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僕のコケ倒し5選  神降臨? 奇跡5選

倒産1000本ノック?月1億円の資金ショートの10年間をどうサバイブしたか?
毎週水曜日に値段がドンドンダウンする古着屋「ドンドンダウンオンウエンズデイ」「ウゲゲー」なヤバい話の第4話です。

新年明けましておめでとうございます。㊗️
本日1月4日ですが
**( note ) **そんなん書いてる余裕なんてナイー
だってすでに6日からお金足りませんからー😱

15年以上お正月なんて一度も休んだことありません。

猛烈ブラック企業?

イヤイヤ、お正月は、一年で一番売上が上がる時なので 
「ここが勝負」なのです! 💪

お洋服屋さんや小売業は、つらいですね。
国の法律でせめて元旦ぐらい休みにしてほしいです。

「強制」じゃないと絶対にフライングする企業が出るので
なんとかならないでしょうか政治家のみなさま?🙏

でも実は、本社のある岩手盛岡市で一番最初にフライングして
元旦にオープンさせたのはうちのお店でした。

たぶん15年以上前だと思いますが まだまだ地方のお正月信仰は 大きくほとんどのお店が元旦、2日はお休みでした。

そこをフライングした時
「周りのお洋服屋さんから非難轟々でした」😤

でも当初ほとんどのお店の反応は、「元旦なんて絶対に売れる訳はない!」っていう反応でした。

っがしかし、うちのお店は、「数百メートルの大行列」😍
それを見て他のお洋服屋さんもあわてて次の日から営業するように
なりました。

本当にすいませんでした。
でも、お正月明けに「お金が足りなかったので」
泣く泣くやってしまいました。

それからというもの盛岡のお洋服屋さんのほとんどは、
元旦オープンとなり。。。

でも一番 困ったちゃんは、結局地方のイオンモールですけどね
(大晦日からなんて。。。)

そんなこんなでまた後三日後にお金確保できていない
デッカイ支払期日が来る!!!
**
「グエー」**😱

アッ 一応、今年お正月三日間必死にうちのスタッフが
頑張ってくれたおかげでここ数年の中では
「過去最高の売上」になりました。👍🎉🎊

っがしかし ドンドンアップ社は、毎月1億円足りない会社なのでスタッフにはスゴイ申し訳ないのだけど「砂漠に水」 一瞬で消えてしまいます。😵

この(note)を書き始めた際にとりあえず「目次」を先に書いて退路を
断って最後まで書き続けようと決心した訳ですが、
今回少し「目次変更」
になります。🙏

当初は 第5話「コケ倒し5選」 第6話「僕に降りてきた奇跡5選」
というタイトルで二部構成にする予定だったのですが
実際、書き始めた際にどうも具合が悪い。

自分の失敗とこれまで起こった奇跡的な出来事を振り返ると
実は、分けることができなくて結局のところ
「失敗と成功は紙一重」っという結論に至りました。

っという事で 第4話「僕のコケ倒し5選・奇跡5選」という
タイトルにしました。

しかしながら実は、よこしまな考えもあって「●●5選」とかって
ゴロがいいし、SNSとかでフォローされやすいなんてところから
このタイトルにしたものの実際にいろいろ考えるとどうも
キリのいい「5選」でまとまらなかったので大目に目てくださいませ。🙏

目次を先に書いてみたはいい物の「危機的状況」
を思い出そうとするとあまり出てこない。 

これは、これまで危機的状況が多すぎたことが一つ 
もう一つは僕自身が病的に忘れっぽく、とくに悪いことは
全く覚えていないという性格からきてるような。🤪

(note)
「倒産1000本ノック?月1億円の資金ショートの10年間をいかにサバイブしたか?」なんてタイトルをつけましたが
正直1億円ずっと足りないって書いてるけど実は数億円足りないタイミングも何度もあったし、そもそも10年間資金繰りが毎月とんでもない 
金額破綻してるなんて「こけてる順番」すらもつけられない。

*サラ金6社ぐらいとは20年以上 常にマブダチだったし(今は完済)
*これまで100軒近くお店を閉店してるし
*一か八かインドやタイやネパールに行って洋服作った時も大ゴケした
*M&Aでは、7億円くらい損したし(僕らのM&Aで後記)
*金融機関さんには、全行「リスケ」をお願いしているし

言い出せばきりがない

このnoteを読んでくださっている社長さんなんかは、
だいたい共感してもらえますよね?

起業して失敗するなんて「呼吸するくらい」日常茶飯事😅

「バーンレイトがどっちゃらでー」とか言ってるうちはまだいい方、
「余命を告げられる時」の気持ちは、
本当に「なんて言葉で表現していいかわからない」ですよね?😱

僕の場合は「グエエー」でしたけど

コケの大きさなんて主観だし、その時のステージによって違う、
企業したての頃は100万円でも大ごとだし、1000万なんていったら
「死ぬ―」レベル💣

でも企業規模が大きくなれば それが 数千万やら数億になってくる。

なんかスタートアップの時は、「とにかくなんとかお金をひっかき集めて」とか「友達、親戚に借りてー」とか あがけばなんとかなることが多いけど「億」とか超えてくると もう自分一人の踏ん張りでどうもこうもできなくなる。😵

でもスタートアップ以降の会社の大きさや失敗の大きさは、
実はあまり関係なくて どのステージの起業家も気持ちは同じ。

大概そん時の「ヤベー」は、次のステージに行っちゃってる
起業家からしたら「実はドッテ事ない」ことなのかもしれない。

なので僕はいつもこう思う事にしている。

「神さんは、越えられん試練は、与えない」🤞

っということで?(なにが っということで?)

「ピンチはチャンス」「チャンスはピンチ」の両輪で
僕の人生の中で印象的だった出来事を紹介したいと思います。

「日●振●銀行事件」

今から10年くらい前
いつものごとく一億円ほどの資金ショートを起こしていた僕は、
その金額に途方に暮れながらもとにかく金策に奔走していました。

当時すでに金融機関のリスケジュールをお願いしてたし、間接投資での
資金調達の可能性は限りなくゼロに近く、会社の財務諸表上でも
ノンバンクさえ箸にも棒にもかからない状態でした。

とにかく助けてもらえる可能性のある会社の社長さんや
ベンチャーキャピタル、怪しい金融関係者などなど
藁をもすがる気持ちで会いまくっていました。

ある日 かつて一世を風靡していた上場会社の社長さんとの
出会いがありました。
(ご迷惑がかかると困るので名前は出せないのですが)

僕ごときが いきなり会えるような社長さんではなかったのですが
ある大きなセミナー会場で登壇されていたこの社長さんの
講演終了直後名刺を持って殺到する方々を尻目に間髪入れず
「●●社長 今日今から予定なかったら飲みに行ってくれませんか?」
と尋ねました。😅

直接資金がどうこうとかではなく「事業シナジー」としての
提携をお願いしたかったからです。

社長は、一瞬キョトンとしたような感じでしたが たぶんあまりに
僕のお願いがストレートで唐突すぎたのでしょう。
「アー この後 予定入ってないのでいいですよ」

その後、ドンドンダウンの熱い思いをお話しさせてもらい
社長も非常に共感してくれました。
(おこがましいですが僕もなぜか初めからすごくシンパシーを感じました)

その後、数回お会いさせてもらった時の事です。
僕が開口一番
「●●社長 来週までに5000万円ないと間違いなく差し押さえになって会社が倒産します」
っと言うと
「ドンドンは絶対に将来人の役に立つ業態になるからなんとか踏ん張れ、
俺の知っている金融機関を紹介してやるから」

っとのありがたいお言葉😇

しかし、経験のある社長さんならすぐにわかると思いますが 
リスケ中でボロボロの財務諸表、担保も何もない会社には、
ノンバンクですらお金は貸してくれません。

なので僕自身は
「イヤーいくら●●社長の紹介でも融資は無理だろ?
しかも来週なんて。。。」
っと思っていました。

んがしかし!!
信じられないことに紹介して頂き、こともあろうか
この日●振●銀行の頭取さんの勅命で5000万円の融資が決まり
本当に数日内にお金が入金されました。

「んな事 中々ありえないですよね?」

利息は相当高かったものの当時のノンバンク程ではなく、
担保は一円の価値しかない僕個人の株式でした。

しかも、金融機関なら当たり前にわかっていることだし僕ですら
「短期の5000万円今の状態で返すのムリー」
って思ってたぐらいの融資です。

とりあえず 「フー セーフ 」
マー 一瞬ですけど

でも、生き延びるチャンスはもらったものの
今度は背中合わせの「ピンチ」が必ず来る

長くなるので間 チョッと割愛しますが「絶対に一括で返すのムリー」
って思ってた高金利の5000万円を他の「奇跡的な調達」
一か月後に返済しました。 💪

こっからがまた「ピンチ」

奇跡的に5000万円は、返済したものの結局、万年1億円以上足りない
ドンドンアップは、またその翌月には、完全破綻まっしぐら。

もう一度、先ほどの僕の大好きな社長に振●銀行の紹介を頼み込んだ。

日●振●銀行の木●頭取(もはや誰でもわかると思いますが)は、
東大経済学部卒、日銀勤務後 金融庁の顧問などを歴任し
バンカーでとてつもなく大きな理想をもった方で
当時「中小企業復興」の旗を掲げ日本全国に支店を設立していました。

木●頭取は「日本の中小企業をグループ化してその中で一つの経済圏を作り金融を円滑にまわす」という夢のようなビジョンの実現をめざし当時は多くの金融マンがこのビジョンに賛同し熱狂的な組織でもありました。

要するに色々な中小企業を業種別にグルーピングして
株式を取得、日●振●銀行の傘下の企業には潤沢な資金を
提供し傘下企業どうしで売買を行い経済圏を作ることを目指していました。(要要約ですのであしからず)

当時の僕には「破産かどこかの事業会社に身売りする」しかチョイスはなく「つぶれるよりは、事業継続」が最後の望みだった。😱

でも破綻寸前の会社を事業譲渡を受けてくれる会社など中々ない。

そんな中、僕を完全バックアップしてくれた社長のおかげで
日●振●銀行への事業譲渡はとんとん拍子で進んで行った。

ただそれ以外にサバイブするチョイスがないとはいえ
僕は不安でいっぱいだった。🥶

振●銀行のM&Aチームは、突貫作業でデューデリを進めてくれていたし、
手続きそのものは順調に進んでいた。
でも。。。

**「この人達と本当にこれから仕事を一緒にやって行けるのだろうか?」 **

「ドンドンダウンの大事にしていることを尊重してくれるのだろうか?」
とにかく「人の種類」が違いすぎる。

イイとか悪いとかそういう次元ではなく「言語」が違う。
「職業に貴賤はない」は心情の一つではあるけれどなんか
「ノンバンク系」の人は、全員同じ顔に見えてしまうは僕だけ
なのでしょうか?

そんな不安を抱えながらも「ドンドンダウンを世界中に広めたい」
「スタッフやお取引先様に迷惑をかけたくない」
だからこれがベストな選択なんだっと自分に言い聞かせていた。

そして契約当日、会社の社判、実印が入ったカバンを手に
「重~い気持ちで」振●銀行の本店に向かった。 😢

最寄りの駅を降り歩いていたその時 僕の携帯電話が鳴った。

当時うちの会社を真剣にハンズオンしながら応援してくれていた
VCの役員の方からの電話だった。
「岡本さん 一億円 追加投資の審査が通りました」㊗️🎉🎊🙏

それから全く記憶がないのですが新橋の喫煙所でタバコを吸いながら
涙が止まらなかったことだけ覚えています。😭😭😭

今、思い出すだけでも背筋がゾクゾクします。

ただ、ここだけで終わりではありません。
当日の本当に直前に事業譲渡を「ドタキャン」したわけです。

これまで突貫でデューデリジェンスを行ってくれた方々は当然 激怒😤
そして、僕に最初に振●銀行を紹介してくれて頭取に根回ししてくれた
社長さんに電話をかけ「ドタキャン」したことを伝えました。

その時は 「もう君とは話をしたくない」と言われました。

とても尊敬していて大好きな社長だっただけに本当に申し訳ない
ことをしたと思いました。
っが その後どんでん返しが。。。

その件から数か月たった時です。
当時 時の人だった日●振●銀行の木●頭取が警視庁の取調べを受け、
同日銀行法第63条第三号違反で逮捕、起訴され、その後 ほどなく
日●振●銀行は、業務停止命令を受け事実上破たんをしてしまいました。😱😱😱

とても大きな事件だったのでググってもらえば詳しいことはわかりますが
この事件によって最終的にほとんどの関連会社も破綻しました。😭😭😭

もし、あの日 事業譲渡の契約当日 投資頂いたVCからの連絡が
後一時間 遅ければ 当然契約は履行され結果的に数か月後には
ドンドンアップも確実に倒産していたことでしょう。😵😵😵

僕らの「日本振興銀行事件」いかがだったでしょうか?

でも身の毛もよだつ経験ながら結果的にこの事件も僕らにとっての
「ピンチとチャンス」だったのです。

だって僕の中でスーパースターだった社長と出会ってなかったら
当然、途中の無担保、無保証 緊急の5000万円のつなぎ融資も
なかったし、これがなければつぶれていたでしょう。

さらにまた後記いたしますが「俺たちのM&A」という章で
もっともっと大きなピンチに立たされた時に「振興銀行事件」
の一連の経験のおかげでなんとか会社を潰さなくて済んだという
オマケも貰いました。

そして事件の数年後、ばったり僕のスーパースター社長と出会いました。
僕は 「ウァまた怒られる」って思いメチャメチャビビりましたがその社長がボソッと「結果的にお前の判断は正しかったな。俺はうれしいよ」
っと言ってくれました。

その後、また親しくしてくれて、一時期は顧問をやって頂いたり
今もたまに飲みに連れて行ってもらったりと本当に
「足を向けて寝れません」状態です! 🙏🙏🙏

●●社長ありがとうございます!🙏🙏🙏

(Thank God ! 神降臨 その1)

チョッと一息 チョッとした神降臨 の話

13年くらい前の話 その当時 目先の資金繰りとは裏腹に
「へんてこな古着屋」に平日の朝から行列ができる店があるってことで
メディアに頻繁に取り上げてもらえた。

「毎週水曜日値段がドンドンダウン」するって言う変な販売手法と
「どんな服でもドンドン買取断りませんドンだけは」
「お洋服を売ったり買ったりでCO2もドンドンダウン」っていう
ビジネスモデルは、環境問題にも真剣に取り組んでいたこともあって 
メディアの後押しも大きく それこそドンドン出店を重ねていました。

そして信じられないことに「ガイヤの夜明け」の出演が決定したのです。🎉🎊㊗️

半年以上取材を頂いて 放送後は、ものすごい反響がありました。

おかげでその後しばらくは、フランチャイズの加盟も相次ぎ、
また数々のビジネスコンテストで賞を頂いたりとある意味 
企業人生の中で 本当に数少ない絶頂期でした。😍
(ただテレビ東京は、岩手では放送されておらず 
ガイヤの夜明けはそれほど知名度はなくチョッと残念でした。)

しかし、慣れないスピード出店で店舗のクオリティーが下がったり、
先行投資ばかりで、実際お財布の中は「相変わらず火の車」でした。😭

どのスタートアップも同じだと思いますが、勢いがついた時に業績を拡大し、同時に管理部門を固め、バーンレートを見極めつつ資金調達をしていく。

そして資金がついてる時に全体の収支をプラスに持って行くというのが
定石だと思います。

それが中々難しい。

正直その時のドンドンアップ社の実力は、拡大のスピードと管理のバランスに追いつけていませんでした。

そして資金調達の第一ラウンドが終わり、メディアの露出も一段落した
ところで陰りが見え始めた。

そしていつもの「グエエ」の資金ショート再び😱😱

その時の事です。

大半の金融機関から借入が難しくなってきている中、ある金融機関の偉い方からお呼びがかかりました。

その方は、東京から岩手に赴任されて間もなかったようだったので
あまりうちの財務内容も把握されていなかったのでしょう。

すでに地域の金融機関さんにはうちに対して不穏な空気が流れていたのは、僕自身も感じていたので少し不思議に思いました。

たぶん過去にメディアの露出が多かったので興味本位で僕に会ってみようと思って頂いたのかなぐらいに考えていました。

執務室に案内されて雑談をしていたところなんと、ちょうどその時、
執務室のテレビから2年越しの岩手での再放送にてうちが放映された
「ガイヤの夜明け」が始まったのです。

忘れもしません。午後4時でした。
偉い方と一緒に放送から2年後の「ガイヤの夜明け再放送」
フルバージョンで見ることになり
「オーラッキー 神様降りてきてくれた~」っと思っちゃいました。😇😇😇🙏🙏🙏

その後、終始そのエライ方はマックステンションで上機嫌
とんとん拍子で6500万円の劣後ローンが決まりました。👍
当時のうちの財務状況では結構ありえないレベルです。

融資ではあるものの劣後ローンは10年後からの返済なのでBS上では
「資本」としてみなされる物なので当時のうちの会社からしたら
「投資」を頂いたことと同じです。

「いやーあり得ないタイミングってあるもんですね!」

神は、いるねー

Thank God🙏🙏🙏😇😇😇

「インドにお金を借りに行きました」

6年前、「今もチョーヤバいですが」 この時は企業人生
最悪中の最悪の時期でした。

詳しくは後記する「俺たちのM&A」に書きますが
「これだー」と信じて行ったM&Aで僕の脇の甘さから
大ゴケしてドンドンアップ本体倒産寸前だった時の事。

トチ狂っている僕は、ドイツにある世界最大級の古着商社SOEXに
起死回生の一手を求めて向かいました。

SOEXグループは、ドイツ本社でロス、中東、インドなどグローバルに展開し従業員数3000人を超える古着商社で世界70ヵ国に古着を輸出し、
着れないものは、はんもう材に加工(車の断熱材)に加工しメルセデスや
BMWに納品しているエコ コンシャスな会社です。

知り合いに無理やりアポを入れてもらって突撃し膨大なパワポ資料を使いながらへたくそな英語で必死に事業シナジーのプレゼンをした結果、
なぜか創業社長に刺さったらしく一発で事業提携が決まりました。

とりあえず提携のとっかかりとしてSOEXグループの関連子会社I:COの
日本法人の支社長になることが決まりました。

このI:COと言う会社は、H&Mやプーマなどなど 名だたるアパレルの
グローバルチェーンと提携して「お客さんの古着を回収しその対価として
割引クーポンを発行するサービス」
を行っています。

それはそれで事業シナジーとしてドンドンアップにとってもとてもありがたかったし古着を通して大きな力で環境保全に貢献できる仕事などでとても
誇りに思っていたのですがドンドンアップの目先の資金繰りは、火の車

包み隠さずドンドンアップの窮境を伝えていたので経営陣は理解をしてくれてはいましたが「高額の投資」となると中々話は進みません。

ただ創業社長だけはテンションが別で電話をかける度に
「アキ 大丈夫だ 俺はわかっている。うちは所帯がデカいし、監査法人やら会計士やら色んな奴らがごちゃごちゃウルサイ」

「俺が必ず社内調整して来年までには数十億円単位の投資を約束するから」と。。。

一方で僕は来年の数十億円ではなく目先の数千万円が足りないために
潰れそうなので必死 😱😱

「イヤ その気持ちはありがたいけど僕は来週3000万なければ会社がつぶれるからどうにかして~」っと泣きつきました。🙏🙏🙏

そしたら「わかったアキ 本体から直接お金を出すのは今、難しいから
インドに行ってくれ。」

「インドに行ってグループ会社の社長に会いに行ってくれ。俺が話を通しておくから」っと

その時、僕自身の心境としては、「エ~インド~? しかも初対面のインドの社長にお金貸してって言うの???」って感じでしたが切羽詰まっている
僕には悩んでる暇もなく即行 インドの北に飛び立った。

インドのグループ会社(実はそれほど大きな資本関係ではないことが後から発覚)に行って社長に出会った時 その社長の印象は
「エ~お前マジで来ちゃったの~」って感じで本体の社長が若干説明しておいてくれてはいたものの、そこはやっぱり大会社の創業社長
まったく細かいところは伝わっておらず。

そっからまたクソ早口なインド英語でまくし立ててくる社長をかわしつつ
その倍のテンションとへたくそな英語で唾をまき散らす勢いで
事業プレゼンをした結果、なんと意気投合し、その場で3000万円の
融資が決まった。

帰りの飛行機の中で安堵はしていたものの
俺ってなにやってんだろ? しかもホントにこんなことあるんだな?」
って当時の日記に書いてありました。

マー色々と書きましたが失敗も奇跡もまだまだ出てきます。

*アメリカの会社を強制送還くらって潰したし
*M&Aコケて悪徳ファンドの傘下になる前日に初対面の事業会社さんが 7000万円貸してくれたり
*同業の上場会社の社長に泣きついてドンドンダウン2店舗を数日中に 買ってもらったり
*東北の地震でつぶれそうな時もシンガポールの華僑の社長に 助けてもらったり
*今を時めくZOZOTOWNにもとてつもない支援してもらったし
*違う同業の上場会社に海外進出支援コンサルやるって名目で 投資してもらって前日で倒産回避したり

あまりにもありすぎて何が失敗でどれが奇跡かもよくわからなくなってくる
これまで上げてきた「事件」は、漫画でも中々ないレベルだと
思いませんか?

こっからチョッと支離滅裂ですが心の内を「ゲー」っとさらけ出すと
こんな感じ

おかげさまで「毎日が祭り」です。

まるでサーキットみたい

楽しい人生とはなにか?

最近わかってきたような気がする

上って下って、減速してカーブ曲がって

平均ラップが早ければ早いほど、コースの変化が
多ければ多いほど、リアルな死とも向き合いながら

やめられない、とまらない かっぱエビせん

ドキドキする

たまらなくスリリング

人生意気に感ず

なにが伝えたいかって?

最後の1秒でもなにがなんでもあきらめない🤞🤞🤞

なんなら心臓止まっても幽体離脱するし😇😇😇

だが、お金という現実は待ってはくれない

お金は血液だから止まったら死ぬから

心臓も止まったら死んじゃうから

でも止まっても電気ショックで蘇生させるし

僕にとってドンドンはそれほどまでに大事で

なにがあっても諦めない

「なにがあってもって所」に価値があって

「なにかあったらは」考える価値もない

最後の1秒なんて言葉も必要ない

目の前の1秒を全力で勝つ

(サンク ゴッド!)

神様ありがとうございます。😇😇🙏🙏

(ちなみに英語的にはサンクス ゴットとは言いません)

イヤーいいことあるね

がんばってると絶対応援してもらえるんだよな

いやマジそーなんだよ

絶対だぜ絶対

ギリギリギリギリのところであきらめないでがんばる
必ず神が君臨する

不思議なぐらいだ

僕は、特定の神様を崇める習慣は、ないが
空の上のえらい人お願いしますって
いつも神頼みは、してる

「神様、もうちょっと前に降りて来てよっ」て思うけど
絶対に降りて来てくれない

いつもがんばってがんばって、のたうちまわって
無理ー ってところを何回も超えて、絶対に
あきらめないで戦ってるとギリギリのギリって
タイミングに必ず応援してくれるんだよなー

100%の確率

狂ってますか僕?🤪🤪🤪

でも、本当に、何回も度重なる偶然の奇跡を
経験したから

確信してんですよね

ドンドンには、神様が付いてるって

絶対に社会にとって必要だから
がんばって育てろって言われてる

God is always with DON DON DOWN

なーんて🤪🤪🤪

でも本当の神降臨ってそんなドラマチックな出来事ばかりじゃなくて 
もうダメだって思って意気消沈しているときにトイレに入って貼ってあった「いい言葉」に励まされて心折れなかったりとか

 死ぬ~って気持ちがなっているときに流れてきた音楽に救われたり、
 ちょっと自分ヤバい感じかもしれないんですけど
 実はそういうのが神様からのメッセージなんじゃないかなと。

それこそ一番つらかった6年前
あるストリートパフォーマーに東京の立川駅で出会いました。

お金は、いくらでもいいです。
あなたの目を見てメッセージを書きますっていうあれです。
皆さんも一度は目にしたことないですか?

僕の目を10秒ぐらいじっと見て

筆でビャーと書く

名前以外 全くインフォメーションなしで―――――――――――――――――
昭史誰よりも強い意志をもっている不安や迷いからではなく
昭史の喜びから想いを声にして伝えれば仲間に届き想いは、
形となってゆく 前へ前へ進み行け
―――――――――――――――――――――

書いてもらった時鳥肌立った

そんで新春一発目、そのパフォーマーに町田で会った

当然、僕のことは、覚えていないし、僕も何も
言わない

そしてまた僕をじっと見て
筆をびゃーと

昭史 常識を魂でこえる男ここにあり

また、鳥肌
おーテンションあがる

おーやったろうじゃん、

そこまで言われたらさ
魂で超えてやろうじゃん

「常識」

誰が作ったんだ?

「失敗」

誰が決めたんだ?

とらわれねーよ

だって僕は、知ってるからな

魂が全てを変えるって

言葉が力くれるんだよなー

究極の倒産回避の方法?
ウーン 会社だけじゃなくてすべての困難の克服の究極の方法って?

結局のところ 「お金」じゃない!やっぱり究極は「自分の魂の状態」にある気がします。

やるべき事をやって最後まであえいだら後は天命を待つのみ

さあ今年も頑張りましょう!

☆☆☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆☆☆

プロローグ、目次、今回が本編第4話になり6回目のnote投稿です!

これからも読者の方にハラハラドキドキ綱渡り経営のリアルを

テクニックも心持もチョーリアルな僕の実体験をとうしてお伝えできれば幸いです。ラッキーにもカンボジアで行われた「ホリエモン祭」で登壇させてもらい幻冬舎の伝説の編集者の箕輪厚介さんと対談する機会がありました。

その後、出版の相談をさせてもらったところ「面白いっすね!とりあえずnoteに書いてみて」って言われた事をまともに間に受けてnote始めました。

30章以上は、書き続けてあわよくば幻冬舎で出版してもらって🤪箕輪さんやホリエモンさんに帯書いてもらえるようにがんばります!

恥部をさらけ出し倒しなのでフォローやスキもらえると癒されます

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