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短期の派遣さんのお仕事でしか得られないもの

私の経歴、転職ばかりしています。それも業界的にもあっちにいったり、こっちにいったり。今回、最短3日の勤務のみで健康上の都合で派遣の仕事の契約が終わりました。

で、そんな働き方すると、年収アップとかにはなりません。入口の、アシスタント的な仕事ばかりしてます。でも気づいてしまいました。いろんな業界を見ていると、いろんな最新の知識がやたら増えるのです。それに嫌になったら悩まないで人間関係を逃げられます。

それはまるで、安い給料の代わりに貴重な業務情報を実践でもらっているようなものです。そしていろんな業界を経験すると、一つの常識を他の業界の知識不足のところに補充すべく提案してあげられます。

前に派遣会社の営業の人が、いろんな業界を選んで働いている人がいると言ってましたが、そのよさがわかりました。専門知識は増えなくても、総合的な最新一般常識がめちゃくちゃ底上げされるのです。人生は一つの専門分野で成り立ちません。いろんな側面があるのです。そこに役立つ情報が得られそうな分野に行けばいいのです。派遣の勤務形態は日本で大きな社会問題かもしれません。確かに契約は安定しません。企業の意向ですぐに切られます。社会的にも地位は低いです。企業は雇用コストと採用の手間を下げるため、雇いやすく、切りやすい派遣さんをたくさん使って収益を出そうとしているのかと思います。その一方でわたしたち、短期で派遣の仕事をする働く人たちはその企業の業務情報を無償で取得しているのです。ですから、その別の業界で得た情報を今の仕事で活用さえできれば、社会的にもダイナミックな情報交換、異業種交流になりますし、自分自身も今いる会社に貢献出来て結構楽しいのではないでしょうか。

それは高い給料、地位、安定を選ばないことからのみ得られるいわば特権なのです。
ただ次の仕事をもらうには、汎用性のあるスキルが一つあることと、自分が短期でもその企業に何をしてあげたのか、しっかり認識して説明することが必要です。また、雇用は景気に左右されるとも思います。そうした時は、時間を使ってスキルアップに投資するか、お給料が安くても、景気に左右されにくい安定した業界を選んで、安定した組織の運営方法というのを学べばよいかと思います。

みんなでポジティブに頑張りましょう。

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