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ブルースワット ♯18 強盗犯は英雄(ヒーロー)!!

8月30日より18話「強盗犯は英雄(ヒーロー)!!」の配信がニコニコ動画さんで始まっています💜💙🖤

この話は初期のハードさを彷彿とさせるなかなかヒリヒリしたお話。もうね! とにかくじっくり刮目していただきたい!!!
では早速行ってみよう・*・:≡( ε:)

スミレちゃんの戦士としての通過儀礼となった奮闘記。「君、タイトルに騙されること勿れ」の胸熱な17話のおさらいはこちらから👇👇👇
(ニコ動リンク)

(noteリンク)


主要ゲスト

・本田刑事  演:森田順平
銀行強盗に成りすましたショウらとの交渉を担当。人質解放を第一に考え、スマートかつ慎重な交渉を行う。エイリアンにインヴェードされた署長から身を張って銀行の現状を守るなど熱い一面もあるタフガイ。
(森田さんは俳優・声優としてご活躍。3年B組金八先生の乾先生役や、クレヨンしんちゃんの園長先生役は特に有名)

・マサヒコ(苗字クレジット無)  演:手島佑弥
ショウらが入った銀行に居合わせた少年。母親を守るために立ちはだかったり、母親が居なくなったあともその場に残り現状に耐えるなどしっかりした少年。人質に化けたサラを頼っている。

・川崎刑事  演:堤海人
本田の部下。命令を忠実に実行し、現場に乗り込んできた署長に毅然と意見する。

・警察署長  演:山中康司
爆破工作犯を補助するエイリアンにインヴェードされ、銀行強盗が行われた現場にやってきた。一旦は催涙弾を使って強引に中に入るが、出てきたエイリアンはブルースワットによって撃破。意識不明のまま帰される。 

・妊婦(名前クレジット無)  演:谷村慶子
マサヒコと共に居合わせた。出産予定日を2日後に控えている。事件のショックで産気づいてしまい、シグの判断で唯一解放され病院へ運ばれる。

あらすじ

丸の内銀行泉岡支店で銀行強盗事件が発生。その犯人はなんとショウとシグ。人質となったサラとともに潜入した彼らの目的は、ガンの新薬を巡って爆破を企む工作犯のエイリアンの正体解明と爆弾の処理だった。タイムリミット30分の中で起こる予期せぬハプニング、誰にインヴェードしているかわからないエイリアンを、そして仕掛けられた時限爆弾をブルースワットは無事見つけ出すことが出来るのか……。

感想ツイートその他雑感

初期を彷彿とさせるハードな展開

ブルースワットが銀行強盗?!のなかなかセンセーショナルなスタートを切ったこのお話。14話でタイトル変更という舵を切り、ソフトかつなかなかトンチキなお話(笑)も入ってくるようになった今作ですが、この話は緊迫した雰囲気に事態が二転三転するためか、かなり見入ってしまいましたね。個人的ベストエピソードとのコメントもSNSで散見される快作となりました。

ショウの覚悟とサラの甘さ

強盗犯として潜入した銀行に居合わせたある親子。妊娠している母親がショックで産気づいてしまいます。「私が奴らならハプニングは避けます(=インヴェードしない)。彼女は白です」と判断し母親の解放を決めたシグに、サラは子供の解放も求めます。
そこに待ったをかけるショウ。
なおも食い下がるサラ。
そんな彼女にショウはキッパリとNOを突きつける───ここの緊迫したやり取りは本当に必見!
(ショウが語ってる時、一瞬だけシグがサラを気遣うような視線を送るところも是非見て! 本当に彼らしいから🖤)
ニコニコ動画のコメント欄でも、ここは普段なら対応が逆(ショウが情に流されてサラが止める)だよね、という意見が多く寄せられていました。子供だからサラが反発したけど、もし大人なら……という意見もあってなるほど!と思った筆者です。

ブライアン亡き後の初陣

となったスミレちゃん。今回は強盗犯の目撃者として警察に電話したり、女性警官に扮し銀行内に潜入。人質になった人を速やかに外に誘導するなど大活躍を見せました。
ブライアンもきっと消去された先で安心したんじゃないかな☺️✨

この話の思ひ出

この話は最初見た時結構度肝抜かれましてな🤭
まずOPクレジットで森田順平さんを見つけた時の安心感たるや👀✨  金八先生見てたからね🤗
ヒーローが銀行強盗する話ってのを私はそれまで見たことがなかったし、またまぁ似合ってるのよ特にショウが🤣🤣🤣
ショウとサラさんの衝突にもヒェ…😨ってなってたし(何でそんなこと言うんだよぉ!😤って怒ってた美杉沙羅強火担当時もう20歳w←観たの翌年だからね)。ラストのショウらしさにホッとした記憶が残ってます😌✨

今週のベストなやり取り

は、もう絶対ここ!!!  雑感でも書いたここを置いて他にない!!!

シグ「私が奴らなら、出産間近の妊婦にはインヴェードしません。こんなハプニングは絶対に避けます。彼女はシロです。解放しましょう」
サラ「(シグの背中に向かって)あの坊やも一緒に解放してあげて」
ショウ「待て。それは出来ない」
サラ「どうしてよ? あんな小さい子置いてけぼりにするの、可哀想じゃない!」
ショウ「サラ! 甘ったれたこと言うな。母親は確実にシロだとわかった。だがあの坊主にはインヴェードしてる可能性があるんだぞ」
サラ「でも!」
ショウ「俺たちがどんな覚悟で乗り込んできたか、思い出せ。人質の人達がどんなに辛いか。俺にだって痛いほどよくわかる。だが、こうするしかなかったからだろ。(サラに振り返り)誰にもまかせておけないから、俺たちが出てきたんだんじゃねぇか」

いやもうこのやり取りめっちゃしびれる!!!
「ショウの覚悟とサラの甘さ」でも書いたけど!
ね?💜💙🖤(重複してるけど許して🤭)
ショウが沙羅さんを諭すって6話「ワンチャンス!!」でもあった場面なんだけど、ここは「ディクテイターを撃てなくなったサラさんの気持ちを引き上げる」──個人の思いに対するアプローチって側面が強かったと感じるんですよなぴ氏的に🙄
でも、この話のここはあくまでもチームとして。エイリアンから地球を守るプラトーンのリーダーとしての責任も感じてる……そんなふうに受け取りました。
だからこそ対比がくっきり浮かび上がってくるんじゃないかな、って感じましたの😌

今週の名ゼリフ

はもうね! 本田刑事のこれしかない!!!
エイリアンにインヴェードされた署長を体を張って止めて、一発お見舞いした後に肩越しにショウを見ながら言った

「その女性に手荒なことをするなチンピラ」

(超イケボでまたハードボイルドなのですよ😍😍😍)
ありがとう本田刑事〜〜〜!!!🙇‍♀️🙇‍♀️🙇‍♀️- ̗̀🤝🏻  ̖́
ねぇ! ひどいでしょう今回のサラさんへの扱いときたら!!!😤😤😤
そんな中丁重に扱ってくれようとしている本田刑事のそんな言葉聞いたら……惚れてまうやろ!(*/ω\*)キャー!!
(ニコ動のコメントに「日頃の恨み」なんてありましたけど(笑)。私もそう感じてますのよ後で殴られなさいショウくん🤭←美杉沙羅強火担の愚痴笑)

今週の美杉沙羅さん

は何度もしつっこいけど(許して😘💜)、いつもは厳しい彼女が見せた弱者への優しさ(ここでは内包する甘さとして描かれたけど)かな🙄
ショウとぶつかって矛を収めた後も、とにかくマサヒコくんに寄り添うその姿勢がとても素敵なんだよなぁ🤭💜
(しっかし抱きしめられるマサヒコくんうらやましいぞそこ変わんなさい😇←コラ)
彼を守りたいあまり、本当は生かさなきゃならない爆破工作犯撃ち抜いちゃったし💦(さすがに状況的にこれは責められない)
撃ったのがサラさんっていうのがまたたまらないし、正体バレた後でどこか醸し出す動揺もまた彼女の新たな一面が見えた気がして良いのですよ!😍💜

Another Story

「ったくよぉ! 何も落とすことないだろ?」
こんな大仕事をやってのけたあとも、ショウは何も変わらない。
『早く風呂入ってメシ食って寝る』とのたまった彼をガバナーの窓から引きずり落とすフリをしただけなのに、何のはずみか本当に落ちてしまった。
(かなり衝撃は軽減させたけど)
「だからごめんって言ってるでしょ?」
「サラ! お前今朝の恨みこもってるんじゃねぇのか?」
「あら。それはこっちのセリフよ。銀行では随分と可愛がってくれたじゃないの」
「仕方ねぇだろあれは作戦上の成り行きなの。な・り・ゆ・き!」
銀行内での緊迫した雰囲気はどこへやら。ショウと言い争うサラの様子は何ら変わりない。

しかし。ショウも成長したものだ。
エイリアンが絡むことへのカンピュータは天下一品。しかし、どこか独断専行が強かった彼がチームのリーダーとして、先輩戦士であるサラを諭す日が来ようとは。
そして、ショウの意見を受け入れ、子供を守るために奮戦したサラ。
ブライアンの教えを受けて前線に立てるようになったスミレや、コンピューターを駆使し、自分の戦いをサポートしてくれるセイジも含め、いいチームになってきたものだ───そう、シグは思う。

「ねぇ! 何か食べていかない?」
ブルーリサーチの味の偵察屋でもあるスミレが提案する。
「どこか美味しいところ見つけたの? スミレちゃん」
セイジの問いにかなり得意気にスミレがうなずく。
「まっかせといて! この前大学の友達と一緒に行ったバイキングめっちゃ美味しかったの〜」
「あ! それ行きたい」
「でしょ? サラさん」
「お前らの奢りだかんな?」
「ええ? ワリカンでしょうよそこは!」
セイジが毅然と言い放ち、今度はショウと二人で言い争いが始まる。

(やれやれ)

シグはそっとジャケットのポケットから財布を取り出した。バイキングならそう予想外にお金が出ていくことはないはずだ。
「今回は私が奢りますよ。だから行きましょう」
「え? ホントかシグ!」
「やったぁ! ごちそうさま、シグ」
一気に目を輝かせるショウとスミレに苦笑いするシグにサラがそっと寄って来て、背中をトントンとし出す。
『半分出す』
何故モールス信号なんですか──そう言いたげに振り返ったシグに、サラがいたずらっ子のように笑い肩をすくめてきた。

To be continued……

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