【記憶から零れ落ちる前に】
ブログに書いた出来事は
どこを削るか迷うほど細かく覚えている

合宿へ参加できると伝えたとき
山の家のよーちゃんは「ポニーと暮らす3泊４日思いきり楽しみましょう！」って言ってくれた

いずちゃんもポニー合宿楽しいと思うよってすすめてくれて同僚へ伝えるとどうぞどうぞと快く送り出してくれた、やっぱり神。

記憶力が悪くてすぐ忘れてしまうのに
覚えてることが多いのは何故か考えたところ
もちろん最高だったからというのは
一番の理由だけれど

４日間、携帯や時計を持たず過ごすことで
目の前で起きる事に
気持ちを注げたことが大きいと感じていて
シャッターを切るように逃したくないリアルな楽しさ、美しさ、喜びを感じることができ
そしてそこに私も全力で出来ることをしたいと思えた

よーちゃんは先頭になってすべてを楽しんでいるように見えた。川へ飛び込んだり勢いをつけてウォータースライダーで滑ったり、そんなよーちゃんを子どもたちは目をキラキラさせ、次につづけとばかりに飛び込んでいた

奥さんのなおちゃんは皆の体調管理や食事を作ってくれた。毎日元気に遊べたのはなおちゃんのお陰。散々遊んで濡れた水着のまま山の家のドアを開けると、いつもなおちゃんが「さえちゃん」と迎えてくれてたし、姿が見えないと「なおちゃーん」と台所へ行きなおちゃんを見つけては安心してる私がいた。

毎晩夜のミーティングに出してくれた手作りの梅ジュースは私は心のなかでご褒美と呼んでいて、そのお陰でこの4日間乗り越えたと思っている

毎日、子どもたちは元気だった
自分のやりたいこと、わくわくすること
楽しいことにエネルギーすべてをつかっていたし悔しいときや悲しいときも同じように全身をつかって表現していた

創造力やチャレンジする心、柔らかい心
優しさや頼もしさ、豊かな心は不可能なことも可能にしてくれるのではないかと思う希望に見えたし毎日、みんなきらきらしてた

それは私に忘れかけている
大切なものを思い出させてくれた

いや正しくは
自分では見つけられなかった
奥底にあるものが共鳴して
みんなに引き出して貰ったのだと思う

本当は小さくても輝いているであろう
私の心を共鳴させてくれたのは
群馬の自然や動物、そして天使の使いのような子どもたちとスタッフの皆でした

この年になって
よきご縁に出会い、触れ
心が悦びで泣くって
しあわせだなと思ってます

自然の豊かさ、不思議さ
今しか会えない人、もの、ことに
出会えたことへ感謝して

またこの世界を
愛おしいと感じる心を
育てていきたいと思います

この世界は美しい

そう思わせてくれた
山の家とスタッフのみなさま、ネギちゃん
そして17人の子どもたちへ心から
感謝を込めて