自分の外側に目を向けたら

なんだか今日は"自分そのもの"をちゃんと認識できた気がする。

ずっとずっとずっと自分のことがよく分からなくて。思ってることとやってることが違う。言いたいことと言ってることが違う。頭の中では完璧にイメージできるのに実際にやろうとするとできなくなる。なんか違う、なんかズレてる、こんなもんじゃない…と思いながらも具体的にどこを直せばいいかもわからなくて。

いつも周りを通してじゃないと自分を見ることができなかった。何事も比べないと自分の位置がわからなかった。周りを見てからじゃないと自分の行動を決められなかった。いい意味では自分を客観的に捉えてるといえるのかもしれないけど、あまりにも自分を客観視しすぎていた。

自分って何なんだろう。
本当の私はどこにいるんだろう。

でも、これまでは自分の心の内側ばかり見つめてきたのかもしれないって思った。嘘みたいな話だけど自分が実際にやっていることや言ってることを認識できていなかったんじゃないかって。

だから、今日一日、自分の外側を意識してみた。

自分の話す言葉、弾いている音、見ている景色…。

そうしたら、世界が変わって見えた。

この世界に私は生きてる、ちゃんと存在してるって思えた。すごくふわふわした気持ちで生きていたのに急に視界がクリアになった。

初めて、心から、生きてることを実感できた。

私ってこんなふうに話していたんだ、弾いていたんだ、見ていたんだ。

自分のイメージや理想、信念みたいなものが強すぎるあまり、それに頼ってそれだけを見つめて生きてきたんだなってことに気づいた。それは私の中でとても大事なものでこれからも大切にしていきたい。でも、もっと私が"実際に"していることにも目を向けなければ。

少しずつでいい、どんなことでもいい。ただ私が"今"生きてるって実感できることを増やしていこう。

そんなことを思って見上げた空が美しかった

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