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JCS Best16 ロストカイオーガ

始めまして、ダル(@DAL_pokeka)と申します。普段は滋賀県でポケカに励んでおります。Twitterにも載せてはいますが自己紹介もかねて今シーズンの成績を以下に記します。

<シティリーグ>

S1 レジギガス 優勝
S2 レジギガス 予選敗退(csp16ポイント)
S3 赤ロストカビゴン ベスト4
S4 ロスザマカイオーガ ベスト8

<CL・JCS>

CL京都 レジギガス day1 7-2 day2 4-1 (51位)
CL愛知 赤ロストカビゴン day1 7-2 day2 2-3

JCS    day1 ロストカビゴンカイオーガ 7-2
               day2 ロストカイリューカイオーガ 3-0
    本戦①8位通過で本戦②(決勝トーナメント)
    本戦② 一回戦敗退


競技としてポケカに挑んで1年、最後の最後でJCSでBest16になることができました。
今回はそのJCSで使用したロストカイオーガについて解説をさせていただきます。

day1 ロストカビゴンカイオーガ
day2 ロストカイリューカイオーガ

環境予想

day1とday2でTierに変化が生じると考えたためそれぞれ記載していきます。

day1

Tier1 サーナイトex ロストギラティナ 
    ロストバレット アルセウスギラティナ

Tier2 ミュウVMAX ルギアVSTAR
          パオジアンex 
   リバーサル型ミュウツーVUNION 
    
Tier3 ミライドンex ロストヌメルゴン

多少の差異はあると思いますが競技プレイヤーが考えるTier表になると思います。
しかしながら、Tierが分かれているとはいえ環境分布に突出して多いデッキがないこと、デッキ同士に相性があることから構築と練度を洗練すればどのデッキでも予選抜けできる印象を持ちました。

day2

Tier1 ロストギラティナ ミュウVMAX 
    ルギアVSTAR アルセウスギラティナ

Tier1.5 サーナイトex ロストバレット
    
Tier2 パオジアンex ミライドンex

day1からいくつか変化しています。Tier1に君臨するデッキの条件として

①序盤から高火力が出せる
②序盤から仕掛けられる
③最低限の耐久力を持つポケモンが採用されている

これらを満たすデッキではないかと考えました。
また①~③に共通する考えとして序盤にサイドを先行できるデッキが強いことになります。
これはBO3の3戦目は時間が足りずに途中決着になるケースが発生した際、先行逃げ切りが強いと予想したためです。

<ミュウVMAX>
後1メロディアスエコーを撃てる他、先2ボステクノバスターでテンポを取れるため①と②を満たす。

<ロストギラティナ>
後1アビスシークから返しの番で一部攻撃(おとぼけスピット、トリニティノヴァ)を耐えて切り返せるため③を満たす。

<ルギア>
先2アッセンブルスターからそれなりに火力を出せるポケモンを起動できるほか、後1かぜよみの返しの番に一部攻撃を耐えて切り返せるため①と③をみたす。  

<アルセウスギラティナ>
先2雪道ジャッジマンで序盤のアドバンテージを取れるほか後1トリニティチャージで返しの番に一部攻撃を耐えて切り返せるため②と③をみたす   


次にTier1.5について解説します。サーナイトexとロストバレットがTier1から下がった理由も述べていきます。

<サーナイトex>
このデッキが一番BO3に向いてないのではと考えTierを下げました。大きな理由として以下の二つが挙げられます。

(1)試合が決着するまで時間がかかる
(2)序盤にサイドを先行しにくい

難易度と逆転性が高いデッキである以上BO3の三戦目で不利を取る可能性が一番高いのではないかと思われます。

<ロストバレット>
採用するアタッカーによっては①は満たせるもののサイドを先行して逃げ切れるかというとTier1よりは難しいと考えてこの位置につきました。


ただこれらTier1.5も構築や立ち回りを工夫すればTier1とも十分に戦えると考えています。    


ロストカイオーガの強み

強みとしては以下の三つが挙げられます。

・アクアストームで一気にサイドを取るためナンジャモやツツジのケアがしやすい点

・ボスの指令を使用する必要がない点
 (アクロマの実験を打ち続けられる)

・一回の攻撃(アクアストーム)でサイドを一気に取れるため貯める動きができターンに余裕がある点

ロストデッキにおいて手札の強さはそのまま出力の強さに直結するため手札干渉をケアしながらアクロマの実験を撃ち続けられるのはこのデッキ特有の強さになります。
また特定のデッキ(例 ミュウVMAX、ミライドンex)に対してはターンに余裕が生まれるため多少の遅れが許容されるのも強い点です。 

以下有料部分になります。
有料部分ではday1とday2それぞれ使用したデッキの解説をしていきます。
         

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