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家に掛かるお金について考える


最近、「老後にウン千万貯金しないといけない」

という話が話題になりました。

実際、そこまでの貯金は非現実的ですし

しなくてもいいなんて話もあったりしますが

やはり貯金は出来るだけたくさんしたい!と考えるのが普通です。



家を建てる方が絶まず考える事の一つが『資金計画』です。


家は一生で一番大きい買い物、という方が大多数でしょうし

かなりの確立でローンを組んで何十年も支払ってゆくもの。

例えばいま、ご夫婦二人共働きで少し余裕があるとしても

今後、子供が生まれて大学までいかせてあげたい!とか考えると、

そんなに高い家は建てられないですよね。



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家にまつわるコストは大きく分けて3つあると考えています。

①土地や建物の費用

②メンテナンスに掛かる費用

③光熱費

です。

多くの方は①のイニシャルコストに目が行ってしまい

②、③のような建ててからのランニングコストの事は

考えていなかったりします。

高断熱住宅のイニシャルコストは、決して安くはありません。

色んな職人の技術や性能のいい資材が必要だからです


しかし

暖めたら冷めにくい、

魔法瓶のような住宅する(=高気密高断熱住宅にする)事で

特に冬場の暖房代が格段に抑えられます。

(夏場は日射などで室内が暖まりやすいこともありますが、

設計の工夫で夏の冷房代も抑えられると考えています。)


安く建てられるけれど

冷房や暖房がないといられないのでランニングコストがかかる家に住むのか

家の本体代は高いけれど

最小限の冷暖房で快適なのでランニングコストが抑えられる住宅に住むのか

家の本体代でローンを組んだ場合は

どちらもそんなに差がないのではないかと思います。


もちろんそれぞれの方の考えもありますし

やはりこれからどうなるかわからないこの日本で

高いローンを組むのが怖いという気持ちは痛いほど分かりますので

どちらがいいのかは私が言えることではありませんが


何のコストを重視して、どんな暮らし方がしたいのか

(高気密高断熱住宅で出来る暮らしについてはこれまでのnoteをご覧ください。)

家の資金計画をするときに

少し考えてみて欲しいことです。



ちなみに補足として

冬、家の中で着る半纏やもこもこ靴下、分厚い毛布が

いらなくなるという話もありますので

わずかですがそのコストも抑えられえるかもしれませんね。




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「冬は暖かく、夏は涼しい家」 

高気密高断熱住宅を広めるための活動を行っています。

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岐阜の工務店、(株)エムズアソシエイツで、高気密・高断熱の家つくりを広めるための活動をしています。 私たちが作れる家の数は限られているので、一人でも多くの方が快適な家で幸せな生活を送ることが出来るよう、有益な情報を発信していきます。