3月25日は受胎告知の日
まだ、イタリア歴が浅い頃…
受胎告知ってダヴィンチのしかないと思い込んでいた。
しかし、イタリアに行っていくつもの教会や美術館に行くたびにAnnunciazioneと書かれた表題をみる。
色々な有名画家が描いたんだ!と気付く。
ベアート(フラ)・アンジェリコ (Beato [Fra’] Angelico)の描いた天使の羽の美しさに目を奪われた。
登場人物は、たいてい
羽のついた天使と聖母マリア。
イタリアに何回か訪問した後、告知するのは、大天使ガブリエルと知る。
アカデミア美術館で
たくさんの受胎告知を観た。
突然、天使が現れたら驚くよね!
私だって怯えてします(笑)。聖母マリア様だって怯えます。
反対に…真摯に受け止めるマリア様もいます。
冷静に受け止めるマリア様も。
イタリア美術を鑑賞するなら、聖書の有名なストーリーを抑えていた方がいい。代表的なワンシーンを偉大な画家に描かせたパトロンが多い。そして、聖書のお話を描く場合色々な制約がある。
受胎告知には、ユリの花が出てくることはが多い。ユリは純潔の象徴だからなんだとか。
マリア様はいつも青い服を着ている。
基本的にはガブリエルは左、マリア様は右など…
こちらは↑パンティオンにあった受胎告知。
こちらは↑トリノの王宮にあったもの。
時代が新しいのかなぁ…
ガブリエルとマリア様が逆位置。
基本的に格が高い方が、左に描かれている。
神の子イエスを孕ってるから、大天使より格上扱いかなぁ…
トリノの教会には、彫刻がありました。
余談ですが…私…とんだ勘違い。
3月25日の9カ月後の12月25日に生まれるのに最近まで疑問に思っていた。
日本では十月十日と言うから10カ月で生まれるのかと思っていた。ちょっぴりゲスな勘ぐり(笑)をしたりもしたが…神の子だから早かった?とか?なんて考えていました…
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