日本の住宅はおくれている!?
突然ですが日本の住宅は、先進国の住宅事情と比べて遅れていることをご存知ですか?
まず、住宅の省エネ基準が、先進国は適合する義務があるのに対して
日本は努力義務で守る必要がないということに問題があります。
そもそも住宅の省エネ基準とは、
住宅の断熱性能や住宅設備のエネルギーの効率性などを対象として一定の基準を設けており、
簡単にいうと、この省エネ基準が満たしていれば
「環境負荷の少ないエコで快適な暮らし」ができるというわけです。
また、他の先進国はこの基準を満たしていないと建築許可が下りないのに対し、日本はこの基準を満たしてなくても建築許可が下りてしまうのです。
そのため、先進国と比べて日本は、性能の悪い家がいっぱい作られてしまうのです。
性能を比較する上で、分かりやすいのは「窓の性能」です。
先進国のほとんどは(韓国、アメリカ、ドイツ、イギリス、フランス)
樹脂が使われている窓の割合が60パーセントなのに対して、日本はたった17パーセントしかなく、ほとんどはアルミが使われています。
そして、なんと樹脂はアルミの1000倍の断熱性能があります!
ここでは例として窓をあげましたが、
窓以外にも日本は他の先進国と比べて、住宅や住宅設備の性能が低いという現状があります。
このことに危機感を感じ、日本は2020年度に省エネ基準の義務化を予定するも見送りとなってしまいました。
なぜ日本は先進国と比べてエコ基準がゆるく、住宅の性能が悪い家が多いということになってしまったのでしょうか?
理由はまた今度記事にあげるのでぜひ見てください!
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