成功するためには

○最悪の原因帰属(考え方)
失敗した時は、自分の能力のせいと考える
成功したときには運や課題の難易度(外部の原因)と考える

この考え方は成功しても自信がつかない、やる気が高まらない
失敗したときはやる気や自信が大きく損なわれる

○最良の原因帰属
成功したときは自分の能力のせいと考える
失敗したときには努力のせいと考える(努力や工夫が足りなかった)

成功したときは自分の能力のせいと考えると鼻高天狗になってしまうことを危惧している人は

努力が実った

と考える

確かに難易度が高すぎて到底成功が無理な原因が外部にあることもあるが、それでも努力や工夫が足りなかったと考える。

【ジーパンをはく中年は幸せにはなれない/津田秀樹/アスキー新書 より抜粋】

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子供の頃にはやれ笑っただのしゃべっただの食べただの、ハイハイした、立った、歩いた、ウンチした事まで一つ一つに大人(両親や親戚)は喜んでいたのが、できるのが当たり前になり、親によっては成績が良い事が喜びになり、成績が芳しくないと怒られ勉強しなさいと言われ・・・・・

大人になると就職したら仕事でミスすると注意され、仕事ができてやっと一人前、おおよそ褒められる事はない。

そう、大人になるとほぼ、褒められる事はなくなる。むしろ注意されることばかり。
だからといって必要以上に自分を責める必要はない。成功しても褒める人などいやしない。だから自分で自分を褒める。失敗は反省し、次は同じ失敗をしないように創意工夫をして努力し続ければよい。そして同じ失敗を繰り返さなくなったらそんな自分の”努力”を褒め称えてあげよう。

そんなことで自己肯定感は上がっていく。


実はこれ、鬱から快復するために片っ端から読んだ本の共通項。流れで片足突っ込んだ某宗教、仏教土台の、その仏教の教えにもあったこと。
以前にさらっと(多分)書いたけれど、仏教はこういう幸せになるための考え方の土台にたどりついて、それを、教え広めたかったのではないかと思っている。仏教は宗教ではなくて哲学だといわれる所以ではないだろうか。



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