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『G線上のアリア BWV1068』/置いてきぼりの第2楽章


そして今日は2週間ぶりのストピ練習(演奏)を行いました。

今日は休日でしかも3連休の真っ只中だったからか、演奏する人が多かったです→しかも大人も子どもも含めてかなり高レベルの弾き合い会でした。

今回はバッハの「G線上のアリア」のみを、自分の学び直しを兼ねて動画にする予定でしたが、先日のハロウィンコンサートでも演奏したモーツァルトの「ピアノソナタ第11番第2楽章」をおまけにしました。


『G線上のアリア BWV1068』

バッハの「G線上のアリア」でお馴染みのアリアは、『管弦楽組曲第3番BWV1068 』の第2曲目(序曲→アリア→ガヴォット→ブーレ→ジーグ)。

弦楽器と通奏低音で演奏されるのですが、ヴァイオリニストのアウグスト・ウィルヘルミの編曲によって今日「G線上のアリア」として編曲されて有名になりました(Wikipediaより抜粋)。

通常は弦楽器で演奏されるこの作品を、ピアノで演奏するのは決して容易ではありません。

というのも、弦楽器や歌のようにピアノは一度鳴らした音にクレッシェンドやビブラートをかけたり、と音を永続させることができないので(一度鳴らした音は消えてしまう運命)、弦楽器のようにふくよかな音色を出すにはどうすれば良いか、原曲のように横のラインを美しく響かせるにはどうしたら良いか、を考えて演奏しないとなんの面白みもない演奏になってしまいます。

私自身もかれこれ2年くらい、試行錯誤と研究を重ねています(サボっていた時期も当然ありますが)。

これはこの作品に限らず、すべてのピアノ演奏や作品に言えることですね。

置いてきぼりの第2楽章

2曲目(動画では2:31あたり)モーツァルトの『ピアノソナタ第11番K.331 第2楽章』は、ハロウィンコンサートでも解説しましたが、このピアノソナタの第3楽章がお馴染みの「トルコ行進曲」。

ちなみにこのソナタの第1楽章も有名で、よくTVのCMなどに使われたりします。

何故か第2楽章だけ置いてきぼり感があって、ちょっと悲しいような…。

3曲合わせて一つの作品なのにね。

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