2018年の推しさんへ

昨年の晩夏にあなたに出会い、
今もう一年以上が経ちました。

実を言うと、推しさんに出逢うまでの3年間、毎日が虚ろで生きているだけで辛かった。右の眉毛は下半分抜き取ってしまい当時の証明写真は歪な眉毛をしています。体重も落ちて周りには棒みたいだと言われました。なんども死のうと思って、駅のホームで、電車の中で、道端で、塾で泣き疲れて眠るほど泣いていました。

あなたに出逢ったのも、手当たり次第に手近なアプリを入れて時間の流れを待っていた暇つぶしがきっかけです。
自分は病気なのではと病院に行こうと思ったものの、肝心の心療内科の場所を間違えて山の麓の介護施設で泣き崩れた日から数ヶ月後でした。

あなたは私にだけでなく、すべてにおいて繊細で優しく、そして強靭な人でした。
初めはただ、優しくされることに嬉しかったのを覚えています。それさえも当時の私には甘くて、ただ現実から逃れられる場所だったのです。


けれどあなたを知れば知るほど、
知りたいと思えば知りたいと思うほど、
あなたは私の想像以上に複雑で厄介で、そして厳しい道を歩んできたのだとわかりました。


この一年と数ヶ月は、私にとって、いろんな経験をしました。
オタクと言う業の深さを痛感しました。
でも目の前で見た推しさんの姿に涙が出ました。



今年だけで言うとあなたは、私の知らない時間を追憶し、愛しく思っていましたね。
私はあの日から、あなたを見ると辛くなります。
私の見ている風景はたった一部だから、あなたの見てきた風景のすべてを知らないからです。

それでもあなたはやっぱり「ありがとう」と歌ってくれるので、それだけで十分でした。
来年も頑張ります。

たぶんたまに辛くて涙が出るけれど、あなたは笑っていてください。
そしたら私も、笑えるから。


来年もよろしく!

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しゃけ

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