夏の群馬~みなかみ駅9時30分①~

GWに続き、夏の民宿を手伝いに行ってきました。女将さんとは12時30分みなかみ駅で待ちあわせになったので、これは遊ばなくてはと朝早く東京を飛び出して9時30分みなかみ駅へ到着。3時間、みなかみ近辺を堪能しようではないか。それにはまず足が必要。で、早く周れる方法を考えたところ浮かんできたのはレンタル自転車。検索するとあるー。駅に近くにあるー。
借りた自転車は幾つかの所定場所で乗り捨てて大丈夫ということで早速借りた。

頼むぞ相棒!ゴーゴーゴー!走り出して気がついた。サドル高!自転車おもっ!
下りの坂は風をきって走れたけれど、平らな道ではギアを変更しても重さ変わらず。

自転車の重さに負けず道の駅みなかみ紀行館へ到着。新鮮なミニトマトを買った。他にも美味しそうな野菜がたくさんあったけれど帰りに買うことにした。私はなんと言っても地元の野菜を買うのが好きなのだ。
いくつかの買い物をして、朝早くつくったお弁当を食べることに。

川沿いで涼みながら食べようっと。適当なベンチに座り山の緑とキラキラ光る川、そして水色の空に癒されながらハンバーグ弁当を食べ始めた。目の前ではラフティングを楽しむグループの人たちが嬉しそうな悲鳴ともとれる声をあげながら流されていく。


あぁ、なんていい時間だろう...と思いたかったけれど暑っ!!!日陰もないため容赦なく照りつける太陽にひとり汗だくになった私はランチを早々に切り上げ温泉へ行くことに。

相棒の自転車が重いから、坂道を登るのが大変と思っていたところ前の人が置いて行ったレンタル自転車が置いてあった。
すまん相棒。君とはここでおさらばえ。よし、相棒2号頼んだぞ!
そして走り出して気がついた。自転車ちっさ!ひざがハンドルにあたってるし!そしてもうひとつ。駅にザックを預けてくれば良かった。ゲゲゲの鬼太郎にでてくる子泣き爺のように背中が重い。

小さな相棒2を必死にこいで友人が教えてくれた温泉へ到着。ふれあい交流館。

朝早かったせいか地元のお母さまが数人いらっしゃっていて新参ものらしくかしこまって湯船に入っていると話かけてくれ、仲間にいれてもらった。聞いてみると、数年前まで六本木に住んでいたというお母さまも。どうりでちゃきちゃきしている。最後は ハバ グッ タァイム と手をフリフリしながら女湯を送り出された。

休憩室で子泣き爺を降ろしながら思った。これからの3日間、私は山の上に行く。お店もなければ自由時間もあまり無いかもしれない。そう、だから今のうちにやりたいことはしておいた方がいい。だからそう。私はクラフトビールを飲んだのだ。名前はヤマビト・エール。うましー。


みなかみの水は美味しい。そこでつくられたビールが不味い訳などないのだ。あぁ、このままここにいたい。そんなことを思っていた12時。

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