go!go!vanillas MAKE YOUR DREAM 幕張メッセ 2日目

2024.03.10
go!go!vanillas MAKE YOUR DREAM
at 幕張メッセ 2日目

幕張メッセ2日目となるこの日は対バン形式で、04 Limited Sazabys、マカロニえんぴつ、UNISON SQUARE GARDEN、sumika、[ALEXANDROS]、My Hair is Bad の6バンドがゲストとして出演。もちろんトリはgo!go!vanillas。

1番手の前にオープニングアクトとして朝1番に出てくるのは謎のバンド、THE MATTEKUDASAI。
ベースの人がなんかツボだった笑
歌うのは、go!go!vanillasのサクラサク。
バニラズのカバー、とても良かったね(?)

気を取り直して1番手、04 Limited Sazabys。
数週間前に名古屋で見たばかりのフォーリミがトップバッター。
「幕張メッセでライブは何十回もしているけれど、友達主催のイベントは感じ方も感触も違う」
GENちゃんがそう言ってくれて嬉しくなった。
「ここEARTH STAGE?」ってGENちゃんが言うくらいには人が本当に多くて、フェスの1番手とは思えない程の盛り上がり。
最後のswimでは「愛してやまないバニラズに光が射し続けますように」と言ってくれて、この日出たどのバンドよりもフォーリミが1番楽しんでいた気がした。
バニラズをヨンフェスに誘うと言ってくれたので何としてでもヨンフェス当てたい…!

4番手、sumika。
「仲間の大切な日に過去最高のライブが出来ないバンドマンなんてかっこ悪いよなあ!」
そう言って始まったライブ、愛に溢れていた。
「sumikaを初めて見る人に説明します。sumikaはワンマンだろうがフェスだろうが関係なく、今このライブを1番最高のライブにします。今日を最高の日にする為にまだどこでもやった事ない曲をやってもいいですか?」
そう言って始まったのはバニラズのマジックのカバー。
「僕達がバニラズに出会ったのが2016年だから8年前。バンド人生の半分以上をバニラズと過ごしている。」
「いつもはあなたと僕、1対1でやっているけれど今日は違う。今日はあなたと僕、そしてバニラズに向けてやります。」
自分の半分以上が愛する人によって作られているという曲、伝言歌。
ずっとキラキラしていて、何度も言うけれどバニラズ愛に溢れたステージだった。

5番手、[ALEXANDROS]。
あまりにもテンションが上がって、洋平さんが序盤で「この会場の大きさで外すのはリスキーだけど」と言ってイヤモニを外していた。それは、「エンターテイナーだからみんなを楽しませないといけないのに自分が楽しんでいた」というくらいに、本当に楽しそうにしていたから。
「MAKE YOUR DREAMは夢を叶えるって意味だと思うけど、夢を作るって意味もあると思う」
そう前置きした上で、「僕達も10月にフェスをやるので、この後バニラズに交渉します!」と言ってくれて、フォーリミの時もそうだったけれどみんなバニラズをフェスに呼んでくれて本当に嬉しい。
この日みんなで歌ったAdventure、いつも以上にめっちゃくちゃ気持ち良かったな…。
Droshky!始まり、GirlA終わりっていうのも凄まじい盛り上がりだった。

6番手、My Hair is Bad。
「トリ前を任されたのはぶちかませって意味だと思う」
椎木さんがそう言って作るステージはいつも以上にいつも通りのMy Hair is Bad。
「これが夢の中なら好き勝手やっていいですか」
「フェスだと思ってないから。あんたのツアーラストだと思ってる。」
年末、CDJで牧さんと大喧嘩をしたという椎木さん。お互い酔っ払ってたから覚えてないらしいけれど、後から周りにその話を聞いたら「俺が後輩にこんな事言われたら、◯すか消すか」くらいの事だったらしいから何て言ったのかめっちゃ気になる笑
「俺バニラズ好きですよ。かっこいいじゃん。でもかっこいいのってなんか腹立つ。」
「最後バニラズが1番かっこいいに決まってる。だから俺達は悪役。どうせ悪役なら強い方がいい。その方がヒーローはかっこいいだろ。」
トリ前ラストがマイヘアで本当に良かったって思えた瞬間。
戦争を知らない大人たちを終えてからの歓声をさがしての流れが大好きだったし、最後「バニラズに向けて、個人的には牧達弥に向けて」って告白をやったのも痺れた。最高の告白だった。

トリ、go!go!vanillas。
フェスでもワンマンでも何度も見ているバニラズ。フェスでバニラズをトリで見た事は個人的には無かったから、なんか不思議な感じだった。
椎木さんの言葉が残ってたからか、バニラズがこの日1番のヒーローに感じた。間違いなくそうだった。
1日目と同じく、生演奏のRUN RUN RUNを経て、平成ペイン、エマ、デッドマンズチェイスと定番の流れ。定番なんだけど、1曲1曲の盛り上がりが凄くて、今まで感じた事の無い熱気だった。1日目にメンバーも発していた言葉だったけれど、幕張メッセを完全にホームにしていた。
なんでこんなに盛り上がりが凄いのか、デッドマンズチェイスを見ている時に分かったんだけど、ほんっとうに楽しそうにメンバーが歌うからなんだね。
1日目にもあった、フロアがスマホライトを照らす中での新曲SHAKE、ツアーでもやったストレンジャーからのこの日唯一1日目とセトリが変わった曲、one shot kill。歌い出しで歓声があがる。いや〜本当に楽しかったな。
新ちゃんの煽りの声出しから始まるカウンターアクションは「ゴーゴー夢!」という何ともシンプルな声出しでちょっと面白かった笑
友達とサイドステップしながら楽しんだお子さまプレートから、本編最後のマジック。
この2日間ずっと楽しくて、ずっと魔法にかかっていたみたい。こんな魔法なら解けないでほしい。
「愛のパワー!」とセイヤさんが残して出て行って、そこからアンコール。
ギフトのギターが聴こえる。
「音楽をやっていて良かった」
「人生で1番楽しい」
これ以上無い言葉を牧さんが言ってくれた。1日目と同じ4分割のスクリーンで、2日連続で崩れそうになった。
「最後、みんなで歌おう」と、おはようカルチャー。頭を空にして2万人が歌い叫ぶ、幸せな空間。

バニラズと出会えて本当に幸せです。
いつも貰ってばかりだし、恩返しと言ってもCDを買ってライブに行く事ぐらいしか浮かばないけれど、この先もずっとそれを続けていけたらな。
言語化出来ない程の幸せをいつもありがとう。
10周年おめでとうございます。
これからもずっと一生一緒に生きさせてください。

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