見出し画像

Venezia でしてみたかった事。その1

ベリーニの絵画を鑑賞し、カクテル”ベリーニ”発祥のバーで浸って飲む。
カルパッチョ絵画を鑑賞しカルパッチョ発祥の地で、食す。

きっかけはこの本を読んだから。

その中に、書いてあった事に激しく同意(笑)したので。

先ずは、14世紀から18世紀までのヴェネツィア派絵画を中心にコレクションしている、アカデミア美術館へで名画を鑑賞。

イタリアで美術館に行くと半日潰れます…ありすぎて…心が追いつかない。でもゆっくり観たいから、一人旅の時に行く事が多い。
一人旅の醍醐味の1つです。
必ず、ミュージアムショップに行き、気に入った美術品の絵葉書を買うようにしています。

夜の帳も降りたので…いざ出陣。なんだか…敷居が高い。ハイソな佇まいに尻込みするが、今回の旅の目標を達成の為に、大人の階段上がる(笑)。

ベリーニBellini
スプマンテ「プロセッコ」に桃のネクターを合わせたカクテル。
1948年、ベネチアで、ルネサンス時代の画家でベネチア派の第一世代と言われるジョバンニ・ベリーニGiovanni Belliniの回顧展が開かれた。
 それを記念して、ハリーズバーのオーナーが発案。ヴェネト州の夏の名物・桃と同じくヴェネト州の特産であるプロセッコを合わせたカクテルを考案。これを愛したのが、かの文豪へミンクウェイ。

カルパッチョCarpaccio
 1950年、病気のため、高カロリーなものを
食べられなくなった常連の女性客Amalia Nani Mocenigo伯爵夫人のために考案した料理。
当時、ヴェネツィアで赤の使い方が特徴的な、
ルネサンス期のヴェネツィア派画家ヴィットーレ・カルパッチョの回顧展が開かれていたことからカルパッチョと命名されました。

まずベリーニをバンコ(カウンター)で飲んだ。
「カルパッチョを注文したい。」と言ったら・・・
「テーブル席でないとダメ。」と言われた。
「カルパッチョの絵画を見たから、どうしても
カルパッチョを食べたいんです。」と懇願。
「御嬢さん、やめときなさい、すごく高額ですよ。」
「それでもいいです・・・お願いします。」と言ったら・・・
「ちょっと待ってね、出来るか聞いてみる。」と言われて許可が出た。
テーブル席に移動。
「次回来るときは、フォーマルで来てね・・・」と言われた。
1階は、カジュアルでもOKと、ガイドブックなどに書いてあったのに・・・

ハリーズ・バーは1931年5月13日に開店。
以来、ヘミングウェイをはじめとした多くの芸術家やオーソン・ウェルズとパオーラ・モーリ夫妻ら俳優、デザイナーなどさまざまな有名人、名だたる大富豪たち、そしてエリザベス女王までが訪れたという、
まさに伝説のレストランバーなのです。

コペルト 5ユーロ
1/4ミネラルウォーター 3ユーロ
ベリーニ 15ユーロ
カルパッチョ 小 41ユーロ
税&サービス料 9.6ユーロ
total 73.6ユーロ(2011年当時)

高いか、安いかあなた次第。
当時の私には、分不相応・・・

カ・・カードで・・・
思い出はプライスレス(笑)
#イタリア #ヴェネツィア #アカデミア美術館 #美術館 #絵画鑑賞 #ベリーニ #カルパッチョ #ハリーズバー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?