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メディアのInstagram活用法をまとめてみた#マーケティングトレース

はじめに

WebメディアにおけるSNSの重要が増してきています。SEOで上位に検索されるだけでなく、人を介して紹介されたり、SNS上で話題になったりすることでより多くの人にコンテンツを届けられるようになっています。

特にSNSは重要な役割を持ち、メディア自体のブランド構築やコンテンツのデリバリーには欠かすことのできない媒体になっています。メディアと相性が良いSNSといえば、テキストベースのTwitterやFacebookが主流と思われがちだが、媒体によって興味深い活用法をおこなっています。

以前、個人Twitterで新R25のInstagramについて取り上げると少しですが反響がありました。

そこであらためてWebメディアとSNSの活用法をリサーチし、特にInstagramについてトレースしてみたいと思い立ちました。

早速、見ていきましょう!!

新R25**

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概要
株式会社Cyber Agentの子会社、株式会社 Cyber Nowが運営するメディアです。「若手ビジネスパーソンがこれからの時代を生き抜くためのバイブルです。楽しく学べるインタビュー記事を通じて、成長意欲の高いビジネスパーソンの自己投資を応援します。」
をコンセプトに著名人のインタビューや新刊の書籍紹介をおこなっています。名称になっているように、20代の若手ビジネスパーソン向けのメディアであるため、記事の構成や書き方も読みやすく、キャッチーなトーンになっています。

各SNSの現状と活用法は以下の通りです。

Instagramの活用法
TwitterやFacebookに比べるとInstagramのフォロワー数は圧倒的に少ないです。投稿頻度も多いわけでなく、インタビュー記事が公開される前日のみの投稿です。
しかし、統一感ある投稿になっています。インタビュー記事が充実している新R25ならではの投稿といえます。それぞれでインタビューに登場する名言が紹介されており、記事を読まず、投稿を見るだけでも参考になるコンテンツになっています。まさに新R25の紹介文に記載されている「スキマ時間で気軽に読めるコンテンツ」といえます。



News Picks

概要
株式会社News Picksが運営するメディアキュレーションアプリです。Webメディアの記事をキュレーションするだけでなく、編集部によるオリジナルコンテンツやピッカーと呼ばれるユーザーのコメントが閲覧できる。ビジネスパーソンなら知らない人はいないアプリといっても過言ではないでしょう。

各SNSの現状と活用法は以下の通りです。

Instagramの活用法
新R25同様、投稿頻度はそこまで多くありませんがオリジナルコンテンツの要約を完結にまとめた内容をスライド形式で投稿しています。NewsPicksのブランドカラーを基調に投稿が統一されており印象つけられます。
NewsPicksのアカウントで注目すべきはストーリーズのハイライトです。人気動画コンテンツTHE UPDATEやWEEKLY OCHIAI,HORIE ONEのダイジェストを投稿しています。
NewsPickのキラーコンテンツとも言える動画コンテンツに触れる機会を作り、アプリまで誘導する導線を作っています。若い世代にリーチするという意味では非常に有効と思われます。

Forbes Japan

概要
世界40ヶ国で展開するグローバルビジネス誌「Forbes」の日本版として、2014年6月に新創刊された雑誌です。世界最先端の情報を発信しています。海外の情報を集めるならまずは目を通すメディアでしょう。

各SNSの現状と活用法は以下の通りです。

Instagramの活用法
Forbes JAPANで取り上げた著名人の写真を投稿しています。記事の紹介というよりもForbes JAPANの世界観をInstagram上で表現している印象をうけます。直近では動画の投稿もおこなっています。上記の2つのアカウントとは異なり、Instagramの投稿で完結するコンテンツというよりもWebサイトへ流入するきっかけ作りという側面が強いです。

特別編

BUSINESS INSIDER(アメリカ版)

Instagram活用法
アメリカ版のBUSINESS INSIDERはInstagramで興味深い利用をしています。投稿するコンテンツはすべてIGTVの動画すべてIGTVになっています。動画を投稿するSNSとして利用しているようです。Instagramを活用しているメディアが多くない中、IGTVまで活用しているのは流石です。動画コンテンツを配信する際に、短い動画はInstagram、長い尺はYouTubeと分けてしまうと、ユーザーにとってはストレスです。さらに、せっかくInstagramでメディアに興味を持ったユーザーも他のアプリに移動すれば離脱するユーザーは多いでしょう。Instagramでも長い尺動画を投稿できるIGTVを利用すれば、その懸念は防げます。動画コンテンツに力を入れられるメディア独自の活用法です。

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まとめ**

メディアと親和性の高いSNSはTwitterとFacebookでしょう。
テキストメインで、投稿にURLを記載できることや拡散性が高いことから積極的に利用されています。しかし、Webメディアといえども動画やビジュアルで訴求することが重要になってきます。
今回取り上げたような有名メディアはInstagramやYouTubeで画像によるブランド構築や動画コンテンツの配信に力を入れ始めているようです。

今後もビジュアルメインのSNSとメディアの関係性に注目ですね。


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