夏の群馬~Under the boardwalk~
今回、夏の群馬を盛り上げてくれたのはもちろん相棒フィットだけれどもうひとつは車のなかで聴いていたある曲。
いつかの水曜日、高田馬場のBarでムラセさんとヴィーノさんが歌っているのを聴いて心に残っていたものだ。
フィットに乗った初日、CDデッキに入っていた大将のCDをそのまま流していたところこの曲が流れてきた。
あー。これ。群馬の夏に合うーっ。さいっこうにあうー。もう、リピートリピート。何十回も聴いた。大将からは「随分、古い曲が好きなんだね。」と言われたけれど、そんなのぜんっぜんかまわない。
朝早く、山のなかで美味しい水を汲んだ時も。5月の桜を求めて向かった桜の里でも。11ある滝の一つ、つづみの滝を見つけた時も。アイスを求めて迷子になった時も。蛍を探しに夜に車を走らせた時も。そして念願の温泉とアイスを食べた時も。
この曲を聴きながら、青空の下を、森の中を走っているときの楽しさや爽快感ったらなかった。夏を感じていられた。自分の内側にある命の泉からエネルギーがこんこんと湧いてくるようだった。
東京へ戻った2日後の水曜日。「気に入った曲があって群馬でずっと聴いていたんですけれど、この曲はなんていう曲ですか?」
と携帯で録っていた曲をBarで会ったムラセさんへ聴いてもらった。
耳をすませて聴いたあとすぐに「あぁ、これ。桟橋の下でいちゃいちゃするって曲だよ。」
そう言ってちょっとニヤニヤした。
えー? えーっ?
思い出して。
朝早く、山のなかで美味しい水を汲んだ時も。
5月の桜を求めて向かった桜の里でも。11ある滝の一つ、つづみの滝を見つけた時も。アイスを求めて迷子になっ<削除
どうやら私は桟橋でいちゃいちゃするカップルの曲を聴いて、ひとり盛り上がっていたようだ。
でもまぁ、そう嘆くこともないだろう。
だって私は、この曲を聴きながら毎日地球と遊んでいた。いちゃつくように。そう言っていいほど最高の時間を過ごしたのだから。
ちなみに私が聴いていたのはこちら。
The Drifters / Under the boardwalk (アンダーザーボードウォーク)
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