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気が寄るたち

大好きな桂枝雀さんがエッセイ?でご自身の性質をそう語っていた。「いけいけ枝雀、気嫌よく」本当に大好きな一冊でこれまで何度もくり返し読んで都度励まされている。同じく気が寄る性質の私にとって逃げ道が見当たらない時、この本があれば何度も冷静さを取り戻せるおまじないのような一冊なのだ。

この2ヶ月ほど人知れず忙しい日々を過ごしている!あ、でもしいたけ占いには毎週、毎月私の状況を見破られているなあ、心の支えだよまったく。ひとつゴールが見えてきたら、その直前で次なる目標を見つけてしまう凄まじいループに入っている。今まで忙しい状態は何度か経験してきたけど、今の忙しさは明らかにやりたいことでのみで成り立っている。だからどれも辞めたいとは思わないし、言い訳もしたくないし、中途半端で終わらせたくない。恩人たちにようやく恩返しができ始めている実感を感じるから、このチャンスを逃さないよう、慎重に気を付けたい!

…で、きみ。日記なんて久しぶりじゃない、どうかしたかい?
とお思いのそこのあなた!(そこにいるかは知らんが)

そうなの!どうかしたのよ!思い当たる節しかないのだけど、ついに体調を崩してしまったの!!おまけに髪はボサボサ!太った!顔色悪い!何もかも最悪の状態なの!先週くらいの集中モードが引き金になってじわりと具合が悪くなっていたのだけれどそれが明らかに「気」からのやつだったから、あぁどうせ誰に言ったって伝わらんもんなあ、なんていつも通り塞ぎ込んでいたらちゃんと体調に現れてしまった。流石に放っておくわけにはいかないから、こうして日記しているという寸法です、アウトプットだよ。健康でないから好きなことがひとつもできない、そんな人の近くで過ごしたことがある。だから可愛く健やかに過ごすための工夫をしていかなくては!忘れちゃいけないことが、たくさんだ。

気が寄る性質のエピソードがもうひとつ。

幼いころから居心地の悪い空間で生きている感覚がある。そんな時に自分を救ってきたおまじないの言葉のひとつが「修行」。私は修行僧としてこの世界を渡り抜いていく立場の人間なんだ、と思うと不思議と嫌なことも乗り越えられてきた。だけどもついに、修行僧ごっこから和尚さん枠に気持ちを切り替えていかないとってとこにいると気がついた!焦るのは若い子たちの仕事だ。私はもう和尚さんのつもりでどっしり構えないといけない!それだけ長いあいだ、修行してきた自信もあるから、大丈夫だ。

私の中で生き続けている今はもう死んでしまった大好きな恩人たちの気持ちから学ばせていただいてきたこと、そして現在実際に生きていてかつ生きることに前向きな大好きな恩人たちから学ばせていただいてることを、自分の人生にどうやって生かせるか、考えながら過ごしていきたいね!わたしの中で生きてくれているなら、生かさなければならない。

そうすることで、私の魅力はより一層引き立つだろうし。というか、自分を嫌いになる要素をなるべくこの世から排除したい。そこを私は人任せにしないように、与える立場でいたい。いつからか、その一心なんだ。

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