騙り悪事を重ねた挙句、ケンにトドメを刺したデスキーラ兄弟への怒りでしょう!!!

「ニセモノ野郎……許さねぇ!
許さねぇ!!!」

その怒りにプラチナムが応えた!!!
デスキーラ兄弟と倒れているケンからプロテクターを奪い返し、いつの間にかメットまで(笑)。
最近大盤振る舞いのプラチナムありがとー!🙋‍♀️←

今週のベストなやり取り

はもうね! 言葉じゃないんだけどもう独断と偏見でここ!!ここしかないっ(*/ω\*)キャー!!💜💙🖤
ショウとシグが崖下へ転落し、独りでデスキーラ兄弟とケンに立ち向かわなければいけなくなったサラさん。
しかし彼も元グリーンベレーの兵士。地力は完全に彼の方が上です。おまけに武器もない。

万事休す……!

しかしその時、ケンがいきなり吐血。
その彼にデスキーラ兄弟の2番目の弟、ドウが牙を剥きます。ケンもろともトドメを刺されるかと思った次の瞬間!!!

ディクテイターの銃声が聞こえ……
サラさんが目を向けた先にはショウとシグが😭😭😭(後ろにはセイジとスミレちゃんも🥹)

サラ「ショウ! シグ!」
ショウ「サラ!!」
シグ「サラ!」

ショウがサラさんの身体を引っ張り上げて、シグが彼女の腕に手を添えるの最高すぎて滾る!!!😍😍😍
いやもう何なのコイツらやっぱりちゃんとサラさん
助けてくれるんじゃんよもぅぅぅぅっっっ😭😭😭
何かこの場面ね、6話と11話と地続きのような気がしてもう言葉にならないくらい感動するんです.˚‧º·(´ฅдฅ`)‧º·˚.←その前に叫びすぎだけどななぴ氏🤷‍♀️

今週の名ゼリフ

は、ラストのサラさんのこれ!

「安心して眠ってケン。戦いのない世界は、
私が……私たちブルースワットが作るわ」

息を引き取ったケンの身体を抱きしめ悲しみにくれた後、戦いから解放された彼の魂へ語りかけるような、厳かな口調。
そこには静かだけど戦いのない世界を作る。そのための強い決意が滲んでいて、彼女がまたひとつ過去と訣別できたんだなと感じられる言葉でした🥺

今週の美杉沙羅さん

はもうここ! ここしかないの!!!
背中を預けてる仲間が誰もいなくて、独り戦いに挑むサラさん。彼女にケンはこう言うんですね。
「ゾクゾクしてこないかサラ。いつ死ぬかわからぬ緊張感激しい興奮! 戦場こそが! 自分が生きていることを実感できる場所だ」
と。
怒りを隠さないサラさんに、ケンはなおもたたみかけます。
「あの時俺は言ったはずだ! 戦いの中でしか生きられない人間もいるのだと」

そんなケンにサラさんは

「わかったわ。貴方のその思い、
私が粉々に打ち砕いてみせる」

って言うんですよ!!!
いやもうなんかね!(←これ何度目よ🤷‍♀️)
6話で戦う理由に迷い、
11話で追いかけてくる過去に怯えてた……。
そんな彼女とは別人!!!(*/ω\*)キャー!!💜
いやもう、強くなったよね……。
ショウとシグと戦うことでサラさんがここまで強い意志を持てたのだとしたら……

最高しか言えない!!!(*`ω´)b←語彙力三途の川ドボン💦

Another Story

ケンの遺体を載せた救急車が、音もなく去って行く。
通報者である私を捜していたようだけど、隠れるならお手の物。見つけられずそのうち諦めたようだ。
遠ざかる白い車に敬礼をする私の脳裏に、ケンの言葉がよみがえる。

『君にこれだけは言っておく。どんなに逃れようとも、戦いの中でしか生きていけない人間もいるんだ』
『ゾクゾクしてこないかサラ。いつ死ぬかわからぬ緊張感激しい興奮! 戦場こそが! 自分が生きていることを実感できる場所だ』

彼が生きている実感を戦場に求めていたのは、自分が死にゆく人間だとわかっていたから。そして、その根幹には自分のような人間を出して欲しくなかったから。

わかる。

わかりたくないけれど。わかってしまう。
ジョンを喪い、すべてが虚しくなってロス市警を辞職したのに。
「銃を捨てた」───ケンにそう告げながらも、あの頃の私は戦う理由を求めてさすらっていたのだ。

もしかしたら、私も。

戦うことで、彼のように「生きている実感」が欲しくてさまよっているのかもしれない。

きっと、現在(いま)も───。

「サラ!」

後ろから声がした。
振り返ると、いつもと変わらない表情でショウとシグが立っている。

(いけない)

『私達が求めているのは、戦いを終わらせる人間です』

シグの言葉がリフレインする。
そう。私たちは戦いを終わらせるために戦い続けなきゃならない。
過去に傾きかけた気持ちを振り切るように、

「今行くわ」

腹の底から声を出して、彼らに向かって歩き出す。
でも、何故か。
目を合わせられないまま通り抜けようとした私の歩みが突如、止まる。
同時に感じるのは、両手を包むぬくもり。
その主を、交互に見やる。

人差し指を銃のようにこちらに向けて、口の端を上げるショウ。
普段と変わらぬ穏やかな顔で、目を細めるシグ。

(………まったく)

コイツらときたら────。

私が堂々巡りに陥り足が竦みそうになると、そっと背中を押し、力強く引き上げてくれる。

よかった。

共に戦うのがこのふたりで。
ふたりがいてくれるから、私は私らしく戦えるのだ。きっとこれからも。

思い至り、熱くなる目頭からこぼれそうになる雫を閉じ込めるように目をつぶって、私はヤツらの手を強く握った───。

To be continued……

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