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パッシブハウスに住もう②



前回のnoteではパッシブハウスの良さと、定義について
簡単にお伝えしました。

今回は、具体的にどういう設計で自然エネルギーを利用するのかを
私なりにお伝えします!


パッシブハウスにするためには
Ⅰ 断熱・気密の高性能化
Ⅱ 日射遮蔽(主に夏場)
Ⅲ 通風
Ⅳ 日射取得(主に冬場)

が、必要です。


今回は

日射をコントロールするにはどうしたらいいのか

についてお話したいと思います。


ご存知の方が多いとは思いますが
日本では、季節によって太陽の高さ(太陽高度)が変わります。

夏は約80°、春と秋は約55°、冬は約30°の高さです。

夏の日差しを遮り、冬の日差しを入れる事が
パッシブハウスにするために大切なのですが
つまり!
大きな南の窓には、大きく軒を出すことで
冬の低い太陽の光をいれつつ、夏の高い太陽の光を遮ることが出来ます。

もしくは、軒を出すことが出来なくても
窓の外にサンシェードやブラインドを付ける事も有効です。

ここで気をつけていただきたいのは
サンシェードやブラインドは、窓の外に必ず付けてください!!

室内のブラインドも無意味ではありませんが、
いったん室内に熱い空気が入ってしまうので、効果が半減してしまいます。


他にも、窓の外にツタのような植物を植えて
グリーンカーテンにするのも効果的です。



通風については、長くなりそうなのでまた次の機会に書こうと思います。


少しの工夫で、快適で環境に優しい暮らしが実現できます。

どんな季節も、家に帰るのが楽しみになるような
マイホームが欲しいですね。



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