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01図鑑#5|開けてビックリ!?新しい買い物文化を創る人

01図鑑とは、01図鑑の運営メンバーが774 FIELD LEARNINGに関わる人たちにインタビューを行い、noteで発信する人物図鑑です。

今回の主役は、774 FIELD LEARNING 2期生のだっちーこと足立伸也さんです!

だっちーさん年表

1987〜2006 兵庫県丹波市で生まれ、高校までそののどかな大地と人々に育まれながら育つ。高校の時に授業で「パレスチナ問題」と出会い、「世界」を舞台としたキャリアを歩むことを考え、「平和」、「戦争(紛争)」、「格差」などのキーワードから大学進学を決意する。
2006~2010 大学進学。アジア太平洋学部で社会学関連の学問を広く浅く学ぶ。大学3年の時、南太平洋の島であるサモアに留学。まずは日本に貢献しながら自身の器を大きくし、力をつけることで途上国の現場に良い変化をもたらしたいと考える。
2010〜2019 ビジネスキャリアをスタート。企業や組織の経営支援という市場の大きさを知り、面白いと感じる。働きながら大学院にも通い、「ビジネスを通じた貧困削減」をテーマにインド企業を事例に経済性と社会性を両立する企業のビジネスモデルを探求。
2019 転職。より直接的に多くの時間を途上国と関われる仕事を行いたいというのが転職の動機。その願いが叶い、仕事にやりがいを持つ。
2020〜2021 再度の転職。コロナで現場(海外)に行く事が難しくなる中、今は国内の社会課題に目を向け事業開発の力を磨いている。同時期に、起業準備の一環で774に2期生として参加。774のチームPooLで「Treasure Casket」サービスを考案。現在もPooLの活動を継続している。


774への参加理由

インタビュアー:774参加の経緯はどんなものだったんですか?

だっちーさん:ETIC.の鈴木さんとイベントで知り合い、鈴木さんのFacebook投稿から774の存在を知り、面白そうだなと思い応募しました。

インタビュアー:774のどこが面白そうだと感じたんですか?

だっちーさん:面白そうだなと思った点は、2つあります。1つ目は、0から1を生み出すということ。いつかは起業してみたいと考えていて、自分で実践してみるっていう部分に惹かれました。2つ目は、チームで活動するということ。初対面の3人でチームを組むことで、どんなものが生まれるのか、そこに興味がありました。

774で学んだこと

インタビュアー:実際に、774に参加してみて学んだことは何ですか?

だっちーさん:いろいろありますが、自分に素直になることが大事だと学びました。チームで活動する中で、メンバーが互いに我慢することを選択していた部分もあったんですが、本当にそれで良いのか?と。やりたいときにやるっていうことの方が学べるものが多いのではないかという結論が出て。良いと思ったことをチームで対話して、メンバーのやりたいことができる状態をつくることがチームでやる意義だなと。

インタビュアー:774に参加したことで変わったことはありますか?

だっちーさん:大きく2つありますね。1つ目は、商品や活動に対するいろいろなフィードバックをもらえるようになったこと。活動を発信することで、他者からリアクションをもらえるし、面白いことが起きやすいのかなと。2つ目は、起業はしやすいなと感じたこと。今までもそんなに起業することにハードルは感じていませんでしたが、実際に動いた上で、やっぱできるなっていう。774で活動したからこそ、言葉に重みを持って言えるようになったと思います。

今活動していること

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インタビュアー:今、活動していることについて教えてください。

だっちーさん:現在、6つの活動に関わっています。中でも、774のチームで活動し始めたことで言うと、『文化を創りたい』と思って活動しています。チームで、Treasure Casketというサービスを通して、新しい買い物体験としての文化を創ろうとしています。具体的には、まず購入者の方にヒアリングをして、その人にとって『新しい世界観に触れる』体験ができるモノをお届けするというサービスです。

モノありきだったものが、その人にとって最適なタイミングでモノと出会うことで自分自身すらも気づいていない側面に気づく、それが実現できると考えています。モノが溢れる社会で、ある程度欲しいと思ったものは手に入れることができる。だからこそ、相手のことを思う、考える時間が大事なのではないかと。このことが、友達や家族に広がれば、良い世界や社会になると思うんです。

インタビュアー:文化というキーワードが出てきましたが、だっちーさんにとっての文化とは何ですか?

だっちーさん人がそれを愛おしく思うもの。大切にしたい。守っていきたいもの。文化ってそういうことかなと。

インタビュアー:文化に対する捉え方、素敵ですね。では、そんなだっちーさんにとっての幸せとは?

だっちーさん:何気なさを意識せず過ごせること。何気なさが日常に寄り添っているものが、幸せだと思いますね。

どんな世界を創る人?

インタビュアー:最後の質問です、だっちーさんはどんな世界を創る人ですか?
だっちーさん:その人らしさが、そのまま受け入れられて無理をしない世界を創る人だと思います。

インタビュアー:ありがとうございました。


《インタビューを終えて》                       『人に寄り添い』ながらより良い社会を創る活動をしているだっちーさん。彼の話は深掘りしたいところがたくさんあって、インタビューの時間があっという間でした。Treasure Casketを通して創る世界観も要チェックですね!


足立伸也
兵庫県丹波市出身。4人兄弟の末っ子として育つ。高校生の時、「パレスチナ問題」と出会い、丹波の地で国際協力を自身のキャリアに定める 。大学進学後、サモアでの留学、卒業後、中規模、大規模のコンサルティングファームを経て、現在大規模の事業会社にて事業開発の業務を担当。働きながら大学院博士後期課程にも在籍。並行して、「世界はあなたで変わる」をコンセプトに社会貢献・国際協力を両立する社会活動も実践している。PooLのメンバーとしての活動も継続中。人の良いところを見つけ、組み合わせるのが得意で、一人ひとりが「らしく」生活できる世界を目指して歩みを進めている。

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