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【197位】CL横浜DAY2 ロストギラティナ【全文無料】

どうも、レゴです。
今回CL横浜に参加してきて初のDAY2進出、最終順位197位になることができたので久しぶりに筆を取ります。
大した文を書くわけでもないので毎度の如く全文無料にします。投げ銭だけつけるので健闘を讃えてやるよという聖人様はよろしくお願いします。次回のCL京都の資金の足しにさせていただきます。

使用デッキについて

早速ですが今回使用したデッキはロスト軸のギラティナVstar、いわゆるロスギラです。
黒炎の支配者で登場した悪テラスのリザードンexにかなり強いということで、大会前かなり注目度の高かったデッキですね。Tierランクをつくるときに最上位におく人も多かった印象です。

僕個人としてもここ数ヶ月かなり使い倒しており、練度もかなり高まっていた&環境的に強いならめちゃくちゃアドじゃんということで、直近3週間ほどの大会もほとんどロスギラで参加。

ヒワマキ杯 7勝1敗 準優勝
ボックス争奪戦(遊ingさん) 3勝1敗
トクサネ杯 3勝1敗
さつまCR予選(Pocket Hobbyさん) 3勝1敗
さつまCR予選(カードボックスさん)4勝1敗

上記戦績のうち2回の負けは一緒に調整していたJusticeにミラーマッチで負けたもので、デッキとしての純粋な負けは3回と言えるかなと。

その他ジムバトルやらなんやらを合わせても8割くらいの勝率を保てていたので、構築を詰めていけばかなり高い確率でDAY2を狙えると思っていました。

ということで詰めたデッキがこちら。

DAY1使用

特徴としては
・マナフィなし
・ギラティナV4枚
・水エネ3枚
・ポケギア2枚

まずはマナフィなしの部分から。
簡単に言うと月光手裏剣を使ってくる相手(ロスギラ、パオジアン等)に対してはキュワワーを1体しか使わないからマナフィはそもそも不要ということです。ここは最近BUさんという方が公開していたnoteを見るのが1番いいので、そちらをご確認ください。有料ですがかなり有益なので購入をおすすめします。

次にギラティナV4枚。ギラティナVが3枚しかないリストをよく見かけますが、個人的にはありえません。だってギラティナは3体使うんだから。3体使うなら4枚採用するのは当たり前の話。
1枚もロストゾーンに送ることが許されない上に、サイドに落ちた場合なども考えると3枚でどうやって戦うんですかと。
すごいつりざおで使い回せばという意見も論外です。ロスギラにおけるすごいつりざおは貴重品です。それをギラティナに割くのはできるだけ避けたいです。
従ってギラティナVは4枚。ブレちゃいけない(自戒)。
これもBUさんのnoteに書いてるので読んでください。

次が水エネの枚数について。
2023年S4のシティくらいから2週間前くらいまで、ずっと僕は水エネを抜いた構築を使ってました。
理由は簡単で、ロストミラーやサーナイトなど、手裏剣を打ちたい相手がみんなマナフィを置いてきて、かがやくゲッコウガの月光手裏剣が通ったためしがないからです。

水エネを抜くメリットはプレイがわかりやすくなることと、1枚分枠を生み出すことができることです。

超4草3水3の基本エネ合計10枚を超5草4の合計9枚にできるので、枚数を確保したい頂への雪道などを追加で採用できます。基本エネの総数が減ることはプレイの難化につながりますが、その分エネルギーの種類が減れば総合して難易度に影響はほとんどない印象です。

水エネ2枚の基本エネ合計9枚の構築もありますが、1枚でも水エネがサイド落ち、もしくはロストに送ってしまうと月光手裏剣を起動できないうえ、マナフィのせいで手裏剣の通りも異常に悪いのであれば、いっそ水エネは採用しないほうが、隙があるのに手裏剣をうてないデメリットよりも、ギラティナやヤミラミの技を使いやすくするメリットの方が大きいと僕は考えます。

2枚でも全然手裏剣撃てるやんっていう人ならそれはそれでいいのでしょう。僕は2枚じゃ撃てないし水エネは諦めていいと思っていました。

しかし、CLまで1,2週間くらいのタイミングで一気に意識せざるを得なくなったデッキが出てきました。
ミライドンとルギアです。
これら2つのデッキとの対戦はサイドレースがシビアになりがちです。ギラティナVを220ダメージで比較的簡単に倒してくるためアビスシークも使いづらく、勝率があまり安定しませんでした。

そのため、この2デッキに手裏剣をしっかり撃ち込むために水エネを3枚採用することにしました。
ルギア相手はアッセンブルスターで出てきたアーケオス2体に90ダメージを与え、ヤミラミのロストマイン6点ずつでまとめて気絶させたり、ミライドン相手ではモココを倒したりライコウやライチュウを90+ウッウのおとぼけスピットで倒せたりと、非V,exのポケモンで合計180ダメージを与えられる月光手裏剣はサイドレースにかなり余裕を生んでくれます。
ただし勇気のおまもりには要注意です。

どちらのデッキもマナフィを採用しないがちなので、手裏剣は撃てれば大体通るのもいいポイントですね。
基本プランとするにはややハードルが高いルギア相手はともかく(泣)、ミライドン相手は戦術の幅も広がり、勝率もある程度高められたと思います。

付随して基本エネの枚数を増やす形になったので、CLという長丁場においてエネルギーの管理もやりやすくなる効果も期待できました。

最後にポケギア2枚について。
ここがかなりお気に入りのポイントです。
ロストギラティナの評価として、「アクロマの実験を使えなくてもアビスシークが使えるから強い」というのをよく聞きますがそれは間違いです。
「アクロマと合わせてアビスシークが使える」から強いのです。

仮に後攻だったとして1ターン目にはなえらび、アクロマ、アビスシークでロストが5枚。次のターンのアクロマでミラージュゲートが使えるようになり、ロストインパクトを使えば、あとははなえらび1回でロストは10枚に到達します。
このロストが溜まるテンポを確保してるのはアクロマの実験に他なりません。当たり前のことを言うようですが、アビスシークがあるとは言え「アクロマを使えなければ勝てない」というのが結論です。

アクロマの実験の使用率が勝率に直結してくるということであれば、アクロマに触れる札を増やすことが超重要になってくると判断しました。
ロストギラティナでポケギアを1枚だけ採用、もしくは1枚も入れないデッキが多いですが、ここをなんとかして2枠確保することで飛躍的に安定感が増し、それに比例して勝率も高まったように感じます。

アクロマに触りやすい構築になったことで、先攻のメリットは元々あまりなく、後攻のほうが安定した展開を見込めるということでじゃんけんに勝ったときは後攻をとりました。
(DAY1の上位卓を見てみるとミュウ、ミライドン、ルギアが想像以上に多く、これらのデッキには先攻を渡せないので、急遽DAY2からはじゃんけんに勝ったら先攻をとることにしましたが。)

終盤にボスの指令やツツジなども的確に使いやすくなるのもよかったですね。
ナンジャモやジャッジマンなどの手札干渉に対する耐性が上がっているのもGood。

これは是非試してみてほしい部分です。世界が一気に変わりました。

当日のマッチング(DAY1)

  1. サーナイト 後⭕️
    デッキ相性として、個人的にはロスギラvsサナは分かり手のサナ相手はギラティナ側が不利だと思っています。そして相手は初戦からなかなかの分かり手だったので、ゲーム序盤から負けを覚悟しました。先攻2ターン目のミラージュステップでキルリアが2体しか出てこなかったのが非常に大きかったと思います。マナフィを置かれなかったので手裏剣を打ち込みたいところだったのですが、パーツが揃わず。仕方ないので丁寧にサナラインを削りつつロストを溜め、雪道+ツツジでなんとか捲りました。運が良かったと思います。

  2. 雪道ミュウ 後❌
    ギラティナを複数体まとめて置きたかったけれど上手く立てられず、プチプチされ続けて捲れない差がついてしまい、敗北。
    1ターン目にポケギアでなにもサポートが当たらなかったのが激痛でした。
    ミュウに先攻を与えちゃいけないけれど、ある程度割り切っていた相手に2戦目からいきなり当たったのは不運というのか、考えが甘いというのか。恐らく後者でしょうね。

  3. サナ 後⭕️
    分かり手のサナ相手は不利ですが、そうでないなら有利です。手札干渉に負けずロストマインの連打もできたので比較的楽に勝てました。

  4. アルギラ 後⭕️
    ジャッジマンに手札をぐちゃぐちゃにされて、180食らったギラティナで仕方なくアビスシーク。前のギラティナを倒された返しに相手のアルセウスをロストインパクトで突破するものの、相手のギラティナもロストインパクトでカウンター。残りサイド4-2の状況でこちらはギラティナが置けておらず、盤面から後続がいなくなって負けたと思いました。
    しかしお相手が2エネしかついていないアルセウスを前に出して後ろのアルセウスに手張り。そのターンは攻撃ができず、それまでにエネルギーもかなり減っていたので、その後2,3ターンの猶予が生まれ、なんとか逆転。
    有利マッチなのに雪道は張れないし、初手のジャッジマンから窮地に陥るしで今回のCLはこんな感じで終わりかと思いましたが、そんなゲームを捲れたその日の自分はかなりツイてると感じました。おかげでその後のゲームもかなり集中できたし、大きなターニングポイントだったなと改めて思います。

  5. ミライドン? 後⭕️
    お相手メリープ手張りエンドに対して後攻1ターン目のおとぼけスピットでタネ切れで勝ち。キュワワースタートや最初のドローでアクロマの実験を引くなど、ようやくここで上振れがきたなと精神的にも助かりました。

  6. 白ルギア 後⭕️
    先攻1ターン目、お相手はルギアを置けずカビゴンに手張りをしてエンド。その隙にアクロマやらアビスシークでロストを溜め、アッセンブルスターに合わせて手裏剣を撃ち込むことに成功。ロストマインでアーケオス2体を回収、その後もテンポを保って殴り切って勝利。
    初手で雪道まで引き込めたらより楽に勝てたろうにとは思います。

  7. ミライドン 後⭕️
    ツツジで手札を流しつつ手裏剣やらロストインパクトやらでエネのついたポケモンを倒し続けていたら1ターン貰えたので殴り切って勝利。

  8. ミライドン 後❌
    後1アビスシークの返しにミライドンにギラティナを取られ、気合いでロストインパクトで返すも、モココを2体立てられ、手張りとエレキダイナモ2回でミュウexにギラティナを倒される。ロストインパクトの効果でミュウについた2エネをロストに送ったため、モココを両方倒せば1ターン貰えるかもと思いツツジ+月光手裏剣を撃つも、残っていた森の封印石からキバナ+手張りで月光手裏剣を撃たれ、後ろのキュワワーを2体取られて負け。

  9. アルギラ 後⭕️
    お相手初手ギラティナに草エネを手張りしてエンド。ミラーだと思い、後攻が有利と思っているしミラーマッチには自信もあったので、ようやくきたかと意気揚々と不要な雪道を雑に張ったりロストに送っていたら、後からアルセウスが出てきて失敗したところではあるが、お相手の動きがそもそも渋く、テンポを保って勝利。
    アルギラかロスギラのどちらにせよ基本的に有利な対戦だったのは変わりないので、予選の最後にこういう対戦がてきたのも非常に運がよかったかなと思います。

という感じで初のDAY2進出。前回参加した愛知CLでは最終戦で負けてしまい、6-3で惜しくもDAY2に届かなかったので、今回そのリベンジが果たせて本当に嬉しかったです。

使用デッキ(DAY2)

DAY1の終盤、対戦している周りの卓を見てみるとミュウ、ミライドン、ルギアが想像していた以上に多く、このままではまずいと思いミカルゲを採用して少しでもルギアとミュウに抗えるようにしようということで以下のデッキでDAY2の対戦に臨みました。

先述したギラティナVは4枚であるべきという話と違っています。どうしても抜くカードがわからなかったのです。
どうせアビスシークは使えない対戦が多いだろうということでギラティナVを減らしてしまいましたが、果たして。

当日のマッチング(DAY2)

  1. 白ルギア 後❌
    いきなりきたかと、採用したミカルゲを後攻1ターン目に出したところ、お相手が2ターン目にハイパーボールでアーケオスとネオラントをトラッシュ。ネオラント→バーネット博士からアーケオス2体出すのを阻止することに成功。アーケオスが1体のみだったので、そこを狙えればかなり勝ちに近づくところだったのですが、終始1枚カードが足りないという状況が続き、押し切られてしまいました。
    ギラティナVをもう1体出せればまだ可能性があったのですが、1枚ロストに送らざるを得ない選択がきてしまったのもあり、アタッカーが足りずに敗北。ミカルゲは活躍したものの代わりにギラティナVを抜いたことに泣く形になってしまいました。
    この時点で最高でも11勝3敗なのでオポも考えるとトナメ進出の目はなくなってしまいました。

  2. ピジョットパオジアン
    序盤テンポを取られるも雪道+ツツジで捲るつもりが、恐らく最後のスタジアムを1発目で引かれてしまい、次の雪道ツツジに届かず、ギラティナの2体目が置けなかったこともあり捲り切れず負け。ここもサイドにギラティナVが1枚落ちていたことが響き、つりざおで拾うこともできなかったのが最大の敗因です。考え方に一貫性がなくなってしまったことで負けに直結しているので猛反省です。

  3. アルセピジョットリザードン 先⭕️
    ようやく役割対象といえるデッキとマッチングしました。遅いよ〜〜!もっと早くもっとたくさん当たりたかったよ〜〜!
    雪道でフタをしつつ、しっぽミュウをおとぼけスピットで倒し、ロストインパクトを当てたリザードンとベンチのヒトカゲをロストマインで回収。最後にアルセウスを倒して勝ち。理想的なゲーム展開になりました。

  4. ロスト悪リザ 後⭕️
    DAY2からデッキを変えたので練度がイマイチで負けたと試合前に対戦相手が話していた通りで、ふしぎなアメが最後残っていたら負けていたところでサイド落ちの確認漏れのおかげで勝利。

  5. インテウーラ 後❌
    終始押されている上におとぼけスピットを当てたインテレオンにロストインパクトを打てず、仕方なくもう一度おとぼけスピット。次のロストマインで倒すしかなくなったところ絶望のモミ。サイドを1枚も取れず敗北。

以上、DAY2は散々な結果に終わってしまいました。正直なところロスギラでは環境的にDAY2は勝てないことは分かりきっていた部分もあったので、収まるべき結果に落ち着いたなと思います。

反省するところは完全にギラティナVを減らしたこと。ミカルゲの採用はよかったとしても、他のカードと入れ替えなくてはいけなかったのは大反省です。

最後に

使用したデッキの風向きが悪い中、目標としていたDAY2の進出は果たせたので、個人的には今大会はとりあえず満足のいく結果で終われました。

しかし、デッキ選択は明らかに間違えていたなと思います。ロスギラで当たりたいデッキが見るからに少なくなった環境において、他に自信を持って使えるデッキがなかったためそのまま参加することになってしまいました。
僕はたまたまDAY2まで行けたものの、同じ構築を持ち込んだ2人は4-3と0-3と、あまり奮わない結果になってしまいました。
環境の変化を敏感に察知し、デッキを変える勇気を持つことも意識しつつ、次回CL京都に臨みたいと思います。

最後になりますが、応援してくださった皆さん、練習に付き合ってくれた皆さん、本当にありがとうございました。
僕の勝ちを喜んでくれる人がいてくれることが本当に嬉しいです。
自分のいる恵まれた環境に感謝して、今後も頑張っていきたいと思います。

より詳細に書くべきことはあるでしょうが、疲れたのでこの辺で終わりたいと思います。
ここまで読んでくださってありがとうございました。

次もがんばります。またね。

※以下の有料部分は今のところなにも書いてないので、ご承知おきください。

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