そして新たな物語が始まる

お見合いサイトで知り合った5人に個別に会って、一回会ってやめた人が一人。三回くらい会ってやめた人が2人。最終的に2人残った。

どちらと本格的に(結婚に向けて)付き合うか結構悩んだ。

...で、今の主人に決めた訳ですが、すぐに結婚に向けて動き出すかと思ったら、そこから籍入れるまで3年費やすという、おいって感じです。

ここに私の誤算その一:お見合いはその結婚前提という性質から、出会ってから結婚するまで1年未満が多い、という情報が入っていた

ので、すぐに結婚に向かうかと思ったらいかなかった

誤算2:主人の家庭の事情、要介護のお母様がいた事

バツイチの男性の結婚に対する心理、次の結婚は慎重を期す

という事が誤算だったのです

まあ主人の性格と仕事も大いに関係してると思いますが。

一時期は(結婚相手はこの人じゃないのかも)と思った時もありましたが、こうやってなんやかや10年以上経ちました。

と言う事で

鬱から回復するまでの話は一旦ここで終わりにいたします。

私の物語は続くのです。

鬱導入から一気に落ち、一番きつかった年の年末に、やっとの思いで書いた年賀状。それは前にも書いた通り、死にたいというより自分の存在を消したいという思いだったので、毎回出している年賀状が今年は届かない、何かあった?という事態を避ける為に絞り出すように書いた年賀状なのです。

お見合いサイトに登録したのは春だったから、その年明けの年賀状ですね、書いた時の干支で、はたと三年経ってるって気づいたんです。あの絞り出すように書いた年賀状から。

だから三年くらいあの暗闇でもがいていたんだなって思ったんです。寒いも暑いも何もあまり覚えてないんですよね、ホントに。

そこそこ漫画も読んだし、小説も読んだ。その都度、こういう人になりたいだとか、こういう人生云々だとか思ったりしたけれど、今大概の主人公は私の年齢のずっと下。何の話も最終回があって、そこで、大概の物語は終わるけれど、私の物語は終わらない。それは死ぬまで紡ぐもの。

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